正直2年7か月山の中にあったものというのを見たことがないので、ちょっと見比べるということができないのでわからないですけども、子どもを持つ親としてやっぱり子どもが履いたら靴って傷もつきますし、雨ざらしの中置いておけば痛みが出ると思うので、その程度の想像できるくらいの汚れ・傷しか無かったなと思っています。
あった場所も険しい山中だったと聞いているので、そこまでもし歩いて行ったとしたら、靴もボロボロになりますし、傷だらけになりますし、私も先日今履いている靴を履きながら山の中に行った後、やっぱりすごく泥どろになりましたし、当時捜索の時に一週間履いた靴も、やっぱり切れたり剥がれたりっていうのがたくさん出来たので、あれを履いてあの場所に行ったというのは、私としては考えづらいんじゃないかなとは思っています。

沢に向かう警察の捜索隊 4月29日

また、この間ここに来た時に自分の足で、どうしたらその場所に行けるだろうかと考えながら、もちろん規制線の中に入れないんで、場所もわからないんで行けなかったんですけども、
山を歩きながらこの斜面を娘が上って歩いて行ったのか。ここからもっともっと先まで娘が歩いて行ったのかというのを想像しながら歩く中で、やはりそれは難しいんじゃないかという風に自分の中で思ったので、私としては娘があの場所に自分で行ったという風には思っていません。そう信じたいという思いももちろんありますけれども。
なので今回、骨の鑑定が、どのような人のものかが判らなかったという報告を受けて、やはり自分の中でもともと美咲のものではないと信じたいという気持ちが強かったので、やはり、美咲のものではないとまた強く改めて信じることができました。

正直最初に警察の方から、「今回骨と美咲ちゃんの関係性が一切出てきていませんので、別の事件として取り扱っていますので、やはり別事件となるので、お母さんも一般の方ですので一切お話しできません」と言われているように、そちらに関しては一切お話しいただけていません。

(別の事件と言われた?)
はい。ただ、その骨の捜索をしていく中で、美咲のものとみられる靴や靴下が出てきたので、そのあたりのところは、やっぱり母親なので美咲ちゃんのものではないかっていうふうに確認してくださいってお願いはされました。

(右足の時には写真は何枚ぐらい見せられましたか?)
ちょっと枚数は覚えていないんですけども、6枚、7枚、8枚とかかなりいろんな個所から撮った写真を見せていただきました。

(それには名前はなかったんですか?)
そうですね、私が書いていたと思われる部分は踵の下の方だったので、ちょっとその下からのアングルの写真がちょっと無かったので、そこの確認はできていません。あとは、聞いたお話ではその場で撮った、例えば泥とか落ち葉とかを落とさない状態で撮ったような写真だったので、やっぱり汚れ等付いていましたので、はっきり詳しく見れて、私は見れてないなと、自分がです。

(次の日にもう片方が見つかっているが、前の靴からどれくらい離れた場所で見つかったとか教えてもらったりしてますか?)
はっきりとどれぐらいとか、そういったお話はなかったんですけども、私の中で気になったので、聞いたお話だと見渡せる範囲の中で見つかったというふうに伺いました。