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(史子)こんにちは。
(貴司)いらっしゃいませ。
(史子)梅津貴司さん…。はい。
(史子)やっと会えました。
秋月史子と申します。
長山短歌賞の受賞作 拝読いたしました。ああ…。
私 梅津さんの短歌が大好きです。
ありがとうございます。
時にこれ 私が作った短歌なんです。
読んでいただけませんか?
♪~
♪~
♪「公園の落ち葉が舞って」
♪「飛び方を教えてくれている」
♪「親切にどうも」
♪「僕もそんなふうに」
♪「軽やかでいられたら」
♪「横切った猫に」
♪「不安を打ち明けながら」
♪「ああ 君に会いたくなる」
♪「どんな言葉が 願いが景色が」
♪「君を笑顔に幸せにするだろう」
♪「地図なんかないけど歩いて探して」
♪「君に渡せたらいい」
♪~
(舞)うわ~… ええなあ。
大ちゃんのアマガエルず~っと見てられるわ。
(陽菜)ええよなぁ。うん。
何か不思議やけど きれいな。ホンマやな。
(大樹)もうええって。
50円ずつな。うん。
ありがとう。はい。はい。
はい ありがとう。ほな どうぞ。
ありがとう。うん。
(大樹)ほな。またな。
あ~ 私が 先 読む!気ぃ付けてな!
どうか 忌憚なきご意見をお願いします。
すごくええと思います。
例えば この歌…「今朝産みし 子を連れ水槽 巡りたるイルカは如何に 海を教へむ」。これ水族館の歌ですよね。(史子)はい!
水槽の中で 子供を連れて泳いでるお母さんイルカはどうやって教えんねやろ?
海っていう すばらしいふるさとのこと…。
発想も面白いけど それ以上に一番近くにおんのにどうしても伝えられへんことがある切なさみたいなもん感じました。
どの歌もきれいで…。
こんなふうに世界を捉える人がいてはんねんなて 新鮮で…。
ええ歌 読ませてもろてありがとうございました。
(すすり泣き)
私… ずっと一人で短歌作ってきたんです。
人に見せんの怖くて…。
だって 短歌は 私の命ですから。
それ否定されたら 生きていかれへん…。
けど 梅津さんの短歌を読んだ時この人にやったら見せられると初めて思ったんです。
その怖さ よう分かります。
けど 人に見せることで自分の世界が また広がってくんですよね。
そうですね…。
勇気出して よかったです。
梅津先生。
また 新しい短歌ができたら読んでいただけますか?
先生やないけど… 楽しみにしてます。
では 失礼します。気ぃ付けて。
あの…。はい。
(小声で)奥様ですか?
いや… 違います! そんなんやないです。
よかった。 お邪魔しました。
思ってもない質問やったから全力で否定してしもた。
(久留美)そら ちゃぶ台で仲良うお茶飲んでたら夫婦やて思われても しゃあないやろ。そやろか…。
言われて 嫌やった? 奥様ですかて。
ううん びっくりしてしもた。
けど 私も久留美も短歌のこと 何も分からへんやんか。
うん。
貴司君 話の合う仲間ができてホンマよかったなぁて…。
ん。はい。
あんた また そんな のんきなこと言うて大丈夫なん?
貴司君と秋月さんどんどん仲良うなるかもしれんで。
そやなぁ。ええの?
ええも何も… 私 関係ないやん。
こんばんは。(梅津)いらっしゃい。(信吾)舞ちゃん!
翌日からの物産展に向けて信吾さんたちがやって来ました。
(木戸)元気そうやね!はい。
あっ 親友の久留美です。初めまして。
(さくら)はえー! やっと会えた!
舞ちゃんから よう話ば聞いちょったとさ。
しっかりもんの看護師さんやろ?
いやいや いやいや…。そうです。舞。
(一太)幼なじみの舞です。
デパートの百花さん。
初めまして。(百花)よろしくお願いします。
それでは 物産展の成功ば祈って… 乾杯!(一同)乾杯!
よろしくお願いします。よろしくお願いします。
遠いとこホンマ よう来てくれはりました。
ありがとうございます。これ うめづのお好み焼きです。
(雪乃)向こうで 息子がえらいホンマお世話になりまして…。
ホンマおおきにありがとうございました。ありがとうございました。
なんのそん。こちらこそ。
今日はゆっくり飲んで食べていってください。
ああ… 今日 貴司君は?ああ 仕事って言うてました。
けど 最終日 一緒に物産展行こって約束してます。
じゃあ 会場で会えるね。はい!
(めぐみ)信ちゃん五島のどんなものば出すと?
よくぞ聞いてくれました!
ほい。かんころ餅に椿油あっ 祥子ばんばのジャムもあるとぞぉ。
こがんいっぱい… 充実しとるねえ。
百花さんがざぁまに ぎばってくれたとさぁ!
私の大好きな五島を たくさんのお客様に知っていただきたくて。
大好きかぁ…。はい!
島の皆さん 温かいですし。ほんなこって。
島でしか見られない景色も すてきで…。
およおよ 海辺の教会とか!
アコウの木も!(一太)およ!
百花さんが ここまでぎばってくれたとやったら俺らも 五島のよさばしっかりアピールせんばね!
明日からが勝負ぞ!
よ~し お客様 ざぁまに釣るぞぉ!
さくらちゃん 言い方!飲み方!
よかよか!ありがとうございます!
(雪乃)いい飲みっぷりやな。
大丈夫。・(信吾)豪さん そいが最後の一杯ですよ。
めぐちゃん。うん。悪かね さくらちゃんばよろしく。
およ 任せて。
信ちゃん。何ね。
島のこと しっかり考えてくれてるとね。およ。
あっがとう。
なんとか守らんば 俺らのふるさとやけん。
めぐちゃんも 社長 ぎばってな。
およ。 お互い ぎばらんばね!うん!(笑い声)
ばらもん凧 よか場所に飾っとるね。
ええやろ。これ ばんばから もらったやつやで。
うん。
百花さんも ばらもん凧 好いちょっとさ。
一太君。ん?
百花さんと つきおうてんの?
なんのそん!(笑い声)
でも そうなれば よかなぁて。そっか。
大阪に来たとや気持ちば伝えるためやったとさ。
百花さん ざぁまにすてきな人やもんね。
俺 やっぱ 無理かもしれん。
一太君としゃべってる時の百花さんめっちゃ楽しそやったで。
マジ?うん。
やっぱ お互い五島が好きやから話合うんやな。
おお ほんなこって 島のことやったら百花さんと何時間でも しゃべってられるとさ!
え~ 何や ええなぁ。
そう?うん。
そうやろか? そうよな!ハハハハ。
頑張って!
およ! 何か元気出てきた!
お礼に 舞の悩みも聞いてやるけん。ん?
どんな恋でも どんとこんね!
私は 何もないよ。
そうね。うん。
さくらちゃんの次や豪さんばホテル連れていかんと。
ああ せやった。
じゃ おやすみ。うん 気ぃ付けてな。
およ。うん。