大間町、返礼品のマグロ中止…漁獲量未報告業者が取り扱う

大間町、返礼品のマグロ中止…漁獲量未報告業者が取り扱う

大間町が返礼品のマグロ中止

大間町、返礼品のマグロ中止…漁獲量未報告業者が取り扱う

返礼品の大間産クロマグロのセットを紹介するカタログ(大間町提供)

 青森県大間産クロマグロの漁獲量未報告事件を受け、大間町はふるさと納税の返礼品にしているクロマグロの発送を取りやめた。返礼品のクロマグロは全て、漁業法違反容疑で逮捕された男2人が経営する水産会社2社が扱っていた。町の担当者は「返礼品が漁業法で定められた漁獲枠内で取れたクロマグロかどうか確認できないため」としている。

 町のふるさと納税は、2万円以上を寄付すると大間産クロマグロの赤身や中トロをセットにした返礼品がもらえる。町ではほかの返礼品も用意しているが、寄付者の9割以上がマグロを選ぶという。コロナ禍以降、観光客が減った一方、手軽に大間産クロマグロを味わえることから寄付は増えており、2021年度は1991件、計6214万2000円に上った。

 町は17年からこの2社に発送を委託している。現在、町のサイトでは寄付の受け付けを中止している。

 男2人は21年7~9月、町内の漁師らと共謀し、同県沖などで釣ったクロマグロ計約18トンの漁獲量を県に報告しなかった疑いが持たれている。クロマグロは資源保護のため、漁獲が厳しく管理・制限されている。

 町によると「発送再開の時期は見通せない」という。

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