3. やり直しができない場合
“イメージしていた色と違った”といった理由では「やり直してもらえない」
「色見本でチェックした色と、実際に塗った色の印象が違う」「選んだ色の塗料を塗ってみたら、イメージしていた印象の仕上がりにならなかった」など、塗装後の色について満足ができずに、やり直しを希望される方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、イメージと違ったというようなお客様の感覚的な理由で、やり直しをしてもらうことはできません。
もちろん、“自身が選んだ色と、実際に塗られている色が違う”など、塗装業者側に明らかに落ち度がある場合は、やり直してもらえますが、それ以外の、施工主側の感覚的な「イメージと違った」といった理由でやり直してもらうのは、まず無理です。
施工前に色味に関して、塗料の色見本で確認をしなかった場合は対応してもらえるかもしれませんが、色見本で指定した色がイメージと違った場合はやり直してもらえません。
色見本で選んだ際は、お客様が選んだ色で施工をしているために、業者は対応をしてくれないのが一般的です。
なので、色味に対するトラブルを回避する方法としては、大きなサイズの色見本を作成してもらったり、中塗りの際に試し塗りをしてもらうなどミスマッチを起こさない工夫が必要になります。
「どうしても違う色でやり直してもらいたい」という場合は、追加費用を支払ってやり直すしかないでしょう。追加費用としては、上塗材と工事費、すでに足場を解体している場合は+足場費用もかかります。
※塗料の種類によっては、やり直し時に塗り重ねをできない塗料もあります。詳しくは、塗装業者に相談してみてください。
4. 塗装のやり直しを考えている方へ|押さえておきたいプチ知識
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