体制を「つくる」仕事ができる。:谷川智(シニアアソシエイト弁護士)
明治大学・大学院卒。
弁護士登録後、都内の大手法律事務所に入所しました。モノリスは2所目で、2018年7月末に入所しました。
主にクライアント企業から寄せられる、契約書やビジネス自体に関するリーガルチェックと訴訟や仮処分などの紛争案件を担当しています。
この記事の目次
何も整っていないところから、体制を「つくる」仕事ができる。
私が最初に入所した法律事務所は、組織規模が比較的大きいところでした。そこでは与えられた仕事をただこなすだけで、私にとっては仕事としてのやりがいを感じにくかったので、事務所を移ることを考え始めました。求人情報サイトでモノリスの募集を見つけ、食事会や面談を経て、モノリスに移ることに決めました。入所の決め手は、私が企業法務に興味を持っていたことと、事務所自体が成長フェーズにあるために、業務のルーティンや社内ルールを自ら工夫することができる環境にあることでした。
モノリスは、クライアントも多くが「ITベンチャー企業」です。したがって、弁護士としての業務内容も、クライアントの内部体制を構築していくところからお手伝いをできるのが魅力です。具体的には、資金調達の法律面でのお手伝いや、新サービスの適法性の確認などにも関わることができます。問題が発生してからの対応だけでなく、問題の発生を未然に防ぐために先回りしてリーガルリスクを軽減していくお手伝いができる、というのもモノリスの特徴だと思います。
元エンジニア・経営経験者である代表弁護士の近くで学び、自らのスキルを尖らせることができる場所。
モノリスの特徴として「IT・インターネットビジネスに特化していること」があるのは前述の通りです。その背景には、代表弁護士である河瀬が元エンジニアで経営の経験者であることがあります。河瀬からITの知識を吸収して自らの得意分野にITの知識を掛け合わせることで、自身の成長につなげることができるのも良い点です。「弁護士だから法律のことだけわかればいい」という人が多い中、弁護士としてのスキルにITを掛け合わせることができるのは恵まれた環境と言えます。
また、河瀬の経営経験から経営者の視点を学ぶことができるのも魅力です。自身に経営経験があるからこその、「リスクがあるからやめましょう」と言うだけではなく、クライアントがそれを実現する際の想定リスクと、そのリスクを軽減する方法を考える姿勢が河瀬にはあります。その姿を近くで見ていて、私は多くを学びました。弁護士としての河瀬を特徴づけている「ITの知識」と「経営者目線」を近くで吸収できるため、やる気次第で弁護士としての自らのスキルを尖らせることができる、そんな環境がモノリスの魅力です。
初めはITの知識不要。素直に吸収し、事務所としても個人としても成長していく。
入所した際、私はITの特別な知識を持っていませんでした。業務に携わる中で吸収し、今も勉強中です。「何か新しいことをやってみたい」という想いさえあれば、入る段階ではITの知識は不要と言えます。所内の雰囲気はとてもフラットで、「雇う側」「雇われる側」の垣根が無いので、相談もしやすいです。周りに相談しながら、業務の中で直面した新しいものごとを素直に吸収していくことが出来れば、自己成長が望める環境だと思います。
何よりも、斜陽産業と言われている弁護士業界において、事務所としての成長実感を持ちながら働くことができているのが良い点だと感じています。人が増え、クライアント数も順調に増えていっています。弁護士業界が縮小傾向にある一方で、仕事を作りにいけている実感を持ちながら働くことができるので、事務所としても、個人としても、もっともっと成長していこう、と思う日々です。
当事務所の求人情報
モノリス法律事務所は、弁護士(新卒・中途)の求人・事務所訪問受付を行っております。募集状況は時期によって異なりますので、募集要項ページを参照頂ければ幸いです。
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