今回は、『MX Linux 17.1』のインストールと日本語入力についてまとめています。
前記事では、『MX Linux 17.1』の特徴やダウンロード先についてまとめていますので、よろしければインストールへ進める前に、以下の記事をご確認ください。
無料OS『MX Linux』ひと手間かかるが…良い感じ!
MX Linuxは、DebianのstableブランチをベースにしたantiXと旧MEPIS LinuxコミュニティのコラボレーションOS。デフォルトデスクトップ環境がXfceで、低スペックのパソコンでも対応可能。インストールと日本語入力の設定には、一癖あり。
また、インストールについては、少し細かいステップがあり、若干他のOSより手間がかかります。
そして、日本語入力の設定については、知っていれば難しくないのですが、知らなかったばっかりに、コマンドでの操作やSynapticパッケージマネージャーなどで、色々と設定したりしましたが、うまくできませんでした。
『MX Linux』が初めての方は、是非この記事を読んでからを試してみてください。
インストールと起動の確認について
インストールは、VirtualBox(Ver.5.2.18)にて2回行っています。
ライブ起動テストは、元Windows 7 professional(64bit)パソコンで行い、問題なく起動しています。
インストールは、少し手間がかかる
インストールは、パソコンのHDDのOSを入れ替える方法です。
それぞれの選択項目を記載してありますので、選択したら「Next」などをクリックしてください。
以下のGIFアニメのナンバーは、下記ステップと同じです。
※USBメモリを差し込んで起動しますが、元のOSが立ち上がった場合は、BIOS等の設定が必要です。
- USBメモリからライブ起動し、画面の左上になるインストールアイコンからインストーラーを起動します。
- 説明がでますので、ここはそのまま進めます。
- インストールするディスクの選択、パーティションのオプションなどの設定ですが、問題なければそのまま進めます。
- 確認が出ますので、よければ進めてください。
- bootメソッドの選択ですが、特に問題がなければ、そのまま進めます。
- 確認が出ますので、よければ進めてください。
- コンピューターの名前やドメイン、ワークグループの設定ですが、ここではテストなので、「SaMBa」だけは、チェックをはずしました。
- キーボード、時間表示、タイムゾーンの設定ですので、該当するものを選んでください。
- あなたのユーザー名やパスワード等を設定してください。
- 設定やインストールが終了したので、「Finish」で終わります。
- 再起動の確認なので、インストールメディア(USBメモリ)を抜いて、そのまま進めます。
再起動後は、日本語入力設定になります。
日本語入力は、知らないと難しいかも?
冒頭に書きましたように、うまく行かずにこまったのですが、ちゃんと用意されていました。
メニューの「MXツール」から「MXパッケージインストーラー」を起動します。