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自民・茂木幹事長 〝造反者〟を除名処分した日本共産党に驚き「わが党としてはあまりない」

東スポWEB / 2023年2月6日 20時33分

自民・茂木幹事長(左)と共産・小池書記長

自民党の茂木敏充幹事長(67)は6日、党本部で開いた会見で、日本共産党が党首公選制の導入を著書で訴えた元党員、ジャーナリストの松竹伸幸氏を除名処分としたことについて言及した。

松竹氏は京都府委員会南地区委員会に所属していた今年1月に「シン・日本共産党宣言――ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」(文春新書)を出版した。これを受けて、京都南地区委員会常任委員会は5日に松竹氏の除名を決定。この日、処分が確定した。

国会内で会見した共産党の小池晃書記長は、除名した理由について「異論を述べたから処分したわけではない。異論を突然、外から攻撃する形でやってきた。松竹氏の一連の発言、行動は党の規約『党の統一と団結に努力し、党に敵対する行為を行わない』、5条2項という規定を踏みにじる重大な規律違反です」と説明した。

SNS上では今回の対応をめぐり、共産党の支持者から「共産党はもっと開かれた党じゃないといけない」と疑問や批判も出ている。

除名処分が党のイメージに与える影響について小池氏は「異論を排除するというわけではないんです。異論を述べたから処分したということは、まったくないんです。多くの方は『共産党が異論を排除するのか』ということで心配されている。そうじゃないんだということを丁寧に説明していきます」とした。

一方、茂木氏は松竹氏を除名処分にした共産党について「党運営と申しましても、わが党(自民党)ではですね、非常になんというか、いきなり除名処分ということはあまりにもレアというか、ないと思います。他党の対応についてはですね、コメントすることは控えます」と語った。

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