鎌倉入りを許されず京で悲嘆にくれる義経(菅田将暉)。義時(小栗旬)は大江広元(栗原英雄)に知恵を借り、源頼朝(大泉洋)と義経との関係修復を模索するが、後白河法皇(西田敏行)はそれを許さない。愚痴をもらす頼朝に対し苦言を呈す八重(新垣結衣)。この状況を政子(小池栄子)が憂う中、京では義経をめぐって里(三浦透子)と静(石橋静河)が対立。さらに源行家(杉本哲太)が義経に近づいて頼朝への疑心をあおり……
2022年5月15日(日)
- 午後8時~
- 午後6時~
再放送
2022年5月21日(土)午後1時05分~
役柄への思いや撮影時のエピソードをご紹介します
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里役・
三浦透子さん- 里を演じて ほか
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静御前役・
石橋静河さん- 名前について ほか
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平知康役・
矢柴俊博さん- 源義経を引き止めるシーン ほか
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丹後局役・
鈴木京香さん- 源義経を引き止めるシーン ほか
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後白河法皇役・
西田敏行さん- 脈を止める後白河法皇 ほか
これまでの放送をご紹介します
放送前に出来事や背景などをかいつまんで説明する“前説”
【監修】時代考証・木下 竜馬
始動! 公文所と問注所
『吾妻鏡』によると、元暦元年(1184)10月6日に公文所吉書始が行われ、同20日に問注所が開設されました。御家人を統制する軍事機関である侍所に続き、文書の制作・発給を担当する公文所、裁判を担当する問注所という、二つの文治的な政治機関が源頼朝のもとに設置されたのです。
公文所の長官である別当に就任したのは、広い知識と高い政治的判断力を有する大江広元。中原親能、藤原行政、足立遠元らが寄人として広元を補佐しました。一方、問注所の長官である執事に就任したのは、頼朝の流人時代から献身的に支え続けた三善康信でした。三善康信は元暦元年(1184)4月14日に京から鎌倉に下向したようです。