【自動化導入手順⑤】自動化プログラムの実行

自動化

自動化手順①~④までお疲れ様でした!いよいよ⑤では自動化プログラムの実行を行っていきます。

自動化プログラムの実行

さあ、いよいよ自動化プログラムの実行を行っていきます。これが成功すればキャンセル席を自動で取る事が可能になります。あと一息頑張りましょう!

まずJRA指定席ネット予約を開き、希望の開催日順を選んで以下の画面の状態にしてください。プログラムの実行はこの画面から行いますので覚えておいてください。これで画面の準備は完了です。

次にプログラムを実行する為に必要な準備を行います。

「コマンドプロンプト」を起動し、以下のコマンドを入力します。

cd autokeiba

autokeibaフォルダ(ディレクトリ)に移動できました。

プログラムの実行は、いつもautokeibaディレクトリでするので覚えておいてください。

私の場合、「autokeiba」フォルダ内に保存した「keiba.py」ファイルを実行したいので、以下のコマンドを入力します。

python keiba.py

注意としてコマンドプロンプトの画面が中央にあると反応しないので、端にずらした状態(以下の画像を参考)でプログラムの実行(Enterキーをクリック)を行ってください。

無事動きましたでしょうか?成功するとこの様に動作するはずです。

無事に動作したら自動化成功です!!これでキャンセル席取得時の手間を大幅に削減する事ができますね!ここまで本当にお疲れさまでした!

例では、仮押さえボタンをクリックするまで動作していますが、スマートシートが満席の場合、お任せ席を展開した後プログラム開始時の画面に戻るようになっています。

また、2人分席を取りたい場合はプログラム内19,20行目の文頭「#」を消し、保存してからプログラムを動かしてください。

上手く動作しなかった場合

プログラムは1度で動くほうが運がいいので動作しなくてもあまり心配する必要はありません。以下の要因を確かめてみてください。

  • PCの再起動を行う
  • コマンドプロンプトを再起動し、もう一度同じ作業をする
  • プログラム内のフォルダ指定先が合っているか確かめる
  • 画像認識用データの名前とプログラム内の指定名が同じか確かめる
  • 画像認識用データの拡張子が.pngになっているか確かめる
  • 自動化導入手順②で指定モジュールのインストールが完了しているのか確かめる
  • 画像認識用データと「keiba.py」ファイルが「autokeiba」フォルダ内に保存されているか確かめる

プログラムは動作したが、ボタンを押せていない場合

プログラムの実行速度が速く、PCの読み込み速度が負けてしまっている可能性があります。

この場合、22,27,31行目にあるtime.sleepの()内にある秒数を0.1秒ずつ遅くしてみて下さい。

プログラムは動作したが、途中で止まってしまう場合(めったにない)

  • 10.14.25行目の「confidence」値を変更して下さい。この値は0~1まで調節できます。1に近づくにつれて一致しているという意味です。私の場合およそ0.98にしていますが、この値を落とすと画像認識の許容範囲が大きくなり、プログラムの動作が止まらなくなる可能性があります。

これでひとまず自動化プログラムの導入は完了です!

この次の章「自動化導入手順⑥」で更に利便性を向上させる、キャンセル席を取れた際自動でlineに通知してくれる機能の使い方を説明しますので、利用したい方は参考にして下さい。

蛇足

因みに、以下のコマンドを実行するとディレクトリに戻る事ができます。

cd..

「k17pl」ディレクトリに戻る事ができました。この操作は覚えておくと便利です。

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