杉田水脈氏「撤回と謝罪」は口先だけ いまなおヘイトまき散らし、侮辱ツイッター温存の欺瞞
差別発言を意気揚々と繰り返してきた自民党の杉田水脈・総務政務官がいまなお、ヘイトをまき散らしている。
松本総務相に指示され、2日の参院予算委員会で一部の侮辱発言を渋々撤回し、当事者に謝罪すると答弁したが、口先だけだ。自身のツイッターにはアイヌ民族などを揶揄した書き込みが残されたまま。確信犯だ。
松本の指示は、北海道新聞が〈発言の撤回がなく、この考え方のままであれば、アイヌ政策を担当する総務政務官にはふさわしくない〉とする北大アイヌ・先住民研究センター長の加藤博文教授の談話を報じた直後だった。
そして、杉田氏は過去に月刊誌やブログで、LGBTなど性的少数者は「生産性がない」「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」などと表現したことについて「傷つかれた方々に謝罪し、そうした表現を取り消す」と答弁したのだが──。