大阪と姫路を結ぶJR神戸線の痴漢相談の9割が、新快速や快速など「女性専用車両」のない電車で起きていた。兵庫県警が23日に発表した。県警はJR西日本に専用車両の導入を申し入れているが、新快速と快速は車両編成がバラバラで難しいと断られている。
鉄道警察隊によると、兵庫県警が受けたJR車内での痴漢被害相談は昨年77件あり、このうち神戸線が63件を占めた。うち58件は、いずれも専用車両のない新快速、快速、一部の普通電車で、朝夕のラッシュ時に多発していた。23日も快速で女性の下半身を触ったとして無職男(67)が現行犯逮捕された。
大半の普通電車には女性専用車両があるため、県警は昨年10月、新快速と快速にも導入するよう申し入れた。しかし、JR西は昨年12月、「現時点では難しい」と回答。車両編成が6~12両と異なり、停車位置が定まらないとラッシュ時に混乱するためだという。
200系新幹線や近畿地区の183系、東海地区の117系など、さまざまな国鉄型車両が引退する…
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