静岡県のみんなで実践する健康づくり
静岡県では、さらなる健康寿命の延伸を目指すため、「ふじ33プログラム」を開発し、実践を支援するツールとして「ふじ33アプリ」をつくりました。
自分の生活習慣を振り返り、仲間と一緒に実践・自己評価を繰り返すことで、ステップアップ・レベルアップする内容となっています。
静岡県高齢者を追跡して調査研究した結果、運動と食生活に気をつけていることに加え、社会参加(地域活動)をする人は長生きである傾向が見られました。(死亡率が半分!!)
健康づくりに取り組むには、1人で行うよりも、3人1組で実践するほうが、効果もやる気も高い傾向がみられました。
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。簡単に言えば、寝たきりになったり介護が必要になったりしないことです。
静岡県は厚生労働省が初めて算出した平成22年の「健康寿命」(H24.6.1公表)において、女性が75.32歳で全国1位、男性が71.68歳で全国2位になりました!
しかし平均寿命と健康寿命を比較すると、男性8.35年、女性10.89年の差がありました。元気で長生きするためには、この平均寿命と健康寿命の差を短縮することが大切です。
平成24年度、厚生労働省が創設した、健康増進・生活習慣病予防に対する優れた啓発・取組の表彰制度「第1回健康寿命をのばそう!アワード」において、本県の「健康寿命日本一に向けた“ふじのくに”の挑戦」が全ての取組の中で最も優れているとして、「厚生労働大臣最優秀賞」を受賞しました。