先回記事後半より
二代王様のみ言を日本語訳して下さっている三代王権天一聖殿では、2015年5月末日にこの事について、二代王様に問い合わせ次のように回答をいただいたという事で、ブログで公開されています。
ブログ記事:2021年9月7日「お父様の聖和は十字架説」に関する二代王様の見解
2015年6月3日回答:亨進様及びサンクチュアリ教会本部聖殿宣教本部
天基3年天暦7月17日(陽2012年9月3日)午前1時54分のお父様のご聖和時期が、果たして神様が本来願われた日時だったのか、それとも特定の人物、或いは不特定多数の人の失敗の結果として現実となった日時だったのかの問題について亨進様の見解をお伺いしました。結論から申し上げますと、それは前者が正しいとのことでした。
つまり、十字架ではなく、神様と真のお父様が定められた、完全勝利の道としての聖和だったのです。
ですから、私たちが悔い改めるべきは、真のお父様の聖和に対する悔い改めではなく、キリストを理解できなかった事への悔い改めです。真のお父様の聖和における真の愛は、私たちが考える次元から、遥かに超越した真の愛です。
そのことを、理解できなくしてしまうのが、真のお父様の聖和は十字架だったとする思想です。二代王様が再び日本に来られる前に、日本の食口ははっきりと知り、二代王様の心情に完全相対できる協会にしなければならないのではないでしょうか。
韓国のユートピアムーン聖殿では、李鎬宅会長が「お父様の聖和は十字架説」を中心に聖殿運営をしているという事です。ですから二代王様は、たとえ自身と違う思想を持っていても否定することは無いという事になります。
でも、日本サンクチュアリ協会の信徒の皆様は、二代王様と違う思想で信仰することに耐えられるのでしょうか?
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先回記事では、真のお父様の聖和が十字架なのかどうかに関する二代王様の返答の、結論部分だけを抜粋引用して取り上げました。
三代王権天一聖殿においては、この記事を公開して下さったのは、2021年9月7日です。
私が2021年6月10日発刊の「成約時代の摂理的同時性」を、注文して手に取ったのは7月6日です。読んでみると、問題が何カ所かの重要な部分に見られます。二代王様と国進様は「聖霊」は男性格だと公表されているのに、過去と同様の「霊的な真の母」として書いている事・・・。小さなことのように思うかもしれませんが、韓氏オモニが神様を「天の父母様」と呼ばせるようになった現状では、計り知れない霊的なダメージを信徒の心に与えるのです。
そしてなによりも、亨進様と国進様のカインアベル一体の勝利を取り上げていないのです。真の家庭において、初めて成し遂げられたカインアベルの一体の勝利は、その上に真のお父様がキリストとして立てる、歴史上最も重要な勝利なのです。この事を外したならば、摂理の解釈は骨抜きになります。ただの数字合わせです。(指摘を受けて、続編の「成約時代の摂理的同時性Ⅱ」で取り上げていますが、一体化したという事だけで、その意義が書かれていません。)
この亨進様と国進様が成就した、カインアベル一体の真の意義が分からなければ、いくら私たちが心に「キリスト」を迎えようとしても、相対基準ができないのです。
つまり、この「成約時代の摂理的同時性」が書き著している思想に染められると、キリストの真相もつかめず、後継者・亨進様が二代王様として立っていることの意義さえ、軽く見てしまうことになるのです。
ですから、カインアベル一体の意義が分からず、キリストの真相もボケてしまうので、真のお父様の聖和を十字架と受け止めてしまうのです。
二代王様はカインアベル一体の勝利基準が6月5日に立ったがゆえに、三ヵ月後の天暦7月17日(陽暦9月3日)をご聖和の日時と定められたと語られています。
先回記事では、三代王権天一聖殿のブログから、一部だけの引用でしたが、聖和の日にちまで決められたことを返答している部分まで引用します。
ブログ記事:2021年9月7日「お父様の聖和は十字架説」に関する二代王様の見解
**引用開始**
2015年6月3日回答2:亨進様及びサンクチュアリ教会本部聖殿宣教本部
天基3年天暦7月17日(陽2012年9月3日)午前1時54分のお父様のご聖和時期が、果たして神様が本来願われた日時だったのか、それとも特定の人物、或いは不特定多数の人の失敗の結果として現実となった日時だったのかの問題について亨進様の見解をお伺いしました。
結論から申し上げますと、それは前者が正しいとのことでした。
すなわち、もしご聖和の際に韓鶴子お母様がお父様を称え、お父様を持ち上げ、お父様の血統である亨進様を代身者相続者と宣言して、統一教会が亨進様を中心にまとまっていたなら、世界は特に厳しい審判を受けないまま、神様とお父様の祝福を受けながら天一国創建へと進んだことでしょう。
しかし、韓鶴子お母様は権力を強奪し、その結果として人類を審判の道へと導いているのです。
お父様が自らご聖和の日時を定められたと主張するひとつの根拠は同年天暦4月16日(陽6月5日)にラスベガスで行われた「4次元入籍式」でのお父様のみ言葉があります。
ここでお父様は、国進様と亨進様がカイン・アベルとしてひとつになったことを宣言され、真の家庭で初めてカイン・アベルが一体となったと評価されました。
アダムの家庭でたとえエバが堕落したとしても、アダムが堕落せず、そしてもしカインがアベルを殺さすに二人がひとつになった場合、メシアがその世代に現れ、復帰摂理が一世代で終わっただろうとのみ言葉があります。
2012年6月5日に真の家庭がこのような状態になったわけです。すなわち、たとえお母様(韓氏オモニ)がお父様のご聖和後に選択を間違い、サタンと一体になることがあったとしても、カイン・アベルが一体である以上は復帰摂理が同世代において勝利できるのです。
これが勝利条件となって、お父様は3ヵ月後の天暦7月17日をご聖和の日時と定められたのです。
韓鶴子お母様はご聖和間際になって、天が定めた日時よりもいち早くお父様を霊界に送ることを一時主張し、ただ一人パク・ボヒを除く多くの教会指導者と先輩シックがこれに同調、または黙認する姿勢を見せました。
しかしカイン・アベルが一体となって、力の限りに反対してこれを防ぎ、お父様は結局天が定めた日時に聖和されました。
世界がこれから厳しい審判を受けることは事実です。
しかしそれは、あくまでもお母様(韓氏オモニ)がご聖和後に、お父様とひとつに成らず、サタンとひとつになったことによる審判です。
**引用開始**
2021年7月7日に私が「『成約時代の摂理的同時性』には検討すべき箇所がある」という記事を書くと、大きな波紋となり、永田先生も声を上げられました。この「成約時代の摂理的同時性」が信徒の間に教育展開され、また新たに信徒となる方々への教育に使われて行くとするなら、二代王様が教えて下さる心情と信仰観、摂理観とかけ離れたものになってしまいます。ですから、私と永田さんは徹底的に追求しました。
しかし、二人とも「反対者」と呼ばれ、私の事は信徒間の公的なLINEでは、取り上げてもならないと決められてしまいました。日本本部の当時の事務次長は、私のブログさえ封じ込めようとして、9月3日より彼のブログで「『聖霊の涙』菅井ブログ・絶対廃刊しなければならない7つの理由」ということで、記事を連載しました。
そのように、まるで「真のお父様の聖和は十字架」であるという主張を押し通して、日本サンクチュアリ協会の思想とするかのように私の声はかき消されたのです。
私への封じ込めが頂点に達している頃、永田先生にも「教会から出て行け」と批判が上がっていました。そのような渦中の8月29日に、永田先生より私への最後のLINEとなる投稿が入りました。
「私は昨日、コロナ陽性でした。重篤ではありませんが、熱が出て食欲がありません。」
その後、永田先生は入院されました。9月16日に聖和されましたが、私の主張が封じ込められる中、永田先生は母国日本を導くために、サタンとの霊的格闘を為されておられたのです。日本サンクチュアリ協会が、真のお父様と二代王様の心情の相対として立てることを、ひたすらに願って聖和されました。
その過酷な闘いの渦中に、三代王権天一聖殿では、9月7日にブログ記事として、「真のお父様の聖和」に関しての二代王様の返答を公開して下さったのです。「真のお父様の聖和は十字架ではなく、神様が定められた日時に聖和された完全勝利の道であった」ことを、二代王様の返答を持って残してくれたのです。
三代王権天一聖殿に心から感謝します。
だからこそ、二代王様を再び日本に迎える為には、心情において完全相対基準を結ぶことが出来るようにしなければならないと思い立ち、一連の記事を書いているのです。
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