Building an Archtop Jazz Guitar 2014
こちらの方は職人技法の刃物
で切ってインレイ加工してい
る。
ギター作る位だからお手の物
なのだろうが、ミスったら
おしまい。
モノヅクリというのは、結局、
どれだけ刃物や工作道具が隙
無く使えるかというのがキモ
になるのだろうなぁ。
しかしさぁ。ギター作っちゃう
というのは凄い事ですよ。
以前、遠隔地の仕事の取引先
ディーラーの営業担当者で、
ギター超絶技法マンがいた。
かなり仕事も共にやったが、
個人的にも相当仲良くなって、
業務出張のたびに都度いろいろ
飲み歩いたりした。年はちょい
下。
その人が、今夜泊まりであす
オフなら、仕事帰りに俺練習
するからつきあわない?と誘
うのでスタジオに行った時、
彼のギタープレーを見て驚い
た。
レンタルスタジオではなく、
専用の物件を賃貸契約して
練習場所にしていたのも本格
的で驚いたが、プレーには
おったまげた。完全防音で
時間制限なし。完璧に個人
スタジオになっていた。
奏法はそれまで個人的に知る
中でもトップクラス群のよう
に巧い。
弾いているギターは何だろと
尋ねたら自作だってさ。
完璧な仕上がりとセッティング
で、高級ギターにしか見えな
かった。
その彼が言うには、決め手は
木の質性だと。エレキだろう
が木が決定打になる、と。
一緒に泊りがけの外遊びした
時、彼の刃物の使い方を見た
ら、ギター超絶技法と同じく、
全く淀み無かった。
やっぱそういうもんかね~、
なんて思った。
あらゆる分野でウマが合った。
あと古代出雲文化の研究家と
いう変わった一面も持つギタ
リストだった。
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