渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

アーチトップギターを作る 2014

2023年02月03日 | open

Building an Archtop Jazz Guitar 2014



こちらの方は職人技法の刃物
で切ってインレイ加工してい
る。
ギター作る位だからお手の物
なのだろうが、ミスったら
おしまい。

モノヅクリというのは、結局、
どれだけ刃物や工作道具が隙
無く使えるかというのがキモ
になるのだろうなぁ。

しかしさぁ。ギター作っちゃう

というのは凄い事ですよ。
以前、遠隔地の仕事の取引先
ディーラーの営業担当者で、
ギター
超絶技法マンがいた。
かなり仕事も共にやったが、

個人的にも相当仲良くなって、
業務出張のたびに都度
いろいろ
飲み歩いたりした。年はちょい
下。
その人が、今夜泊まりであす
オフなら、仕事帰りに俺練習
する
からつきあわない?と誘
うのでスタジオに行った時、
彼のギター
プレーを見て驚い
た。
レンタルスタジオではなく、

専用の物件を賃貸契約して
練習場所にしていたのも本格
的で驚いたが、プレーには
おったまげた。完全防音で
時間制限なし。完璧に個人
スタジオになっていた。
奏法はそれまで個人的に知る
中でも
トップクラス群のよう
に巧い。

弾いているギターは何だろと
尋ねたら自作だってさ。
完璧な仕上がりとセッティング
で、高級ギターにしか見えな
かった。
その彼が言うには、決め手は
木の質性だと。エレキだろう
が木が決定打になる、と。
一緒に泊りがけの外遊びした
時、彼の刃
物の使い方を見た
ら、ギター
超絶技法と同じく、
全く淀み
無かった。
やっぱそういうもんかね~、
なんて
思った。
あらゆる分野でウマが合った。
あと古代出雲文化の研究家と
いう
変わった一面も持つギタ
リスト
だった。



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