ポケモンカードなど2660万円相当を窃盗容疑 闇バイトに応募か
遠藤美波
トレーディングカード販売店に侵入してポケモンカードなどを盗んだとして、警視庁は、フィリピン国籍の建設業の男(27)と日本人の土木作業員の男(25)を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕し、1日発表した。フィリピン国籍の男は「金に困り、ツイッターで闇バイトに応募した。指示役の指示で現場に行った」と供述しているという。
捜査3課によると、2人は昨年8月17日午前3時20分ごろ、東京都千代田区内のカード販売店に2階の窓から侵入。店内のショーケースをたたき割ってポケモンカードなどのトレーディングカード約540枚(販売価格約2660万円)を盗んだ疑いがある。カードは一番高いもので約59万円だった。いずれも容疑を認め、「盗んだカードは事件当日に回収役に渡した」と供述しているという。
都内ではトレーディングカード店での窃盗事件がほかにも4件発生。同課は2人が事件当日に現場で初めて顔を合わせたとみられることなどから、指示役が別にいる窃盗グループが存在し、いずれの事件にも関与したとみている。(遠藤美波)
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