応用化学を専攻していた学生時代、偶然フジクラに材料分析を行う部署があることを知り、基礎的なところから材料開発に従事できそうだと思ったことが志望のきっかけだと話す。就職活動中に接した先輩たちが優しく、会社の雰囲気も自分に合いそうだと感じ入社を決意。入社後、(旧)回路技術開発部で各種FPCに使用する材料開発に携わる。2013年に現プリント回路事業部の前身である製造技術部に異動し、2016年から約1年半産休・育休を取得し、2018年4月より復職。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
第3章
People
電子部品・自動車事業
野口 美由希Miyuki Noguchi
エレクトロニクスサブカンパニー プリント回路事業部
工学府修了/2007年入社
(技術系)
応用化学を専攻していた学生時代、偶然フジクラに材料分析を行う部署があることを知り、基礎的なところから材料開発に従事できそうだと思ったことが志望のきっかけだと話す。就職活動中に接した先輩たちが優しく、会社の雰囲気も自分に合いそうだと感じ入社を決意。入社後、(旧)回路技術開発部で各種FPCに使用する材料開発に携わる。2013年に現プリント回路事業部の前身である製造技術部に異動し、2016年から約1年半産休・育休を取得し、2018年4月より復職。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
FPC(フレキシブルプリント配線板)というスマートフォンやタブレットなどに使用される製品の、新規プロセスの導入や、材料開発などを行っている部署に所属しています。FPCにはさまざまな材料が使用されていますが、市場のニーズに対応するためには、新機能や付加価値を持った新しい材料を採用していく必要があり、私の所属するチームでは、それらの材料開発を担当。お客さまのニーズをヒアリングする営業技術部、製造工場で新規材料を使用する量産拠点の担当者、材料開発に協力いただいているメーカの担当者の方など、たくさんの方と意見交換し協力しながら、より良い材料を開発し、高い付加価値を持ったFPCを製造することを目指しています。
新プロセスを導入するプロジェクトのメンバーとなり、製造工場に新しい設備を導入し、量産立ち上げまでを担当しました。装置メーカーでの立ち会いや国内工場での実験、立ち上げの際の長期出張などがあり、忙しくも充実した日々を過ごすことができました。初めて経験することが多く、失敗もありましたが、上司の励ましや他部署の人たちの協力も得て、無事に完遂。自分が導入したプロセスが製造工場の一翼を担うことになるのは、非常に嬉しい経験でした。つい先日、その製造工場に出張する機会があり、導入したプロセスを改めて目にしましたが、現在も稼働していて非常に感慨深かったです。