大学OBだったフジクラのリクルーターから会社や仕事の話を聞いた際、リクルーターが非常に楽しそうに話をしている姿を見て、働きやすい環境の会社だと思ったのが志望したきっかけだと話す。入社後、2012年5月から約2年間の海外駐在を経験。2014年10月に帰国後、高電圧J/Bの設計を担当した後、車載電源システム開発部を経てグローバル技術部へ異動し、現在に至る。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
第3章
People
電子部品・自動車事業
西出 哲志Satoshi Nishide
自動車サブカンパニー グローバル技術部
自然科学研究科修了/2011年入社
(技術系)
大学OBだったフジクラのリクルーターから会社や仕事の話を聞いた際、リクルーターが非常に楽しそうに話をしている姿を見て、働きやすい環境の会社だと思ったのが志望したきっかけだと話す。入社後、2012年5月から約2年間の海外駐在を経験。2014年10月に帰国後、高電圧J/Bの設計を担当した後、車載電源システム開発部を経てグローバル技術部へ異動し、現在に至る。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
設計担当としてお客さまと具体的に仕様を決めていったり、試作などの全体管理を行う技術部の中で、私はEV用の電気分配BOX(ジャンクションボックス)の設計業務に携わっています。具体的には、製品設計を行う際の不明点の聞き取りや設計提案など、お客さまと打ち合せを繰り返しながら製品を設計。その後、設計内容について合意を得て評価を行い、評価をクリアすることで製品を納入することができます。設計のための部品選定や、試作を行うための見積り、メーカー選定、評価内容の検討など、仕様決定に向けた打ち合せから設計、試作、評価、製造、納入までの一連の工程に携わるのですが、やはり自分が設計した製品を試作し、それが形となった時が最も達成感を覚えます。
私は入社2年目の、2012年4月からFujikura Zhuhai Co., Ltd.(FZL)という中国にあるワイヤハーネス製造工場に駐在していました。当時は自動車電装開発部に配属されてから半年というタイミングだったため、ワイヤハーネスの製造どころかワイヤハーネスという製品自体の知識もほとんどない状態での出向。まずはワイヤハーネス製造や品質保証などを学ぶことからはじまり、製造ラインの立ち上げ、日々の工程管理などを現場で学びながら業務を進める毎日。現場ではさまざまな理由で不良などトラブルも起きており、製造に携わることで改めてつくりやすい製品を設計する重要性を認識した貴重な経験でした。また、言語や文化の異なる中国での業務は国内では得られないような体験も多く、生活面も含め忙しくも充実した日々を過ごすことができました。