学生時代、さまざまな国を訪れる中で日本のものづくりに興味を持ち、メーカーを志望していた栗田。アメリカ留学中に参加したイベントでフジクラと出会い、100年以上の歴史を持つ日本企業でありながら、国内だけでなく海外にも販路の大きい事業を扱っていること、そして、面接で接した社員が明るく、親身に話を聞いてくれた点が好印象だったと話す。現在は情報通信関連製品の欧州営業を担当している。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
第3章
People
情報通信事業
栗田 佳奈Kana Kurita
第一グローバル情報通信営業部
外国語学部卒/2018年入社
(事務系)
学生時代、さまざまな国を訪れる中で日本のものづくりに興味を持ち、メーカーを志望していた栗田。アメリカ留学中に参加したイベントでフジクラと出会い、100年以上の歴史を持つ日本企業でありながら、国内だけでなく海外にも販路の大きい事業を扱っていること、そして、面接で接した社員が明るく、親身に話を聞いてくれた点が好印象だったと話す。現在は情報通信関連製品の欧州営業を担当している。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
光ファイバやケーブルといった製品を扱う第一グローバル情報通信営業部で、光融着接続機や特殊ファイバの欧州営業を担当。欧州約30ヵ国の市場動向や売れ行きを分析し販売戦略を練っていく一方で、納期調整や見積もりといった日々の業務も対応しています。
現在担当する製品は、数十億円の規模にのぼり、欧州ビジネスにおいて重要なセグメント。現地の販売拠点から日々情報をくみ取りながら、フジクラとして最善の選択を行うことが鍵になります。日本とヨーロッパでは時差による制限もあり、異なる言語、文化の中でいかに効率よく案件を進めていくかを意識しています。また、海外のお客さまの声を直接聞く機会が少ない私にとっては、声を上げれば年次に関係なく積極的に海外出張にも行かせてもらえる環境は、非常に貴重だと感じています。
2年目に入ってすぐ、初となるドイツへの海外出張で欧州の現地代理店の担当者と面会した時のこと。ある代理店より、販売だけでなくサービス面で取り組んでいる日々の活動や工夫を紹介されました。中国メーカーなどとの価格攻防が続く市場状況で、こういった現地代理店の協力があるからこそフジクラの製品に信頼や高品質といった付加価値が付き、顧客からの信頼も得られているのだと実感した出来事でした。同時に、「社内もお客さま」というフジクラのモットーにあるように、先輩方が築いてきた各国のビジネスパートナーと信頼関係を強めながら協働していかなくては、と身の引き締まる経験となりました。