就職活動時は南関東に拠点を持つ電気系のメーカーを中心に見ており、その中でフジクラに出会ったという。面接の際の雰囲気も柔らかく、働きやすそうというフジクラの「ヒト」や「社風」に惹かれ、入社を決意。また、会社の規模も大きすぎも小さすぎもせず、ちょうど良いと感じたのも志望した理由の一つだという。入社後はエネルギーEPC事業部に配属され、現在に至る。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
第3章
People
情報通信事業
鈴木 大貴Daiki Suzuki
エネルギーEPC事業部
工学部卒/2016年入社
(技術系)
就職活動時は南関東に拠点を持つ電気系のメーカーを中心に見ており、その中でフジクラに出会ったという。面接の際の雰囲気も柔らかく、働きやすそうというフジクラの「ヒト」や「社風」に惹かれ、入社を決意。また、会社の規模も大きすぎも小さすぎもせず、ちょうど良いと感じたのも志望した理由の一つだという。入社後はエネルギーEPC事業部に配属され、現在に至る。
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
私の部署では、東南アジアを中心とした新興国の電力需要拡大に伴うインフラ整備事業にEPC(※)で貢献するため、架空送電線工事の設計・調達・建設の一連の工程を請け負っています。その中で私は現在、バングラデシュの架空送電プロジェクトを担当。たとえば国内外メーカーの資材出荷試験の立会いや工事資材の調達管理、下請工事会社の請求確認、工事現場管理業務、資材置き場での搬入搬出作業のサポートなど、固定の業務を行うというよりは各工程で必要となった業務を行うため、幅広い仕事に携わっています。また、新規プロジェクトがある場合は受注のための入札対応業務も行います。
※Engineering(設計)、Procurement(調達)、Construction(建設)の頭文字を取った言葉で、各工程を一貫して引き受ける事業のことを指す。
バングラデシュでの送電線基礎工事が一番印象に残っています。バングラデシュは工事機材があまり流通しておらず、マンパワーに頼るところが大きいです。そのため日本では考えられないような施工・運搬方法が用いられており、その原始的で過酷な環境に非常に衝撃を受けました。施工の環境も整っておらず、ボロボロの機材がすぐに壊れて工事が止まる、必要な資材の製造が間に合わずに工事が止まる、雨季で水位が上がり工事が止まる、非常識な妨害活動に遭い工事が止まるなど常にさまざまなトラブルが発生。そんな環境下で工事することの難しさを感じると同時に、課題感を沢山得られる体験でした。また、こんなマンパワーで押し切る形でも鉄塔が建ってしまうのかと人間の力強さを感じました。