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人気芸人のEXIT兼近大樹(C)日刊ゲンダイ © 日刊ゲンダイDIGITAL 人気芸人のEXIT兼近大樹(C)日刊ゲンダイ

昨年から全国で10件以上発生している連続強盗事件が思わぬところで芸能界にも飛び火している。

警察は、フィリピンの入国管理局の収容施設に特殊詐欺の容疑で収容されていた複数の男たちのうち、渡辺優樹容疑者と今村磨人容疑者ら幹部の4人が一連の事件に関与していたと見て、捜査を進めている。

渡辺容疑者らは人気アニメ「ワンピース」の主人公からとった“ルフィ”などをコードネームとして使用し、SNSで海外から実行犯らに指示を出していたと見られる。

組織的な犯罪の全貌が明らかにされるのが待たれるばかりだが、「FLASH」が渡辺容疑者と、お笑いコンビEXITの兼近大樹(31)の関係を報じている。

■共犯者として捕まった…?

記事によれば、北海道出身の渡辺容疑者の“下っぱ”だったK氏が、渡辺容疑者から「以前、札幌で窃盗をやって逮捕されたけど、そのときに俺に使われて共犯者として捕まったのが、あのEXITの兼近なんだ」と聞かされたという。

「兼近は2019年放送の『爆報!THEフライデー』でこの事件について話しています。この事件では不起訴になったようですが、それ以外にも、『週刊文春』に2011年に女子高生に売春の斡旋をしていたとして逮捕歴があることを報じられました。この時も罰金10万円ほどで済んだようですが」(スポーツ紙芸能担当記者)

元ホストのチャラ男芸人として、当時は“みそぎは済んだ”として受け入れられていたが、記事の内容が事実なら、話題の事件の主犯格との“接点”があったとして過去がまた蒸し返されてしまった格好になる。SNS上では兼近を心配する声から、「犯罪者をテレビに出していいのか」という声まであがっている。

さる民放のテレビ局関係者はこう話す。

「昨年の24時間テレビで彼はマラソンランナーを務めましたが、その時点で過去の事件についても公にしており、『更生した』という演出ができた。しかし、今回、殺人容疑までかかっている渡辺容疑者との関係が取り沙汰されてしまったことに、テレビ局は対応を迫られることになるでしょう。最悪、事件の全貌が明らかになるまで、出演見合わせの事態に陥る可能性もある。コンプラ重視の今のテレビ局で、過去の罪について償っているとはいえ、CMスポンサーが嫌がるリスクは拭いきれない」

人気芸人が、思わぬことをきっかけにピンチに陥るかも知れない。

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