大学生活について
(最終更新日 2021年8月12日)
留学生の皆さんへ、新型コロナウイルス感染症への対応に関するお知らせ

新型コロナウイルス感染拡大下での、大学における学習・研究活動、日常生活の注意事 項やアドバイス、学生への支援などの情報は、こちらのページをご覧ください。

大学生活について(目次)
  • キャンパスライフ
    1.課外活動について
    2.名古屋大学のゴミの扱いについて
    3.学内運動施設の利用について

  • 経済的なくらし
    1.買い物
    2.留学生のためのバザー
    3.アルバイト
    4.貸付金など
    5.公共交通機関

  • 安全な暮らし
    1.交通ルール
    2.交通事故にあった時の心がまえ
    3.学生保険
    4.災害の心がまえ
    5.日本の法令遵守
    6.安全のための注意事項
    7.財布、キャッシュカード等の紛失

  • 快適なくらしのために
    1.カルチャーショック
    2.学校文化の違い
    3.ストレスヘの対処法
    4.デート
    5.ハラスメント
    6.障がい等による特別な支援が必要な場合
    7.LGBT等の性的個性
  • キャンパスライフ
    1.課外活動について
    • サークルについて
      本学には、大学公認サークルとして、文化系及び運動系のサークルがあります。 興味があるサークルがあれば、直接サークルに行って話しを聞くか、下記ホームページに掲載されている連絡先に連絡してください。

      サークル活動(名古屋大学HP内)
      http://www.nagoya-u.ac.jp/academics/campus-life/clubs/

    • 名大祭について
      名古屋大学では毎年6月上旬に名大祭と呼ばれる大学祭が開催されます。名大祭は、仮装行列・講演・研究室公開・展示・音楽・映画・スポーツイベント等、学生が中心になって企画された多彩な行事が数日にわたって行なわれます。名古屋大学留学生会(NUFSA)も毎年参加しています。

      名大祭の情報(名古屋大学HP内)
      http://www.nagoya-u.ac.jp/academics/campus-life/festival/index.html
    2.名古屋大学のゴミの扱いについて

    名古屋大学はごみの分別回収を行なっています。学内には、「可燃ごみ」、「不燃ごみ」「びん」「かん」「ペットボトル」 などの分別回収用のごみ箱があります。また生協の近くには「リサイクルボックス」「自動販売用空き缶回収機」が備えてあります。
    分別して収集されたごみは資源として活用されます。新聞・雑誌などは業者によって資源として回収され、コピー用紙など再利用できる古紙は回収してトイレット ペーパーに再生し、再利用しています。
    ごみの資源化、減量化の促進のため、これらの回収容器を利用してごみを正しく捨ててください。

    3.学内運動施設の利用について

    学生は体育館やプール、テニスコートなどの運動施設を使用申請の必要なく、授業の空き時間等に利用することができます。
    運動施設や利用案内の詳細については、名古屋大学総合保健体育センターの「運動施設」のページを見てください。



    経済的なくらし

    経済面で計画的に暮らすことは安定した生活の第一条件です。また、そのためにもいろいろな情報を得ておくことが大切です。

    1.買い物

    デパートとスーパーは、食料品や衣料品、生活用品等を総合的に扱っています。一般に、スーパーの方が比較的経済的な価格で買い物ができます。
    ディスカウントショップでは、電化製品、衣料、医薬品、金券(新幹線や映画の切符、商品券等)、コンピューターなどが、市価よりも何割か安く売られています。 また「100円ショップ」では、生活雑貨、文房具等の商品が100円均一で売られています。
    しかし、必要性をよく考えてから入手してください。物によっては処分する際、費用がかかるものがあります。

    2.留学生のためのバザー

    名古屋大学留学生会(NUFSA)と異文化交流サークル ACEは、毎年2回留学生のためのバザーを行なっています。4月と10月のはじめ頃にインターナショナルレジデンス東山で行なわれます。生活用品が破格の値段で入手できます。
    地域の国際交流ボランティア団体の協力を得ていますが、留学生の皆さんもぜひボランティアで運営を手伝ってください。

    連絡先:NUFSA事務局 E-mail:nufsa.nagoya@gmail.com

    3.アルバイト

    アルバイトは、経済的な支えになるばかりでなく、現場で言語や文化を学んだり、自分の能力を生かしたりする場にもなりえます。出入国在留管理局からの資格外活動許可を得て、許可された時間内で、勉強や研究に支障をきたさないように行なうことが大切です。
    アルバイト紹介サイトや求人情報で探すこともできますが、友人や知人からの紹介で見つける人が多いようです。家庭教師のアルバイトは名古屋大学生協でも紹介しています。
    アルバイトを始めるにあたっては契約書を確認し、もし疑問や問題があったらすぐに尋ねてください。雇用中に自分で解決するのが難しいような問題があった場合には、大学の各部局の留学生担当教員などにも相談できます。

    アルバイトをする際は、「在留手続き」の「4.アルバイトをする場合」 を参照してください。

    4.貸付金など

    計画的に暮らしていても不意にお金が必要になることがあります。そんな時には下記に相談してください。状況によってはお金を借りることができます。

    • 名古屋大学留学生後援会:最高5万円までを、3か月以内に返却することを条件に無利子で貸し付けています。
      3か月以内に名古屋大学を修了する予定の留学生は、修了日までに返金しなければなりません。申込書は各学部・研究科等の担当係で配布しています。
      毎週火曜日までに学生交流課に提出すると、同じ週の木曜日に貸付金を受け取ることができます。

      連絡先:名古屋大学学生交流課 (Tel:052-789-2166)

    • 愛知留学生後援会緊急援助金:最高10万円までを 貸与または支給しています。私費留学生に限定されるなどの条件があります。所属部局の留学生担当教員に尋ねてください。

    5.公共交通機関
    1)学割証:

    正規学生が、JR(電車、船、バス)を利用して片道101kmを超えて旅行する 場合、運賃の学生 割引き制度(2割引)を利用することができます。ただし、非正規学生にはこの制度は適用されません。

    手続きはIDカード式の学生証を利用して、証明書自動発行機により学割証を入手してください。学割証の有効期限は発行日から3か月です。なお、この制度を 利用する時は、必ず学生証を携帯し、乗車(船)する前に窓口で切符を購入してから乗車(船)してください。


    2)定期券:

    通学定期券を利用すると大学への通学運賃 が安くなります。交通機関の乗車券発行所で購入してください。
    市バスや地下鉄の定期券(1か月、3か月、 6か月)を新規で購入する際は、各駅(一部を除く)の駅長室で、学生証を提示して購入できます。
    定期券は指定された乗降駅およびその区間内でのみ使用できます。ただし、名古屋市交通局(市バス・地下鉄)の通学定期券を購入できるのは正規生と研究生の みで、その他の身分の学生は購入できません。
    他社の定期券については、それぞれの会社に問い合わせてください。


    3)市営地下鉄・バス乗車券等 :
    • マナカ:市営地下鉄・バスが利用できるプリペイドカードです。いろいろな種類(定期券を含む)のマナカが販売されています。名鉄、JRや、他の多くの都市交通機関で利用できます。カードには入金して繰り返し使えます。

    • 一日乗車券:1日に何度でも乗車ができる券です。バス全線用、地下鉄全線用、バスと地下鉄全線用があります。また、土・日・祝日及び毎月8日に利用可能な乗車券(ドニチエコきっぷ)も販売されています。これらの乗車券を提示すると、名古屋市の観光施設への入場料が割引になる場合があります。

    これらの乗車券は、地下鉄駅構内で購入することができます。その他詳しい情報は、名古屋市交通局のホームページを御覧ください。
    http://www.kotsu.city.nagoya.jp/


    4)便利なホームページ:
    公共交通機関を使って移動する際、どのような交通機関を使えば良いか調べることのできるホームページがあります。
    ハイパーダイヤ:http://www.hyperdia.com/
    日本政府観光局(JNTO):http://www.jnto.go.jp


    安全なくらし
    1.交通ルール

    自転車に乗った留学生の自動車との接触事故や自転車をめぐる事件が多く起こっています。自転車は十分気をつけて乗ってください。

    一時停止
    自転車および歩行者専用
    (1)交通標識 :

    道路にはいろいろな交通標識がありますので、よく見て守ってください。特に「止まれ」の標識は自転車も止まらなければなりません。飛び出すと大変危険です。


    (2)自転車:自転車を利用する際には、次のことに気をつけてください。
    • 車道を走る時は車に気をつけ、歩道では、必ず歩行者を優先してゆっくり走ってください。
    • 自転車に乗りながらの携帯電話やイヤフォン、傘の使用、二人乗りは禁止です。
    • 暗くなったら必ずライトを点けて運転してください。

    下記のウェブサイトを参考に、その他の自転車の交通安全について知り、自転車を安全に利用してください。
    自転車の交通安全(愛知県警察HP)
    http://www.pref.aichi.jp/police/koutsu/jitensha/jitenshakankei.html

    • 危険な自転車の運転行為による交通違反を繰り返しておこなうと、都道府県の公安委員会より自転車運転者講習(有料)を受けるよう命じられます。
      自転車運転者講習会制度(愛知県警察HP)
      http://www.pref.aichi.jp/police/koutsu/jitensha/kousyu.html

    • 自転車を購入したら、防犯登録の手続きをしてください。愛知県自転車防犯登録協会加盟店であれば登録の手続きが可能です。発行される防犯登録証は必ず保管しておいてください。
      また、自転車を処分、譲渡する場合は、防犯登録抹消の手続きをし、抹消したことを証明する書類も保管してください。

    • 自転車を購入したら「自転車保険」が含まれる大学生協の「学生賠償責任保険」に必ず加入してください。 名古屋市の条例により自転車保険の加入が義務付けられています。

    • 自転車を譲ってもらったら、自分の名前で新規に防犯登録をしてください。前の所有者に譲渡証明書(*)を書いてもらい、防犯登録を抹消したことを証明する書類があれば一緒に受け取ってください。
      通常、自転車を購入した店で防犯登録・抹消の手続きをしますが、自転車所有者がわかる証明書類(登録抹消証明書や譲渡証明書)と身分を証明するもの(在留カードなど)があれば手続きをしてくれる店もあります。

      *譲渡証明証

    • 自転車防犯登録に関すること(愛知県警察HP)
      http://www.pref.aichi.jp/police/soudan/qa/higaiboushi/bouhantouroku.html

    • 自転車で東山キャンパスへ通学する場合は、所属学部・研究科の担当掛に自転車の登録をしてください。ステッカーが交付されますので、自転車に貼ってください。貼られてない自転車は撤去されますので注意してください。

    • 放置自転車は、盗難車の可能性が高いので絶対に持ち帰らないでください。盗難車だと知らずに乗っていても違法になります。

    • 自転車の盗難が多くありますので、必ず鍵をかけてください(2つ以上が望ましい)。


    (3)自動車・モーターバイク :

    留学期間に日本で運転をすることはお勧めしません。特に来日後間もない場合は、日本の交通事情に慣れていないことから、事故が起こりやすく危険です。また事故を起こした場合の賠償額は莫大で、多額の保険料を負担して任意保険に入らない限り責任が取れません。どうしても、運転の必要がある場合は、以下に注意してください。


    • 日本の法律に従って免許を取得してください。無免許で運転してはいけません。
    • 自国の免許証を持参していても、その免許証では運転はできません。また、インターネットで取得する国際免許証は無効ですので、無免許運転として罰せられます。
    • 日本の免許に切り替える場合は、出身国などによって、条件が変わります。愛知県警で情報を得て、平針の「運転免許試験場」で日本の免許に切り替える手続きを行なってください。

      運転免許(愛知県警察HP)http://www.pref.aichi.jp/police/menkyo/index.html
      平針運転免許試験場 Tel:052-801-3211

    • 万が一事故を起こしてしまった場合、「自賠責保険(強制保険)」だけでは補償できません。「任意保険」に必ず加入してください。自動車保険についての詳しい情報は、名古屋大学生協でも提供しています。
    • インターナショナルレジデンスや国際追嚶鳴館の駐車場は、業務用のため学生は利用できません。

    2.交通事故にあった時の心がまえ
    (1)事故にあったら
    事故を起こしたり巻き込まれた時は、落ち着いて、たとえ小さな事故でも次のように行動してください。
    1. 負傷者が出た場合、直ちに電話で119番に通報し、救急車を呼んでください。
    2. 道路上の危険物を除去してください。
    3. 小さな事故であっても、すぐに警察(電話:110)へ連絡し、事故の届出をして、「交通事故証明書」の交付を受けてください。 この公的な証明書がないと保険金の申請ができません。
    4. 相手側の車のナンバー、運転免許証で氏名・住所・生年月日を控えておいてください。
    5. 目撃者がある場合、氏名・住所・連絡先を聞き、控えておいてください。
    6. 事故現場の見取り図、事故の経過などのメモを作成し、できれば写真を撮っておいてください。
    7. たいしたことはないと思っても、時間がたってから症状が出ることもあるので、必ず医師の診断を受けてください。
    8. 加入している保険会社に、できるだけ早く連絡してください。
    (2)損害補償について
    • 被害者は、加害者に損害補償として被った損害をすべて請求できますが、被害者に過失があれば、過失の割合に応じて損害額を減らされます。
    • 損害賠償は、傷害・後遺症・死亡に対する三つに分けて算出されます。軽症であっても後遺症が出ることもあります。
    • 加害者が任意保険に入っていると、被害者との折衝は保険会社が行ないます。当事者同士で勝手に示談などをすると、保険金の支払いが受けられない場合もありますので注意してください。
    • 保険会社(加害者)指示額についても適正か、一応調べてから示談に応じてください。

    • <無料交通事故相談機関案内>
      名古屋市のホームページ--> 「暮らしの情報」-->「相談窓口」-->「交通事故のことは」

      <外国人向けの無料法律相談>
      名古屋国際センター
      TEL:052-581-6111
      毎週土曜日10:00-12:30
    3.学生保険

    自分自身の病気やけがの治療のための治療費は、国民健康保険によって十分にカバーされるわけではありません。また、他人にけがを負わせたり、器物を破損した場合の損害賠償などには、国民健康保険が適用されません。
    これらは大変高額になるケースがあり、自己責任で対応しなければなりません。とくに、近年自転車でスピードを出し、歩行者に衝突して大けがを負わせ、多額の治療費を要求されるケースが多く発生しています。
    万が一の事態に備えて、保険に加入することを強く勧めます。

    2015年4月以降、名古屋大学ではすべての留学生に対して、少なくとも日本国際教育支援協会による「学生教育研究災害損害保険(学研災)」(年間保険料650円または550円)-下記(1)と、大学生協による「学生賠償責任保険」(年間保険料1,800円)-下記(4)の二つの保険に加入するよう強く勧めています。

    下記の(1)や(2)は全員加入としている部局もあります。


    ≪日本国際教育支援協会による学生保険≫
    (1)学生教育研究災害傷害保険(通学中等傷害危険担保特約付帯):
    実験や体育実技などの正課の授業中、学校行事中、課外活動中、通学中などの不慮の傷害事故による被害救済のための保険 (年間保険料:Aタイプ 650円、B タイプ550円)
    (2)学研災付帯賠償責任保険:
    正課の授業中、学校行事中、課外活動中、インターンシップ中、その活動のための往復途中で他人にけがを負わせたり、他人の財物を損壊させたことによる損害賠償のための保険(年間保険料:上記(1)+340円)
    (3)学研災付帯学生生活総合保険」:
    病気治療費、救援者費用など、学生生活全般に補償範囲を広げた保険(年間保 険料:約9,000円~)

    詳しくは、日本国際教育支援協会ホームページ(http://www.jees.or.jp) を参照するか、所属学部・研究科の担当係へお問い合わせください。

    ≪大学生協による学生保険≫

    名古屋大学は、2015年4月からすべての学生に下記(4)への加入を勧めることになりました。保険の加入は北部生協2階組合員コーナーで手続きができます。

    (4)学生賠償責任保険:
    大学における正課活動だけでなく、日常生活において他人にけがを負わせたり、財物を破損した場合の損害賠償を救済する保険です。
    この保険には「自転車保険」も含まれています。日本国内事故であれば、加入者に代わって被害者と示談交渉を行うサービスがあります。尚、この保険に加入する前提条件として、生協に加入する必要があります(出資金4,000円の支払いが必要ですが、卒業時または留学修了時に大学生協で所定の手続きを取ることによって返金されます)。(年間保険料:1,800円)
    (5)学生総合共済・生命共済:
    日常生活全般において病気やけがの治療、入院などにより、多額の支払いになる場合があります。そのような事態をこの保険によって軽減することができます。契約条件に基づき、通院日数や入院日数により、定額の保障が行われます。 (年間保険料:6,000円)

    詳しくは、大学生協の学生総合共済のホームページ(http://kyosai.univcoop.or.jp)を参照するか、名古屋大学生協へお問い合わせくだ さい。

    4.災害の心がまえ

    日本は地震の多い国です。近年、日本の各地で大きな地震が起きており、東海地方は近い将来、大きな地震が起きる可能性が高いと予想されています。また、最近の気候変動の影響により、風水害をもたらす台風や、河川氾濫を引き起す集中豪雨なども夏場に多発しています。
    いざというときどうするか、あなたの避難場所はどこかな ど、日頃から確認しておくことが大切です。


    (1)日頃の災害対策:
    • 耐震設計の家に住みましょう。(1981年に建築基準が変わったので、築年1982年以降の物件を選ぶとよいでしょう。)
    • 本棚や重い家具は壁に固定しましょう。家具が倒れてくる位置、落下物が予想される位置では絶対寝ないでください。
    • 3日分の水(一人9リットル)と食料を日頃から準備しておきましょう。
    • 非常持ち出し品(応急医療品、日用品、パスポートなどの貴重品など)を袋などにまとめ、避難時にすぐに持ち出せるよう準備しておきましょう。特に就寝時には、懐中電灯、スリッパ(靴)などを手の届くところに置いておきましょう。
    (2)大きな地震が起きたときの行動:
    1. 自分自身の身の安全を確保する(机の下に入り、頭を守る。落下物のない所に移動するなど。) 
    2. ドアなどを開けて出口を確保する(あわてて外に飛び出さない)
    3. 可能な場合は、火を消す
    4. テレビやラジオ、携帯電話などで正しい情報を手にいれる
    5. 避難する時はエレベーターを使わないで、歩いて避難する

    • 緊急地震速報
      地震の発生直後、気象庁では震源に近い場所で観測されたデータをもとに各地の到達時刻や震度を推定し、可能な限りすばやく警告します。
      この速報はテレビやラジオなどのメディアを通じて発信されますが、情報を得ることで交通機関、公共施設、職場、家庭などで避難行動を迅速に取ることによって被害を軽減させることが期待されます。

      緊急地震速報について(気象庁)
      http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/index.html

    • 携帯電話やスマートフォンでも緊急地震速報を受信することが可能です。
      受信対応機種や設定方法は、各携帯電 話会社が提供する情報で確認してください。
      大震災になった場合には、家族、友人、大学関係者に安否を連絡してください。災害時には電話回線が混雑します。
      有効な連絡手段は、携帯電話メールや災害伝言ダイヤル171です。災害時の連絡手段を知り、家族や友人や 大学関係者などと連絡を取る方法を確認しておきましょう。

    • 災害伝言ダイヤル:
      災害発生時に171番に電話して、音声ガイダンス(日本語)に従って、被災地内の電話番号を暗証番号にすると安否等の伝言を預かってくれるサービスです。固定電話・公衆電話・携帯電話からかけられます。
      毎月1日に練習ができますので慣れておいてください。

    • 名古屋大学安否確認システム:
      災害時には、安否確認システムを利用して自分の状況を大学に知らせることができます。大学が全学的な被災状況を把握し、適切な支援を検討するためにも、多くの人からの連絡が重要となります。
      このシステムの詳細情報を、名古屋大学ポータル(MyNU)の「防災」タブより得てください。自分のメールアドレスを登録するなど、扱い方に慣れておくことが 大切です。
      名古屋大学ポータルの情報へのアクセスには、全ての名古屋大学学生・職員に付与されている名古屋大学IDとパスワードが必要です。
      また、安否確認入力には名古屋ID以外に名古屋大学ポータルへの登録済みメールアドレスを利用できますし、名古屋大学からの重要なお知らせを登録メールアドレスで受信できます。

      名古屋大学ポータル:https://portal.nagoya-u.ac.jp/

    (3)台風・大雨など
    • 気象情報に注意し、不要な外出は避けましょう。
    • 強風により飛来、落下する物に注意しましょう。
    • 道路が冠水している場合、側溝などに落ちないよう注意をしましょう。
    • 河川氾濫の危険のある増水した川には近づかないでください。

    • 愛知県気象情報(気象庁)
      https://www.jma.go.jp/jp/warn/329_table.html

    (4)防災に役立つ情報
    (最寄りの避難場所)
    • 東山キャンパス:名古屋大学附属中・高等学校
    • 鶴舞キャンパス:鶴舞公園
    • インターナショナル・レジデンス東山居住者:名古屋大学付属中・高等学校
    • 国際嚶鳴館、インターナショナルレジデンス山手、インターナショナルレジデンス妙見居住者:滝川小学校
    • インターナショナルレジデンス大幸:矢田中学校
    *「あなたの街の地震ハザードマップ」(名古屋市)
    http://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000057008.html
    *防災に関する情報(名古屋市)
    http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/405-0-0-0-0-0-0-0-0-0.html
    *FMラジオ・災害時の外国語による地震情報〉 ZIP-FM(77.8MHz)
    *名古屋大学災害対策室  http://www.seis.nagoya-u.ac.jp/taisaku/

    大学でも災害時の備えについて毎年セミナーを行っています。ぜひ一度は参加してください。
    5.日本の法令遵守

    日本滞在中に日本の法令に反する犯罪や行為を行った場合は法的な処分の対象になります。名古屋大学では、犯罪行為をした教職員や学生に対しては懲戒、除籍など厳しい措置を行ないます。


    (1)麻薬等所持禁止
    日本では、麻薬などの所持や使用・売買は禁止されています。「合法ハーブ」と称して売られている麻薬もありますが、これまで多くの事故が起きており、危険です。勧められても絶対に断わってください。一時帰国の際などに、空港で知らない人の荷物を預からないようにしてください。

    (2)飲酒・喫煙の制限
    日本では、飲酒や喫煙は20歳未満の未成年には禁止されています。集会など で20歳未満の参加者がいる際のアルコール提供には特に気をつけてください。駅や公共施設あるいは大学内も禁煙場所が多いので、注意してください。名古屋市では、路上での喫煙を禁止している区域があり、この区域でたばこを吸うと罰せられます。
    飲酒後の自動車、自動二輪車及び自転車の運転は、たとえ少量の飲酒であっても、法律違反となります。罰せられるばかりでなく、事故を引き起こす原因になり危険ですから、絶対に飲酒運転をしないでください。さらに、飲酒運転者の車等に同乗したり、運転者に酒を勧めたりしても、飲酒運転者本人とともに罰せられます。

    (3)コンピューター犯罪関与の禁止
    コンピューター・ネットワークを通じて著作権のある映画、音楽、ソフトウェ ア等を配布することは禁じられています。また違法にコピーされたソフトウェアや音楽、映画などには手を出さないようにしてください。

    (4)日常マナー
    店で買い物をする時、精算前の商品の包装を開ける、商品をポケットやカバンに入れるなどの行為は万引きとみなされます。また、電車など公共の場で、携帯電話で話したり大声で仲間と話したりすることは、迷惑行為とみなされますので気をつけてください。

    6.安全のための注意事項

    日本は比較的安全な国といわれていますが、犯罪や事故など様々な危険があります。一人一人が危険に近づかないように注意して生活してください。

    • 夜道の一人歩きやさびしい場所や人気のない場所へ一人で行くことは避けてください。
    • 名古屋市でもひったくり事件が多発しています。道路を歩くときや自転車に乗るときは、かばんに気をつけてください。
    • 知らない人から電話がかかってきても応答しない、見知らぬ人の訪問にはドアを開けないでください。業者と偽って部屋に入ろうとする人もいますので気をつけてください。業者であれば必ず何らかの通知をポストに入れますので、急な来訪にドアを開ける必要はありません。室内にいる時はドアチェーンをかけておきましょう。
    • 学内でも、人気のない場所、暗い場所があります。また建物の内外を問わず、盗難がありますので日頃から気をつけてください。
    • 詐欺、悪徳商法、ストーカー行為など、被害者にならないためにも、安易な誘いの言葉に応じないよう、また見知らぬ相手に安易に自分の個人情報を教えないように注意してください。ネットオークション等による個人売買でのトラブルも増えていますので十分気を付けてください。
    • 知らない人から親切に話しかけられて、集会などに誘われることがあります。 交流会と言って、実はカルト集団や不法なアルバイトへの勧誘である場合や、物品を売りつけられて多額の支払いを要求される場合などがあります。知らない人からの誘いには十分注意してください。学内でもこのような活動が行 なわれることがあります。

    万一危険な目に合ったり、暴行などを目撃した場合には、すぐに警察(電話:110)へ連絡してください。また構内で危険な目に合った時などは、本部の守衛室(電話052-789-4917)に知らせるか、近くの事務室へ知らせてください。

    その他、犯罪に巻き込まれた場合には、一人で悩まずに大学の相談窓口や警察に相談してください。

    7.財布、キャッシュカード等の紛失

    各学部・研究科等の担当掛に届け出て下さい。大学に連絡がある場合があります。

    (1)キャッシュカードやクレジットカードを紛失したら、すぐに銀行や郵便局、クレジット会社に連絡して、カードの利用停止の手続きをしてください。
    (2)最寄りの交番に届けてください。
    (3)学生証を紛失したら、各学部・研究科等の担当係で再発行の手続きをしてください。

      8.中国総領事・警察官をかたる詐欺の電話への注意喚起

      本国在住の中国人の方を狙った詐欺の電話が多発していますので十分注意してください。

      中国総領事・警官をかたる詐欺の電話への注意喚起


    快適なくらしのために

    自分の育った文化環境から離れて日本で新しい生活を始めることは、想像以上にいろいろなストレスを伴うことかもしれません。このストレスは、時間とともに自然に乗り越えられることもあれば、大きな問題のように感じられて自分一人では解決が難しいこともあります。
    グローバル・エンゲージメントセンターアドバイジング部門では専門のカウンセラーや医師が適応の相談に応じています。

    グローバル・エンゲージメントセンターアドバイジング部門
    所在地:東山キャンパス 工学部IB電子情報館西棟7階739室
    利用時間:10:00-16:00 月曜日~金曜日(休日を除く)
    Tel: 052-788-6117
    Email: isa<@>iee.nagoya-u.ac.jp (アドレスの<@>は@に置き換えてください)

    自分で解決することが難しい問題、疑問や相談があったら連絡してください。そのようなストレスを積極的に乗り越え、日本での生活や勉強がより実り多きものとなるよう、以下に、異文化適応の視点からいくつかのヒントをあげます。


    1.カルチャーショック

    カルチャーショックとは、一般的には異なる文化習慣や考え方、行動パターンなどを目の当たりにしてショックを受けることと理解されますが、専門的には、そういった環境で自分が自分らしく振る舞えず、そのために自信を失うことなどからくる心理的に落ち込んだ状態を指します。これは一時的なもので、異文化の適応過程ではだれもが経験するものです。期間や程度は人によって異なりますが、一般的に、自信をなくす、憂うつな気持ちになる、どんな失敗も自分のせいだと思う、自分に価値がないと思う、という感情を経験しやすくなります。またその結果、人と話したくない、授業に出たくないと思うようになったり、食欲がない、眠れないといった身体症状が出る場合もあります。 しかし、このような感情が起こるのは、新しい環境に慣れていく過程では自然なことです。あせらずにひとつひとつ対処していくことで、いずれ乗り越えることができます。


    2.学校文化の違い

    文化によって価値観、行動パターン、コミュニケーション方法が異なることはよく知られています。しかし、「学校文化」の違いについては見落とされがちです。同じ「大学」といっても、文化に基づいた様々なルールや習慣があり、人間関係のあり方、例えば教員と学生の関係や期待される役割が異なり、それが大きなストレス源となることも考えられます。例えば、日本の大学院では指導教員と学生の関係に独特な特徴があるとも言われます。日本の大学に慣れ、よりスムーズに留学目的を達成するために、このような視点から「学校文化」の違いを念頭に置く必要があります。疑問に感じることがあったら、アドバイザーなどと話し合い、良い研究環境を作っていくようにしてください。

    3.ストレスヘの対処法

    ストレスを感じたときや勉学に対する自信をなくした時には、まず自分を楽にする方法 を考えましょう。勉強の成果はすぐ目に見えるものではなく、時間をかけて積み重ねるものです。異なる文化で生活し、また勉学上の目標を達成するプロセスにおいては、たまに休憩も必要です。疲れたときは少し休んで、自分の好きな食事や娯楽、スポーツなどを楽しみましょう。また、友達や先生、アドバイザーと話をすることもおすすめします。異文化適応の過程はストレスを感じやすくなるだけの時期ではなく、自分の視野を広げ、自分や周りの人の多様な文化を理解するための成長の機会になりますので、体験から多くを学んでください。

    4 .デート

    デートについての習慣や解釈は、個人差と共に文化差も大きい分野です。同じ言動の解釈が文化によって大きく異なり、それが原因で、不要なまたは心身の健康に影響を与えるような問題が起きることがあります。互いの人格や文化を尊重し、相手が望まない言動は絶対にとらないことが重要です。

    5.ハラスメント

    名古屋大学ではセクシャル・ハラスメント、アカデミック・ハラスメントなどの防止と対策のため、ハラスメント相談センターを設置し、相談や研修活動を行っています。専門のカウンセラーが相談者の立場に立って助言、カウンセリングを行い、相談 者の希望に応じて調停及び事実調査等のサポートも行います。
    ハラスメント相談センターと併せて、各学部・研究科には 窓口担当員がいます。少しでも不安や疑問があるときは、窓口担当員にまず相談してみるとよいでしょう。相談内容は、深刻なものに限定されません。被害者の友人、知人であっても、相談することは可能です。また、日本語で相談することが難しい場合は、グローバル・エンゲージメントセンターの窓口担当員に連絡を取ってください。早めに相談することで状況の深刻化を防ぐことが大切です。どんな場合であっても相談者の秘密は厳守します。

    名古屋大学ハラスメント相談センター
    利用時間:9:00~17:00 月曜日~金曜日(休日を除く)
    Tel:052-789-5806
    Fax:052-789-5968
    E-mail:h-help@adm.nagoya-u.ac.jp
    URL:http://www.sh-help.provost.nagoya-u.ac.jp/
    各学部・研究科、グローバル・エンゲージメントセンター窓口担当員
    http://www.sh-help.provost.nagoya-u.ac.jp/inside/madoguchi-tantou.pdf
    6.障がい等による特別な支援が必要な場合

    名古屋大学では、身体・精神・発達等に障がいがある学生が、その能力に応じて十分な教育を受け、豊かな学生生活を実現できるように支援を提供します。身体・精神・発達等に障がいがあるなどの理由により、修学や学生生活において、とまどいや不安があったら学生支援本部 アビリティ支援センターまで相談してください。

    学生支援本部 アビリティ支援センター
    開室時間:10:00-17:00 月曜日~金曜日(休日を除く)
    Tel: 052-789-4756
    Email: osd@gakuso.provost.nagoya-u.ac.jp

    7.LGBT等の性的個性

    名古屋大学はLGBT等(Lesbian/Gay/Bisexual/Transgender及び他のセクシュアリティを含む)の性的個性についても同様に尊重され、その能力が存分に発揮できる教育・研究・就業環境の整備に取組むとともに、理解を深めるための啓発活動を積極的に実施していきます。

    LGBT等に関する名古屋大学の基本理念とガイドライン
    http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/upload_images/20180822_lgbt.pdf

    (個人の尊厳を守り多様な個性を尊重する名古屋大学基本宣言)
    名古屋大学では2018年に、「個人の尊厳を守り多様な個性を尊重する名古屋大学基本宣言」が制定されました。個人の尊厳が守られ、個性が尊重されるためには、教育・研究・就業活動のあらゆる場面において、国籍、民族、言語、 ジェンダー、性的個性、宗教、政治的意見、社会的身分、障害の有無などに基づくあらゆる差別をなくさなければならなりません。名古屋大学は責任を持ってその使命を追求します。
    http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/declaration/diversity/index.html

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    名古屋大学グローバルエンゲージメントセンター
    〒464-8601 名古屋市千種区不老町 [ 地図 ]
    電話 052-789-2198 FAX 052-789-5100
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