よしの満開日和 -テレ玉アナウンサー 塩原 桜のブログ-

アナウンサーブログ

2019.05.14

先日、鴻巣市に取材に行ってきました。

鴻巣といえば「花のまち」。全国有数の花の産地として知られていますよね。

 

そんな中、私が取材したのがこちら!

普通の花に見える?

いえいえ、実はこれ、食べられる花=エディブルフラワーなんです。

ここ数年、都内のカフェや生花店などを中心に広まり若い世代などに人気なんだそうです。

 

このエディブルフラワーを使った期間限定のカフェメニューがあると聞き鴻巣市のカフェ にこにこmama’s kitchenに。

 

 

頂いたランチセットがこちらです。


マリーゴールドの花びらを使った薬膳カレー

地元産の野菜を使ったサラダ

パンジーが乗せられたシフォンケーキと

トロピカルアイスティーの4品。

 

目にも楽しく、華やかなメニュー。

もちろん味もバッチリです!

 

薬膳カレーは、薬膳の香りとマリーゴールドのさわやさがマッチしていて

とてもおいしかったです~!

花自体の食感は葉物野菜のようですが、マリーゴールドは噛むほどに柑橘系のような香りと味があり、さっぱりと頂けます。

トロピカルアイスティーとの相性も抜群。

 

 

そしてシフォンケーキ!

 

こちらはパンジーが乗っていますが、マリーゴールドよりも甘い香り・味で驚きました。

花の種類によってこんなに味が違うんだなあ。ケーキは生地の中にも花を使っています。

 

 

このカフェメニュー、作ったのはなんと大学生たち!

(写真一番右が関根さん

 

中心となったのは女子栄養大学の関根京佳さん。

自分が生まれ育った鴻巣は花が有名だということを

食事でPRしたいと考え、卒業研究のテーマにしようと今回の取り組みを考えたそうです。

そこに食文化を学ぶ同じ大学の学生と、日本薬科大学の漢方について学ぶ学生が協力し

各メニューに手を加え、アドバイスをしながら完成させたとのこと。

 

 

関根さん自身、地元であるにもかかわらず、少し前までは花が有名だと知らなかったそう。

こんなにすてきなものが鴻巣市にあると言うことをPRしたいと思ったのがきっかけでした。

現在は鴻巣市では食用の花の栽培はしていないそうですが、こうした取り組みを通して、認知度が高まり、エディブルフラワーが作られるようになったらうれしいと話していました。

 

食用花、食べたことはありましたが、今回のメニューを食べるまではエディブルフラワーはあまり味がないものというイメージがあり、

こんなにも花の種類によって異なる香りや味を楽しめるのか、と驚きました!

 

関根さんは花農家で10種類以上を味見して花の味に合う料理を考えたそうです!

他のお花はどんな味だったのか気になります……!

 

限定メニューの提供は

5月18日(土)、6月15日(土)、7月20日(土)の3日間、20食限定で提供されます。

気になった方は、にこにこmama’s kitchenへぜひ行ってみてください^^