よしの満開日和 -テレ玉アナウンサー 塩原 桜のブログ-

アナウンサーブログ

2018.12.24

いよいよ年末。

先日のニュースでは、年末の恒例となっている「今年の漢字」についてお伝えしました。

 

漢字検定協会が全国公募で決定した今年の世相を表す漢字の1位は「災」でした。

全国からの193,214票のうち20,858票がこの漢字だったそうです。

 

スポーツ界での明るい話題も多くあった年でしたが、

「災」は、2位の「平」の16,117票を大きく上回っていて、

皆さんがいかに災害に悩まされた年だったかと言うことを実感しました。

2月の平成30年豪雪、6月の大阪北部地震、7月の豪雨、

9月の台風21号や北海道胆振東部地震。

7月23日には、熊谷市で41.1度を記録し、国内の観測史上最高気温を5年ぶりに更新し、

気象庁が「命の危険がある温度。ひとつの災害であると認識している」と会見をするなど

全国的に記録的な猛暑となりました。

 

 

県内の人たちのも話を聞きましたが、

「愛」や「浄」、「苦」など様々な漢字が上がりました。

みなさんにとっては、ことしはどんな一年でしたか?

 

 

ニュース内で自分の「今年の漢字」を発表すると言うことで

わたしも色々考えました。

「新」しい場所での生活が始まったこと?

生活に「変」化があったこと?

「友」人とたくさん会えたこと?

「働」く機会を与えてもらったこと?

 

どれも自分の中で今年を代表する出来事でした。

そこで選んだのがこちら

 

 

「結」でした。

 

まずはことし3月、

新卒から3年間務めた局を辞めたこと。

1つの仕事を終えた、という結びの意味の「結」。

 

そして4月から新たにテレ玉に仲間入りして、

様々な地方から集まったアナウンサーの先輩方や

テレ玉のみなさんと出会い、縁が「結」ばれたことに加え

大学時代ぶりに関東に戻ってきたことで

過去にお世話になっていた方との縁も再び「結」ばれました!

 

また、山形にいたときには仕事の都合で単身赴任だった夫との

二人暮らしが始まった年でもあったので

新たな気持ちで「結」婚生活が送れるようになったことも大きかったです(笑)

 

そして……この漢字、

仏教用語では「結(けつ)」という「煩悩」を表す言葉でもあるそうです。

新しい場所で、新しいことをはじめ、

自分のやりたいことと出来ることの差で悩むことも多く

様々な煩悩が生まれた年でもありました。

 

 

2019年はことし一年で生まれた悩みや苦しみも含めて、

結ばれたご縁に感謝しながら

これまでにやってきたことが実を「結」ぶ1年となりますよう

一所懸命努力して参ります。これからもよろしくお願いします。

 

 

2018年、本当にお世話になりました!

 

さて、年内のニュース545、ニュース930は今月27日(木)まで!

28日(金)は午後6時から、報道特番「埼玉この一年」を放送予定です。

埼玉県内のこの一年はどんな年だったのか

ニュース映像や記者解説で振り返ります。

ぜひご覧ください。

 

それでは皆さん、良いお年を♪