今津湾に珍魚「カライワシ」襲来! ヒットと同時にジャンプ&疾走する激烈ファイト
「この魚なんですか?」
お客様から、その魚の持ち込みがあったのは8月25日のことでした。
なんでも、玄洋中学そばの川でアオムシをエサにしたチョイ投げで狙っていると、この魚が釣れたのだそうです。
少年時代は毎日のように川魚図鑑を眺めて暮らしていた自称魚マニアの私、内心、「川魚なら任せなさい!」と思いながらバケツの中を覗いてみます。

んん、なんじゃ、この魚は!!
それは川魚マニアの私が見たことも聞いたこともない魚でした。
完全にギブアップ!
しばらくして、図ったように、魚に特別詳しい地元今津のお客様たちが来店されました。
天の助けとばかりに写真を見てもらいます。
「おおーっ、カライワシ! 今年も来たんや!!」
その途端、お2人ともいきなりテンションがMAXになっています。なんでも、2年前にもこの魚は今津湾に入ってきたのだそうです。
調べてみると、沖合で体長1mにも達する南方系の海の魚でした。幼魚のとき、汽水域に入ってくるとか。
翌日、アオムシチョイ投げタックルを持って、調査に行ってきました。
しかし、日が暮れるまで歩き回って探りましたが、1匹も釣り上げることはできませんでした。
その5日後、アルバイトスタッフのコダマ君から、LINEが入りました。

「カラクチイワシ、捕獲しました!!」
おおーっ、それは快挙!! ついにやったか!!!
……なんてテンションが上がるよりも、釣果を出し抜かれた悔しさよりも、まずなによりも、「カラクチイワシ」に対するツッコミが先に浮かんできました。
コダマ君、それは一体なに? カタクチイワシとカライワシのハイブリッド?? それとも、焼き肉のタレやカレールーのようにとても辛い味のイワシなわけ???
まあそんなこんなで、「辛口イワシ」が私の笑いのツボにハマってしまい、ひとしきり腹を抱えたあと、コダマ君の快挙をたたえる気持ちと、出し抜かれて悔しい気持ちがやっと湧き上がってきたのでありました(笑)。
さて、私がリベンジに出掛けたのは9月2日。
今回は、アジングロッドにウキ釣りで狙ってみます。ツケエは岩デコ。これを房掛けにしてみました。

池のような場所ですが、メイタが釣れたり、ハゼが釣れたりすることから、汽水であることが分かります。
しかし、水面を眺めていると、私の視界の端を、メダカの群れが横切って行ったりするもんだから、もうなにがなんだか分かりません(笑)。
投入した仕掛けを放ったらかしていてもなんの反応もないから、2回ほど激しくシャクってみました。
その途端、竿先をひったくる当たり。直後、獲物はジャンプし、ものすごいスピードで疾走していきます。

どうにか取り込んだ獲物。記念すべき、人生初の辛口……ではなくカライワシです。
その後、何度もヒットするものの、猛烈なジャンプや疾走でバラシの連発。尾ビレの大きさから分かる通り、かなり遊泳力が高い魚のようです。
想定外の40cm級のヒットもありましたが、私のアジングタックルで取り込むことはできませんでした。

かくて、どうにかこうにか1匹追加し、オマケで食ってきた良型のハゼとともに持ち帰りました。
帰ってカライワシを捌いてみると、胃袋からハゼが出てきました。
かなり獰猛な魚なんですね。
ネットで調べた限りでは、小骨が多くて身が軟らかいとのこと。
普通に料理したら美味しいとはいいがたいようですが、唐揚げやさつま揚げなどはオススメだそうです。
現在、捌いて冷凍庫へ入れていますが、また気が向いたら食レポをお届けしたいと思います。
果たして、辛口か、甘口か。
お客様から、その魚の持ち込みがあったのは8月25日のことでした。
なんでも、玄洋中学そばの川でアオムシをエサにしたチョイ投げで狙っていると、この魚が釣れたのだそうです。
少年時代は毎日のように川魚図鑑を眺めて暮らしていた自称魚マニアの私、内心、「川魚なら任せなさい!」と思いながらバケツの中を覗いてみます。
んん、なんじゃ、この魚は!!
それは川魚マニアの私が見たことも聞いたこともない魚でした。
完全にギブアップ!
しばらくして、図ったように、魚に特別詳しい地元今津のお客様たちが来店されました。
天の助けとばかりに写真を見てもらいます。
「おおーっ、カライワシ! 今年も来たんや!!」
その途端、お2人ともいきなりテンションがMAXになっています。なんでも、2年前にもこの魚は今津湾に入ってきたのだそうです。
調べてみると、沖合で体長1mにも達する南方系の海の魚でした。幼魚のとき、汽水域に入ってくるとか。
翌日、アオムシチョイ投げタックルを持って、調査に行ってきました。
しかし、日が暮れるまで歩き回って探りましたが、1匹も釣り上げることはできませんでした。
その5日後、アルバイトスタッフのコダマ君から、LINEが入りました。
「カラクチイワシ、捕獲しました!!」
おおーっ、それは快挙!! ついにやったか!!!
……なんてテンションが上がるよりも、釣果を出し抜かれた悔しさよりも、まずなによりも、「カラクチイワシ」に対するツッコミが先に浮かんできました。
コダマ君、それは一体なに? カタクチイワシとカライワシのハイブリッド?? それとも、焼き肉のタレやカレールーのようにとても辛い味のイワシなわけ???
まあそんなこんなで、「辛口イワシ」が私の笑いのツボにハマってしまい、ひとしきり腹を抱えたあと、コダマ君の快挙をたたえる気持ちと、出し抜かれて悔しい気持ちがやっと湧き上がってきたのでありました(笑)。
さて、私がリベンジに出掛けたのは9月2日。
今回は、アジングロッドにウキ釣りで狙ってみます。ツケエは岩デコ。これを房掛けにしてみました。
池のような場所ですが、メイタが釣れたり、ハゼが釣れたりすることから、汽水であることが分かります。
しかし、水面を眺めていると、私の視界の端を、メダカの群れが横切って行ったりするもんだから、もうなにがなんだか分かりません(笑)。
投入した仕掛けを放ったらかしていてもなんの反応もないから、2回ほど激しくシャクってみました。
その途端、竿先をひったくる当たり。直後、獲物はジャンプし、ものすごいスピードで疾走していきます。
どうにか取り込んだ獲物。記念すべき、人生初の辛口……ではなくカライワシです。
その後、何度もヒットするものの、猛烈なジャンプや疾走でバラシの連発。尾ビレの大きさから分かる通り、かなり遊泳力が高い魚のようです。
想定外の40cm級のヒットもありましたが、私のアジングタックルで取り込むことはできませんでした。
かくて、どうにかこうにか1匹追加し、オマケで食ってきた良型のハゼとともに持ち帰りました。
帰ってカライワシを捌いてみると、胃袋からハゼが出てきました。
かなり獰猛な魚なんですね。
ネットで調べた限りでは、小骨が多くて身が軟らかいとのこと。
普通に料理したら美味しいとはいいがたいようですが、唐揚げやさつま揚げなどはオススメだそうです。
現在、捌いて冷凍庫へ入れていますが、また気が向いたら食レポをお届けしたいと思います。
果たして、辛口か、甘口か。
この記事へのコメント
教えて頂いた漁港の新波止の方で、いいアジが短時間でたくさん釣れました!子どもが大喜びしまして、波止のおじさん達の失笑も釣ってしまったかもしれません。
ありがとう。
また寄らせて頂きます。
コメント&貴重な釣果情報ありがとうございます!
大漁おめでとうございました!!
スタッフ一同、しっかりアンテナを立てて日々情報を収集しておりますので、また最新情報をお尋ねくださいね。