ロシア科学アカデミー・スミルノフ物理学派・論文審査員:ドクター佐野千遥
現在、医療分野において、放射線治療なる物は殆どの場合、患者が先ず気持ち悪くなり、血を吐き、死亡しています。つまり放射線治療は人を殺しています。それは、がん細胞を殺す名目で、X線やら中性子やらの強力な放射能を患者に浴びせる訳ですから、がん細胞だけでなく正常細胞も破壊し、又放射能による根本的健康破壊が齎されるわけです。ところが松浦優之さんという方が創った光速度電子による放射線治療AWGだけは、有ろう事か大変な治療効果が有ることが発見され、今日本の国家規模で注目されるに至ってます。国会議員関係者が松浦博士を私に紹介し、私が関係者の討論会を物理学的観点から取り纏める大任を承りましたので、何故光速度電子による放射線治療だけは圧倒的善を成すのかの理由を物理学的に論証する目的で書いたのが以下の論です。このような物理学的説明は、エントロピー単調増大法則を信奉する「正統派」現代物理学では到底成し得ない説明ですので、襟を正して御精読下さい。
第0章:現代西洋医学の現状と、現代西洋医学の無能力性の根本原因を抉り出す
現代西洋医学の守備範囲自体においてこれを批判するなら次のようになる。一般に科学とは原因・結果の連鎖を特定する事をその使命としている。ところが現代西洋医学は人体が一日に必要とするエネルギー量を食事から摂取する2300~2500キロ・カロリーだけと考えてしまうのだが、人間の身体が例えば室温6度の中で体温を36度Cに保つ為だけでも2300~2500キロ・カロリーの25倍の57500~62500キロ・カロリーを必要とする事を見ようとしない(それは彼等が「正統派」現代物理学の物質の世界で閉じた「エネルギー保存則」を信奉しているからであるが)。その結果、現代西洋医学はこの57500~62500キロ・カロリーを使って整った条件下では万全な体勢で作動している免疫系の頑強な底力を完全に見縊ってしまって、それが原子核まで含めた整った条件下で健康に作動する時の生化学的反応の連鎖の体系を全く特定しようとしていない。一般に科学とは原因・結果の連鎖を特定する事をその使命としているのだから、医学とは科学ではない。実際現代西洋医学は整った条件下で作動している免疫系の頑強な底力に予期せず遭遇するので、自分達の人為的医療目的の為に邪魔になるその免疫力を抑え付け、次には抹殺するために、強大な副作用を持った薬を意図的に開発し投与して憚らない。
結論から先に言うが、現代西洋医学は病は原子核内から磁気により破壊的・建設的に治す必要が有るという最根本的認識を持っておらず、原子核外だけを電気的にのみ見て、電気的陽イオン、陰イオンの個々ばらばらの生化学的反応によって原子核外の病原をあわよくば壊す事しか眼中に無いからである。また現代西洋医学の放射線治療は光速度電子によらず他のあらゆる被爆を引き起こす素粒子を患部に破壊的に作用させる事(その結果、彼等の放射線治療を受けた者は悉く直後に気持ちが悪くなり、吐き気を催し、血を吐いて死んでいっているのに)しか念頭にない、完全に誤謬の似非(えせ)科学に陥っているからである。
殺菌すれば治るような病気や、折れた骨を接ぐ程度の治療以外、ほぼ全く病を治すことができない現代西洋医学の医者と医療に現状のような社会的権威を与えておく事自体が間違っているのである。
現代西洋医学が斯くの如き無能な状態に有る根本的原因は、「正統派」現代物理学が根本的に誤ったエントロピー単調増大法則を信奉しているために、生命現象に対し何らの洞察をも提供出来ないからである。
第1章:「正統派」現代量子核物理学・素粒子論=トンデモ物理学である事の完全論証完了:
ロシア科学アカデミー・スミルノフ物理学派
第1章・第1節:数学に基づく「正統派」現代物理学の誤りの論証
数学基礎論のゲーデルの不完全性定理に基づき数学の全分野の中、離散値でなく連続実数値の上に作られた確率・統計学と微積分学は間違った数学分野である事が証明され、その誤った確率・統計学と微積分学を大量に持ち込んだ「正統派」現代物理学が折衷主義と至る所の矛盾に陥るのは理の当然であった。
20世紀初頭に物理学でプランク定数やハイゼンベルグの不確定性原理として発見された「我々の物理世界は離散値の世界」(連続実数値の世界ではない)なるテーゼは地続きの物理学と数学の両方を貫くテーゼである。「正統派」現代物理学はニュートン古典物理学をお払い箱にする為に、「我々の物理世界は離散値の世界」を強調して置きながら、ところが離散値でなく連続実数値の上に作られた確率・統計学と微積分学を使い続け、特にハイゼンベルグの不確定性原理の確率論的解釈を決議したコペンハーゲン・ドクトリン以降、現象の表面だけに辻褄を付けて登場した確率論的量子力学はその全章が誤謬の極みに陥っていたにも拘らず、確率論的量子力学は「正統派」現代物理学の二大支柱の一つと成るに至った。
ニュートンが力が物体をその力の方向に動かした時、その力の大きさとその距離の積を仕事=エネルギーと定義したのだからエネルギーとは方向性を持った概念である。「正統派」現代物理学は無限小差分を使う欠陥数学=微積分を使って運動エネルギーを計算すると運動エネルギーがその無限小差分が故に方向性を失った概念へと変質してしまうという佐野が指摘した重大問題に未だに無自覚である。佐野は「我々の離散値の物理世界においては等速円運動自体が方向性を持ったエネルギーを消費する。」事を論証した。これを原子核の周りを半永久的に回転し続ける軌道電子に適用すると、「正統派」現代物理学が堅く信奉する根本原理「永久機関不可能論」、物質世界で閉じた「エネルギー保存則」、「エーテル不要論」が同時に全て覆った。
合成数とは素数のあらゆる掛け合わせにより創り出された数であり、
Fibonacci数とは1と最初の素数2の和とそのあらゆる和により創り出された数である。
Boltzmannの眼には、離散値でない連続実数のfieldは構造のないuniformなfieldであり、そのuniformなfieldから見るために、ランダム(fieldは実は素数とFibonacci数のsubjacentな構造が離散値的決定論的高度な構造の発現を齎しているのだが)にエネルギー・質量・状態が散って行くようにしか見えない。
つまり連続実数値を使う限り物事はランダムに見える。
それに対し、素数とFibonacci数から構成される離散値をもとに物事を見ると決定論的構造が見えてくる。
よって連続実数値は誤れる確率論・エントロピー単調増大法則を内包している。
つまり、誤れるエントロピー単調増大法則も離散値性無視に起因する。
宇宙のフラクタル性と、ゲーデルの不完全性定理における再帰的数え上げ可能性と、物理世界の離散値性とは、地続きの物理学と数学世界を貫いてほぼ同じ事を意味する概念である。
第1章・第2節:物理学の中からの「正統派」現代量子核物理学・素粒子論=トンデモ物理学である事の論証
「正統派」現代量子核物理学と素粒子論の致命的誤りの根源的原因を、ここに簡潔に纏めて述べる。物理学とはとどのつまり「力」の問題に集約される科学である。膨大且つ一見「高度」な理論であるかの装いの「正統派」現代量子核物理学と素粒子論の原子核内の力についての入力条件と導き出すべき出力結果を調べる。入力条件は先ず原子核内に電荷があり、それは陽子の持つ「プラスの電荷」幾つかである(中性子は電荷を持たない)ため、このままでは互いに外へ向かった斥力により反発し合い原子核はバラバラに分裂せねばならない。出力条件は原子核が1つに強固に固まっている、つまり電子・陽電子間の電気力の100倍の内に向かった求心力が働いている。物理学に素人の眼にも明らかなように、この入力条件と出力条件は完全な論理矛盾で、論証不可能な命題である。しかし「正統派」現代量子核物理学と素粒子論は、驚くべき事にこの入力条件と出力条件が完全な論理矛盾で、論証不可能な命題である事に気付かなかった。そこで彼等が遣った事は、入力条件の「外へ向かった斥力」を180度方向転換させて「内に向かった求心力」の話にしてしまうために、物理的に全く説明が出来ない諸々の「素粒子」、例えば「糊の役割をする素粒子グルオン」だとか「重力を付与するHiggs粒子」等々を「発明」「捏造」し、それを「高度な」数学(「高度」とは「正しい」事を意味しない)で糊塗して、一般人は元より物理学者達さえも「寄せ付けない」、「理論的縦割り独走態勢」を作りノーベル賞委員会に権威付けさせることであった。かくて彼等は入力条件の「外へ向かった斥力」をいつの間にか180度方向転換させて「内に向かった求心力」の話にしてしまう事に成功した。しかしそうして捏造した諸々の素粒子を持ってしても「電子・陽電子間の電気力の100倍の内に向かった求心力」を導き出すことが出来なかった彼等は、原子核内には原子核外と違って重力とも、電気力とも、磁力とも異なる「強い相互作用」、「弱い相互作用」という、第4、第5の力が存在する事とし、これは「量子条件」の一つであり、何故第4、第5の力が存在するかの理由は問うても意味が無いとした。読者の皆さん!お分かりになりますか?「正統派」現代量子核物理学と素粒子論の惨憺たる理論的現状を!?少なくとも今回7月のサンクトペテルブルグ物理学会に於いてはスミルノフ学派に属していないロシア科学アカデミーの物理学者達も佐野千遥による原子核を電荷と見たところに「正統派」現代量子核物理学と素粒子論が誤りに迷い込んだ本源的原因が有るとの指摘に拍手喝采した。しかも「正統派」現代量子核物理学と素粒子論にとっては原子核内はボーズ統計だ、フェルミ統計だ、等々確率論的に諸々の素粒子があらゆる方向に動き回り、あらゆる「相互作用」をしている混乱の極みにある事になっており、原子核外では軌道電子が理路整然と作動している現実の説明に理論的に繋げる事が出来ないでいる。
ところでついでまでにここで述べておくと、若し入力条件の原子核内の力を電気力でなく磁力であると考えると出力条件まで含めて、如何なる矛盾も無い体系に纏める事が出来る。中性子も陽子も磁気を持っており、マクロの世界でも或る場所に永久磁石を幾つか適当に放置した場合には磁気は全磁石を単一の一続きの閉じた磁力線が結んでしまう。つまり磁気は全磁石を一つに取り纏めてしまう。総じて入力条件自体が中に向かった求心力となる。ところで単極磁石の存在とその諸々の作用反作用がスミルノフ学派ではシャクパロノフ博士により実験的にも確かめられており、S極単極磁石とN極単極磁石の引き合う力は、電子と陽電子の引き合う力の100倍である事が実験的に確かめられている。原子核とは幾つかの単極磁石が組み合わさった単一の単極磁石として理路整然と作動している。
読者の皆さん、お分かりになりますか?貴方達は永年、この「正統派」物理学会の権威に騙されて来た事を!このような物理学だったから経済は沈滞し、経済を活性化する為に如何なる貢献もしない科学へと成り下がり、おまけに原爆、原発爆発の災禍に何の責任も取れない寄生虫でしかない事が明らかとなりました。
[注釈]:「正統派」現代量子核物理学と素粒子論が物理的に説明ができない素粒子が存在すると主張するためには、加速器を使って原子核と原子核とをそれぞれ光速度に近い猛烈な速度で正面衝突させて、何兆回に1回、例えば「神の素粒子」の痕跡が見えたようだ、として3年おき位に大騒ぎをするのだが、これは科学者として非常に滑稽な話である。たとえば超音速のジェット機を正面衝突させて、その粉々に砕けて燃え上がった破片や飛び散った燃料の燃え滓の中から装着されて有ったはずの部品を探す場合を想定して見よう。部品がそのままの形で砕けもせず歪みもせず回収される事は先ず有り得ない事である。部品の元々の形も不明である場合には、その部品の機能から形を想定して粉々に砕けて燃え上がった破片のどれかがそれに近い機能を持っていたものではないかとか、既にこじ付けをせねばならなくなるし、ましてや「重力を付与する粒子=Higgs粒子」とやらなら形も機能も物理的に全く正体不明の「粒子」なのだから、飛び散った燃料の燃え滓の塊の一つがそれらしいとか高らかに宣言する(実はでっち上げる)以外になくなるのである。そうであっても権威主義に堕落し切った「正統派」現代物理学派所属の物理学者達は、ノーベル賞委員会のお墨付きさえ貰えれば、この出鱈目極まりない遣り方で「存在が確認された素粒子」を、世界の中学、高校、大学の教科書にまで恥も外聞も無く掲載する厚顔ぶりを発揮して憚らない。恰もその「素粒子の存在」と「理論の正しさ」を全物理学者達が既に承認したかのような装いを凝らして...。その「粉々に砕けて燃え上がった破片や飛び散った燃料の燃え滓」として「存在が確認された」とされる「素粒子」なる物は、原子核が正常に作動している時にその「破片」や「燃え滓」の形で機能している保障は全く無く、原子核内にそのままの形の物として常駐している保障は更々に無い事は、物理学に素人の方々にも良く分かるであろう。現代素粒子論者達のでっち上げと虚言は社会に対する犯罪である。しかも加速器とは巨大な予算を使っている。