資材調達：佐藤将樹｜事務系社員インタビュー｜人と仕事｜新卒採用サイト

世界をまたにかけて、
原料の鉱物資源を調達。
事務系でも、ものづくりに
深く関われるのが面白い。

事務系社員インタビュー#07

Masaki Sato

資材調達

佐藤将樹
資材・物流部
資材調達室原料資源グループ
入社8年目

文系（経営学科）

仕事内容

入社以来、AGCのものづくりに必要な資材の調達に携わっています。最初の3年弱は愛知工場、その次の2年弱は鹿島工場に所属し、ガラス製品を製造するための治具や塗料などの調達に従事。現場の開発部門や生産部門の方々と協業しながら、どうすれば品質を保ちながら低コストで資材を調達できるかを考え、供給元のサプライヤー企業と折衝していく。その5年ほどで、製造現場の課題を見抜く力や、サプライヤー企業とロジカルに交渉する能力などが大いに鍛えられました。その後、本社に異動となり、現在はガラスの原料となる鉱物資源を海外から買い付ける業務を主に担当しています。主要な原料ならば、調達する数量は年間数十万トン、金額にすると数十億円にも上り、自ら海外に出張してサプライヤー企業と交渉する機会も頻繁です。責任は重大ですが、非常にダイナミックな仕事に挑戦させてもらっています。

仕事のやりがい

調達の仕事は、成果が数字となって明確に表れることが大きな醍醐味です。自分が企画検討して新規に導入した原料によって製造コストが削減できれば、その数字がそのまま収益増につながり、経営への貢献を実感できる。また、調達は事務系職種のなかでは圧倒的にものづくりに近い仕事であり、工場の現場にも深く関わっていきます。製造部門のスタッフに、「この原料を使えばもっと効率的に生産ができる」と意見をぶつけて議論することも。AGCのものづくりに自分の意見を反映できるのは面白いですし、現場の方々とワンチームになって困難な目標を達成していくことにもやりがいを感じます。また、今手がけている海外からの資源調達は、原料採掘の権益そのものを獲得することも検討の視野に入れており、実際に採掘現場を訪れて調査するなど、世界をまたにかけてスケールの大きな仕事を堪能できるのも魅力です。

入社動機、今後の目標

目に見える形で「これは自分が関わった」と誇れるものを世の中に送り出したいという思いから、就職活動ではメーカーを志望しました。なかでも社会への影響力が大きな素材メーカーに興味を持ち、注目したのがガラスを中心に多様な素材製品を扱っているAGC。就活中に出会った「人」も魅力的で、若いうちから責任ある仕事を任される風土にも惹かれて入社を決意しました。実際、調達部門に配属されて1年目から数億円のプロパンガスの購入を任され、チューターの先輩の指導のもとでガス会社との価格交渉を経験。入社前、社員の方から「AGCは若手に大きな挑戦をさせる会社」とうかがっていましたが、まさにその通りでした。おかげで成長するスピードも早かったと感じています。今後は海外赴任などもチャレンジしたいですし、また、機会があれば営業の最前線も経験して自分の幅をさらに広げていきたいと考えています。

AGCのオススメポイント

若いうちからいろんなチャンスを与えてくれて、やりがいのある仕事に打ち込めることはもちろん、努力する人間を支えてくれる温かい仲間が多いこともAGCならではの魅力だと思います。特に工場での調達を担った時に感じたことですが、新しい原料の導入を図ろうとした際、最初はリスクがあると難色を示していた製造現場の方々も、私が一生懸命考えて訴えている姿を見て「そこまで頑張るのなら佐藤のために協力するよ」と味方になってくれた時は、涙が出るほどうれしかった。また、仕事を離れれば多趣味な人が多く、私は社会人になってから登山を始めたのですが、それも工場勤務時の同僚に影響されてのこと。AGCでのさまざまな経験を通して、いろんな意味で自分が豊かになっているような気がしています。

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