大手自動車メーカーの偽のエンブレム付きのエアバッグを販売したなどとして逮捕された男4人が、海外から部品を輸入し、自前でエアバッグを製造していたとみられることが分かりました。
群馬県桐生市の中古車販売店の従業員で、パキスタン国籍のイスラール・ミアン・アリ容疑者(36)ら4人は去年、「トヨタ」などの偽物のエンブレムが付けられたエアバッグ5個を販売したなどの疑いがもたれています。
その後の警視庁への取材で、イスラール容疑者らが海外から部品を輸入し、自前でエアバッグを製造していたとみられることが分かりました。
警視庁は、偽のエアバッグのカバーなど部品およそ3000点を押収していて、粗悪なエアバッグが流通している可能性もあるとみて調べています。
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