イチからわかる御神渡り 年明け6日から観察開始

5季ぶりに出現した御神渡りを前に拝観式を行う宮坂宮司や氏子たち=2018年2月5日

■八剣神社(諏訪市)の宮坂清宮司が解説

 諏訪湖を覆う氷が割れてせり上がる「御神渡(おみわた)り」の観察が年明け1月6日から始まる。近年は温暖化もあり、なかなか出現を見ることはできないが、観察ツアーができるなど注目度は高い。観察と御神渡りの認定を担っているのは諏訪市小和田の八剣神社。室町時代の1443年から580年間にわたる観察記録が残る同神社で、1986年から観察を続ける宮坂清宮司(72)に御神渡りの基本的な知識や観察の楽しみ方を聞いた。…

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