Lenovo Z5 Pro(その2)
結局忙しくて1ヵ月以上空いてしまいましたね
Z5 PRO GTも発売され、こっちはグローバルみたいなので日本にも来るかも知れません
尤も値段や時期で選んだので後悔はしていませんが
さて、中華系ショップでスマホを個人輸入したことがある人はご存知かも知れませんが、
グローバル未対応の機器にショップ独自のROMを入れて販売しているところがあります
メリットとしては
・日本語ロケール対応がされている
・GooglePlayが入っている(中国本土では基本的にNG)
・余計な中華ソフトが入っていない
など
デメリットは
・メーカーアップデートや保障の対象外になる(ショップサポートはしてくれる場合も)
・動作やアプリが不安定になる場合がある
など
加えてZ5Pは
・電話が架けられない(後で分かったのですが、たぶんスライド認識)
・Google系アプリ(カレンダーやドライブなど)が軒並み同期がとれない
・何故かBootLoaderがUnlockされた状態で納品
といったことがあったため、純正に戻そうと
まあ純正だから安全安心というと、そういうわけでもないけどw
その2である今回は純正ROMに戻すやり方+αをご紹介
なお、上手くいかなかったり不具合が発生しても責任を取るものではありませんので、やる場合は自己責任で
〇準備するもの
・minimal_adb_fastboot_v1.4.3
AndroidをPC(コマンド)操作するためのツール
最新版はAndroid SDKに統合されたが、ネットだとこのバージョンのコマンドになってたり、インスコがUser\AppData\Local\Android\配下になってたりと面倒なので、不都合がなければこちらがおすすめ
・LenovoUsbDriver_v1.1.34
無くても認識したんですが、色々入れたり消したりしてたので、ドライバが見つからなかったら試してみてください
当然機種が違うならそれに合わせたドライバを探すのが無難です
・qpst.win_.2.7_installer_00472.4
クアルコム用復旧ツール
色々試したり調べたりしたんですが、EDL(Emergency Download )で入れ直す方法となりました
QFIL(Qualcomm Flash Image Loader)を使うのですが、探すと単体でもあったりしますが、このバージョンじゃないと上手くいかなかったです
当然機器によると思いますし、ドライバも別途必要になるかも知れません
・入れたいROM
これがないと始まらないw
Z5Pはhttps://mirrors.lolinet.com/firmware/lenovo/l78031/でお世話になりました
l78031はZ5Pの端末番号
・データ転送用USBケーブル
付属のでも使える場合もありますが、データ転送に対応していないと充電されるだけですw
〇純正ROM戻し
1.ショップロムはデフォルトでデバッグモードはONになっていましたが、必要な方はONにして下さい
端末設定>About Phone>Z5PではZUI version連打でDeveloperモード開放
端末設定>Advanced setting>Developer OptionからUSBデバッグの項目をONに
2.QFIL設定

「Select Build Type」をFlat Buildに
「Select Programmer」を解凍した純正ROMのddr.elfに
「Rawprogram and Patch」で右のLoad XMLを押下、それぞれ選択
これで前準備完了です
3.EDLモードに入ってROMを焼きます
インストールした「Minimal ADB and Fastboot」フォルダにcmd-here.exeというファイルがあるので、
こちらを起動するとパスを設定しなくてもADBコマンドが使えます

端末をUSBで端末に接続します
adb devices <デバイス認識
adb reboot edl <EDLモードで再起動
あるいは、いったん電源を落とし、ボリュームボタン+-両方を押しながら電源を入れるとEDLモードになります
(端末によって違うかと)
QFILに戻りポートが「Qualcomm HS-USB QDLoader 9008 (COMxx)」になった瞬間、Downloadを押す
こちらも端末固有かもしれませんが、EDLやFastbootは起動直後でないと受け付けなかったりします
うまく走ればROM焼き完了
4.事後設定
ROMを入れ直しているので当然初期設定からです
ロケールは中国語と英語しか選べなかったので英語で設定しました
言語そのものは英語でもまあ使えるのですが、ロケールを日本にしないと色々不便です
なので「MoreLocale 2」をブラウザで検索してダウンロード
ADBコマンドで「adb shell pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION」
アプリのパーミッションを変えます
「MoreLocale 2」を起動してJapaneseを選べば晴れて日本語ロケールです
端末のローカルメニューは殆ど変わりませんが、ロケールが日本になると日本語ソフトが対応されるのが重要
GooglePlayがないのでこちらも検索してインスコ、起動時日本語になってればOK
後は各自必要なアプリを入れていってください
5.その他
ZUIは情報が中国になっているのでUIは変えたほうが良いかと
前回も言いましたが、わたしは+home使ってます
中華アプリは概ね削除か無効にできます
ブラウザなんかもあまり評判のよろしいものではないので、好きなものに変えましょう
Z5P固有アプリもいくつかありますが、まあ中華仕様のはほぼ使わないでしょう
壁紙がうまく表示しない場合は、端末設定>WallpaperのHD desktopをONにしてみてください
というかデフォルト壁紙すら正常に表示されないのになぜOFFなんだ・・・
こんな感じで無事純正ROMに戻せました
他にもTWRPやMagiskを入れてみたり、Fastbootモードでの操作やUnlockの仕方など色々弄った残骸があるのですが、割と長くなってしまったのでお蔵入りしました
EDLもシャオミのMiFlashでいけないかとかね
気が向いたらその3にでも(そう言っているうちは・・・)
Z5 PRO GTも発売され、こっちはグローバルみたいなので日本にも来るかも知れません
尤も値段や時期で選んだので後悔はしていませんが
さて、中華系ショップでスマホを個人輸入したことがある人はご存知かも知れませんが、
グローバル未対応の機器にショップ独自のROMを入れて販売しているところがあります
メリットとしては
・日本語ロケール対応がされている
・GooglePlayが入っている(中国本土では基本的にNG)
・余計な中華ソフトが入っていない
など
デメリットは
・メーカーアップデートや保障の対象外になる(ショップサポートはしてくれる場合も)
・動作やアプリが不安定になる場合がある
など
加えてZ5Pは
・電話が架けられない(後で分かったのですが、たぶんスライド認識)
・Google系アプリ(カレンダーやドライブなど)が軒並み同期がとれない
・何故かBootLoaderがUnlockされた状態で納品
といったことがあったため、純正に戻そうと
まあ純正だから安全安心というと、そういうわけでもないけどw
その2である今回は純正ROMに戻すやり方+αをご紹介
なお、上手くいかなかったり不具合が発生しても責任を取るものではありませんので、やる場合は自己責任で
〇準備するもの
・minimal_adb_fastboot_v1.4.3
AndroidをPC(コマンド)操作するためのツール
最新版はAndroid SDKに統合されたが、ネットだとこのバージョンのコマンドになってたり、インスコがUser\AppData\Local\Android\配下になってたりと面倒なので、不都合がなければこちらがおすすめ
・LenovoUsbDriver_v1.1.34
無くても認識したんですが、色々入れたり消したりしてたので、ドライバが見つからなかったら試してみてください
当然機種が違うならそれに合わせたドライバを探すのが無難です
・qpst.win_.2.7_installer_00472.4
クアルコム用復旧ツール
色々試したり調べたりしたんですが、EDL(Emergency Download )で入れ直す方法となりました
QFIL(Qualcomm Flash Image Loader)を使うのですが、探すと単体でもあったりしますが、このバージョンじゃないと上手くいかなかったです
当然機器によると思いますし、ドライバも別途必要になるかも知れません
・入れたいROM
これがないと始まらないw
Z5Pはhttps://mirrors.lolinet.com/firmware/lenovo/l78031/でお世話になりました
l78031はZ5Pの端末番号
・データ転送用USBケーブル
付属のでも使える場合もありますが、データ転送に対応していないと充電されるだけですw
〇純正ROM戻し
1.ショップロムはデフォルトでデバッグモードはONになっていましたが、必要な方はONにして下さい
端末設定>About Phone>Z5PではZUI version連打でDeveloperモード開放
端末設定>Advanced setting>Developer OptionからUSBデバッグの項目をONに
2.QFIL設定
「Select Build Type」をFlat Buildに
「Select Programmer」を解凍した純正ROMのddr.elfに
「Rawprogram and Patch」で右のLoad XMLを押下、それぞれ選択
これで前準備完了です
3.EDLモードに入ってROMを焼きます
インストールした「Minimal ADB and Fastboot」フォルダにcmd-here.exeというファイルがあるので、
こちらを起動するとパスを設定しなくてもADBコマンドが使えます
端末をUSBで端末に接続します
adb devices <デバイス認識
adb reboot edl <EDLモードで再起動
あるいは、いったん電源を落とし、ボリュームボタン+-両方を押しながら電源を入れるとEDLモードになります
(端末によって違うかと)
QFILに戻りポートが「Qualcomm HS-USB QDLoader 9008 (COMxx)」になった瞬間、Downloadを押す
こちらも端末固有かもしれませんが、EDLやFastbootは起動直後でないと受け付けなかったりします
うまく走ればROM焼き完了
4.事後設定
ROMを入れ直しているので当然初期設定からです
ロケールは中国語と英語しか選べなかったので英語で設定しました
言語そのものは英語でもまあ使えるのですが、ロケールを日本にしないと色々不便です
なので「MoreLocale 2」をブラウザで検索してダウンロード
ADBコマンドで「adb shell pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION」
アプリのパーミッションを変えます
「MoreLocale 2」を起動してJapaneseを選べば晴れて日本語ロケールです
端末のローカルメニューは殆ど変わりませんが、ロケールが日本になると日本語ソフトが対応されるのが重要
GooglePlayがないのでこちらも検索してインスコ、起動時日本語になってればOK
後は各自必要なアプリを入れていってください
5.その他
ZUIは情報が中国になっているのでUIは変えたほうが良いかと
前回も言いましたが、わたしは+home使ってます
中華アプリは概ね削除か無効にできます
ブラウザなんかもあまり評判のよろしいものではないので、好きなものに変えましょう
Z5P固有アプリもいくつかありますが、まあ中華仕様のはほぼ使わないでしょう
壁紙がうまく表示しない場合は、端末設定>WallpaperのHD desktopをONにしてみてください
というかデフォルト壁紙すら正常に表示されないのになぜOFFなんだ・・・
こんな感じで無事純正ROMに戻せました
他にもTWRPやMagiskを入れてみたり、Fastbootモードでの操作やUnlockの仕方など色々弄った残骸があるのですが、割と長くなってしまったのでお蔵入りしました
EDLもシャオミのMiFlashでいけないかとかね
気が向いたらその3にでも(そう言っているうちは・・・)
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