BS朝日

放送内容

#174

二度と観られない!?都の特別公開

非公開の文化財が期間限定で特別公開される「京の冬の旅」。今回は、徳川家康と同時代を生きた人物にまつわる「二度と観られないかもしれない」貴重な文化財を訪ねます。
テレビ初登場の大徳寺の塔頭「三玄院」。見どころの一つ「八方睨みの虎」の襖絵を見学しながら、この寺がなぜ徳川方からも豊臣方からも愛されたのか、その理由を紐解きます。さらに特別公開でも立ち入ることができない茶室へ。
妙心寺の塔頭「壽聖院(じゅしょういん)」は、石田家一族の菩提寺。わずかしか残されていないという三成の肖像画からわかる、石田家三代の知られざる素顔とは?
醍醐寺の塔頭で別格本山でもある「理性院」には、徳川家の御用絵師として活躍した狩野探幽が手がけた幻の障壁画が残されていました。この作品が幻の傑作と呼ばれる理由とは?
家康が土地を寄進され建立された「東本願寺」にも足を運び、「非公開の近代和風建築」を案内いただきます。


【専門家出演者】
●京都旅屋代表
吉村 晋弥さん