覚書
天城梵文|
梵音|
玄奘大師【十一面神呪心經】|
不空大師【十一面觀自在菩薩心密言念誦儀軌經】|
藏音|
大概中文翻譯|
----------------------------------------------------
नमो रत्न त्रयाय|
namo ratna trayāya|
敬禮三寶|
曩謨 囉怛曩 怛囉夜也|
南摩 惹納 達拉雅雅|
稽首皈依三寶。
नम आर्य ज्ञान सागर व्ऐरोचन व्यूह रजाय तथागतायार्हते सम्यक्सम्बुद्धाय।
nama ārya jñāna sāgara vairocana vyūha rajāya tathāgatāyārhate samyaksambuddhāya|
敬禮聖智海遍照莊嚴王如來|
曩莫 阿哩夜 枳穰曩 娑誐囉 吠𡀔者曩 尾喻訶 囉惹也 怛他蘖多夜囉訶帝 三藐三沒馱也|
南摩 阿里雅 佳納 薩嘎拉 貝勒佳納 尤哈 拉佳雅 達他嘎達雅阿啦哈帝 桑雅桑布達雅|
稽首皈依聖智海遍照莊嚴王如來。
नमः सर्व तथागतेभ्यः अर्हतेभ्यः सम्यक्सम्बुद्धेभ्यः।
namaḥ sarva tathāgatebhyaḥ arhatebhyaḥ samyaksambuddhebhyaḥ|
敬禮一切如來應正等覺|
曩莫 薩嚩 怛他蘖帝毘庾 囉訶毘藥 三藐三沒馱毘藥|
納摩 薩嚕哇 達他嘎提貝阿 啦哈達唄 桑雅桑布提唄|
稽首皈依一切諸如來眾、應供眾、正遍知眾。
नम आर्यावलोकितेश्वराय बोधिसत्त्वाय।
nama āryāvalokiteśvarāya bodhisattvāya|
敬禮聖觀自在菩薩|
曩莫 阿哩夜嚩路枳帝嚩囉也 冐地薩怛嚩也|
南摩 阿里雅阿哇嚕格帝秀哇啦雅 布地薩埵哇雅|
稽首皈依聖觀世音菩薩。(若依梵文字面翻譯應該是「聖觀察主菩薩/聖觀察王菩薩」)|
महा सत्त्वाय महा कारुणिकाय|
mahā sattvāya mahā kāruṇikāya|
摩訶薩,大悲者|
摩訶 薩怛嚩也 摩訶 迦嚕抳迦也|
瑪哈 薩埵哇雅 瑪哈 嘎嚕尼加雅|
大勇者,大悲者。
तद्यथा|
tadyathā|
怛姪他|
怛儞也他|
達地雅他|
即說咒曰。
ॐ धर धर धीरे धीरे ध्रु ध्रु ईट्टे वति।
oṃ dhara dhara dhīre dhīre dhru dhru īṭṭe vati|
闇 達囉 達囉 地履 地履 杜嚕 杜嚕 壹𪘨 伐𪘨|
囉 娜囉 娜囉 地哩 地哩 度嚕 度嚕 壹知 嚩知|
嗡 達啦 達啦 提力 提力 杜露 杜露 易笛 威易笛|
oṃ 懇請祈求加倍護持、加倍安撫、加倍穩固。
चले चले प्रचले प्रचले कुसुमे कुसुम वरे।
cale cale pracale pracale kusume kusuma vare|
折隷 折隷 鉢囉折隷 鉢囉折隷 俱素謎 俱蘇摩 伐隷|
者隷 者隷 鉢囉者隷 - 矩蘇銘 矩蘇摩 嚩隷|
加列 加列 不啦加列 不啦加列 固蘇美 固蘇瑪 哇壘|
震動、震動,遍震動、遍震動,以盛開的花朵祝福。
इली मिरी चिरि चित्ति जालमपनय।
ilī mirī ciri citti jālamapanaya|
壹履 弭履 止履 止徵 社摩波隷耶|
壹里 弭里 止里 止致 惹羅麼跛曩也|
易利 密利 積地 作- 哈啦瑪巴納雅|
以武器或戲劇演示智慧,來卸除傲慢欺妄等習氣。
परम शुद्धसत्त्व महा कारुणिक स्वाहा।
parama śuddhasattva mahā kāruṇika svāhā|
- 戍陀 薩埵 莫訶 迦嚧尼迦 莎訶|
跛羅麼 秫馱 薩怛嚩 摩訶 迦嚕尼迦 娑嚩訶|
- 梭哈|
至高的高尚品,大慈悲心,圓滿。
毎朝仏前に正座し、至心に合掌して
南無観世音菩薩を心に念じ、かつ口に唱えて曰く、
我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋癡(かいゆうむしとんじんち)
従身語意之所生(じゅうしんごいそしょしょう)
一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)
(三唱 三拝)
次にリンを鳴らし、謹んで挙経すべし。
仏説十一面観音菩薩随願即得陀羅尼経
(ぶっせつじゅういちめんかんぜおんぼさつ
ずいがんそくとくだらにきょう)
かくの如く我聞く。
一時(いちじ)、仏 補陀落山(ふだらくさせん)にいまして、
衆(しゅ)のために法を説きたまう。
その時に、観世音菩薩にもうしてもうさく、
我に神呪あり、もし衆生ありて受者するものあらば、
一切の病患(びょうげん)憂苦(うく)を除却(じょうきゃく)し、一切の悪業煩悩を消除(しょうじょ)して
身口意(しんくい)の業(ごう)を除き、みな清浄(しょうじょう)ならしめ、
心中 百千万億等(とう)の事、成就せざることなからしめんと、
わがこの神呪は大神験(だいしんけん)あり。
一切の諸仏 讃嘆(さんたん)し護念(ごねん)したまう。
われ 過去無量劫(ごう)のさきにおいて、
この呪(しゅ)を受持し、十方(じっぽう)の仏を見たてまつり、無生法忍(むしょうほうにん)をしょうしき、
また慈悲 喜捨(きしゃ)平等の法門を得て、一切の有情(うじょう)をして無上道に安立(あんりう)せしめ、
諸々(もろもろ)の険難を救い、安穏を得せしめたりき。
もし毎日一百八遍 この呪を誦すれば、万病消滅して、寿命長遠(ちょうおうん)。
常に十方(じっぽう)諸仏のために護念せられ、財宝衣食の乏しき所 なからしめん。
衆人(しゅにん)の恭敬(きょうけい)愛念を獲得し、また更に一切の災横(さいおう)、
鬼蛇(きだ)、刀杖(とうじょう)、毒薬、呪詛、怨賊(おんぞく)、水火(すいか)のために害せられず。
怖畏(ふい)を遠離(おんり)して、安穏を獲得せしめん。
命終(めいじゅう)の時にのぞんで、十方(じっぽう)の仏を見たてまつり。
極楽に往生し、悪趣(あくしゅ)に堕せずと。
その時に、仏善哉(ぜんざい)大士を讃し、諸々(もろもろ)の有情(うじょう)の為に
この呪をのべんと欲す。
我もまた受持せん。
汝、速やかにこれを説けと。
時に観世音菩薩、即ち呪を説いてのたまわく、
オン・マカキャロニキャヤ・ソワカ (七遍 乃至 二十一遍)
この呪を説きおわって、仏にもうしてもうさく。
もし男女(なんにょ)あって、この呪を一遍誦すれば、十悪五逆一切の罪障、
みなことごとく消滅し、諸々(もろもろ)の病苦を除き、諸々(もろもろ)の怖畏(ふい)を離れ、
生死(しょうじ)の海を超え、涅槃の岸に到らん、
もしまた人あり、十万億 那由多(なゆた)の諸仏の名号(みょうごう)を称念せんに、
暫時(ざんじ)も、至心(しいしん)に わがこの名号(みょうごう)を称念せんにはしかず。
福を得(う)ること 彼に勝れり。
宿福薄き者は、この呪 及び わが名を聞かず。
いかにいわんや すなわち受持(じゅじ)得受(とくじゅ)することを得んや。
もし よく至心(しいしん)に 呪を誦し わが現身(けんしん)を念ぜば、飛行(ひぎょう)自在を獲得し、
神通(じんつう)変化(へんげ)、わが如くにして異なることなけん。
また次に人あり、貧窮(ひんきゅう)下賎(げせん)にして多くの病苦を受け
愚痴(ぐち)暗鈍(あんどん)にして善悪(ぜんなく)をわきまえざる者あらんに、
もしよくこの呪を誦持(じゅじ)し、わが名を称念せば。
一切の求むる所 必定(ひつじょう)成就し、富貴自在、無病安楽、智弁才を得、
世(せ)出世の事、意にかなわずと言うことなし。
ないし無上菩提を證得(しょうとく)するなり。
もし女人(にょにん)ありて、女身(にょしん)を捨てんことを願い、この呪を誦持せば
女(にょ)を転じて 男(なん)となさん。
所生(しょしょう)のところは常に仏前にあって蓮華に化生(けしょう)し、
もし人間にあっては輪王(りんのう)となることを得、
つねに法輪を転じ、涅槃を究竟(くきょう)す。
その時に 観世音菩薩この呪を説きおわって、一切の大衆(だいしゅ)歓喜(かんぎ)讃歎(さんたん)し、
仏をめぐること三匝(さんそう)、礼(らい)をなして去る。(了)
伏して願わくは、南無大慈大悲観世音菩薩 哀愍(あいみん)攝受(せつじゅ)したまえ。
観音経秘鍵(かんのんきょうひけん)
世尊妙意観世音。
せーそんみょーいかんぜおん。
金銀座寶の蓮華は、歴劫不思議の波を立て心得の深きを顕す。
こんごんざほうのれんげは、りゃくこうふしぎのなみをたて、しんとくのふかきをあらわす。
弘誓深如海の船は、此に来りて傾かず、
ぐんぜいしんにょかいのふねは、ここにきたりてかたむかず、
還著於本人の剣を以って、呪詛諸毒薬の病を滅す。
げんじゃくおーほんにんのけんをもって、じゅそしょどくやくのやまいをめっす。
念彼観音の力を合わせ、諸欲害身の敵を滅ぼす。
ねんぴーかんのんのちからをあわせ、しょよくがいしんのてきをほろぼす。
発大清浄願の滝水は、煩悩妄想の垢を雪ぐ。
ほつだいしょうじょーがんのたきみずは、ぼんのうもうそうのあかをそそぐ。
我意汝略説の草木は、聞名及見身の種を成し、
がーいにょーりゃくせつのそうもくは、もんみょうぎゅうけんしんのたねをなし、
心念不空の風吹けば、能滅諸有苦の雲晴れ、
しんねんふーくうのかぜふけば、のうめつしょうくのくもはれ、
念念勿生の月明らかに照らす。
ねんねんもつしょうのつきあきらかにてらす。
推落大火の雨降れば、火坑の火も消滅す。
すいらくだいかのあめふれば、かきょうのひもしょうめつす。
即従座起の金を以って、和光垂迹の利物を顕わす。
そくじゅーざーきのこがねをもって、わこうすいじゃくのりもつをあらわす。
雲雷鼓掣電降雹樹大雨は、皆な是れ観世音の仏力なり。
うんらいくーせいでんごうばくじゅーだいうーは、みなこれかんぜおんぶつりきなり。
唱え奉る福聚海無量、閻浮檀金の家の内は、皆な是れ法性の春。
となえたてまつるふくじゅかいむりょう、えんぶだんごんのいえのうちは、みなこれほっしょうのはる。
以偈問曰の華開く、我今重問彼の秋の露は、
いーげーもんわつのはなひらく、がこんじゅうもんぴーのあきのつゆは、
世尊妙相具の草木宿する事疑い無し。
せそんみょうそうぐーのそうもくしゅくすることうたがいなし。
生死の病種種因縁の薬を給う。
しょうじのやまいしじゅいんねんのくすりをたまう。
慈眼視衆生、福聚海無量。是故応頂礼。念彼観音力。
じげんししゅじょうふくじゅかいむりょう。ぜーこーおうちょうらい。ねんぴーかんのんりき。
諸願成就。皆令満足、急急如律令。
しょがんじょうじゅ。かいりょうまんぞくきゅうきゅうにょりつりょう。
南無大慈大悲観世音菩薩、
なむだいじだいひかんぜおんぼさつ
種種重罪 五逆消滅 自他平等 即身成仏。
しゅじゅじゅうざい ごぎゃくしょうめつ じたびょうどう そくしんじょうぶつ。
「南無(なむ)
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)。」(3遍誦す)
「オン・マカキャロニキャヤ・ソワカ。」(108遍誦す)
(回向)
「願以所頌功徳(がんにしょしょうくどく)
回向冤親債主(えこうえんしんさいしゅ)
願我生活一切富足(がんがせいかついっさいふそく)
身心健康(しんしんけんこう)
(更に別の願望を加えてもよい)。」
オンハンドマラギャニマラン ギャマラギャボダマン ロキャノウタマンダメイ サラバシュダシッチシャ
梵音|
玄奘大師【十一面神呪心經】|
不空大師【十一面觀自在菩薩心密言念誦儀軌經】|
藏音|
大概中文翻譯|
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नमो रत्न त्रयाय|
namo ratna trayāya|
敬禮三寶|
曩謨 囉怛曩 怛囉夜也|
南摩 惹納 達拉雅雅|
稽首皈依三寶。
नम आर्य ज्ञान सागर व्ऐरोचन व्यूह रजाय तथागतायार्हते सम्यक्सम्बुद्धाय।
nama ārya jñāna sāgara vairocana vyūha rajāya tathāgatāyārhate samyaksambuddhāya|
敬禮聖智海遍照莊嚴王如來|
曩莫 阿哩夜 枳穰曩 娑誐囉 吠𡀔者曩 尾喻訶 囉惹也 怛他蘖多夜囉訶帝 三藐三沒馱也|
南摩 阿里雅 佳納 薩嘎拉 貝勒佳納 尤哈 拉佳雅 達他嘎達雅阿啦哈帝 桑雅桑布達雅|
稽首皈依聖智海遍照莊嚴王如來。
नमः सर्व तथागतेभ्यः अर्हतेभ्यः सम्यक्सम्बुद्धेभ्यः।
namaḥ sarva tathāgatebhyaḥ arhatebhyaḥ samyaksambuddhebhyaḥ|
敬禮一切如來應正等覺|
曩莫 薩嚩 怛他蘖帝毘庾 囉訶毘藥 三藐三沒馱毘藥|
納摩 薩嚕哇 達他嘎提貝阿 啦哈達唄 桑雅桑布提唄|
稽首皈依一切諸如來眾、應供眾、正遍知眾。
नम आर्यावलोकितेश्वराय बोधिसत्त्वाय।
nama āryāvalokiteśvarāya bodhisattvāya|
敬禮聖觀自在菩薩|
曩莫 阿哩夜嚩路枳帝嚩囉也 冐地薩怛嚩也|
南摩 阿里雅阿哇嚕格帝秀哇啦雅 布地薩埵哇雅|
稽首皈依聖觀世音菩薩。(若依梵文字面翻譯應該是「聖觀察主菩薩/聖觀察王菩薩」)|
महा सत्त्वाय महा कारुणिकाय|
mahā sattvāya mahā kāruṇikāya|
摩訶薩,大悲者|
摩訶 薩怛嚩也 摩訶 迦嚕抳迦也|
瑪哈 薩埵哇雅 瑪哈 嘎嚕尼加雅|
大勇者,大悲者。
तद्यथा|
tadyathā|
怛姪他|
怛儞也他|
達地雅他|
即說咒曰。
ॐ धर धर धीरे धीरे ध्रु ध्रु ईट्टे वति।
oṃ dhara dhara dhīre dhīre dhru dhru īṭṭe vati|
闇 達囉 達囉 地履 地履 杜嚕 杜嚕 壹𪘨 伐𪘨|
囉 娜囉 娜囉 地哩 地哩 度嚕 度嚕 壹知 嚩知|
嗡 達啦 達啦 提力 提力 杜露 杜露 易笛 威易笛|
oṃ 懇請祈求加倍護持、加倍安撫、加倍穩固。
चले चले प्रचले प्रचले कुसुमे कुसुम वरे।
cale cale pracale pracale kusume kusuma vare|
折隷 折隷 鉢囉折隷 鉢囉折隷 俱素謎 俱蘇摩 伐隷|
者隷 者隷 鉢囉者隷 - 矩蘇銘 矩蘇摩 嚩隷|
加列 加列 不啦加列 不啦加列 固蘇美 固蘇瑪 哇壘|
震動、震動,遍震動、遍震動,以盛開的花朵祝福。
इली मिरी चिरि चित्ति जालमपनय।
ilī mirī ciri citti jālamapanaya|
壹履 弭履 止履 止徵 社摩波隷耶|
壹里 弭里 止里 止致 惹羅麼跛曩也|
易利 密利 積地 作- 哈啦瑪巴納雅|
以武器或戲劇演示智慧,來卸除傲慢欺妄等習氣。
परम शुद्धसत्त्व महा कारुणिक स्वाहा।
parama śuddhasattva mahā kāruṇika svāhā|
- 戍陀 薩埵 莫訶 迦嚧尼迦 莎訶|
跛羅麼 秫馱 薩怛嚩 摩訶 迦嚕尼迦 娑嚩訶|
- 梭哈|
至高的高尚品,大慈悲心,圓滿。
毎朝仏前に正座し、至心に合掌して
南無観世音菩薩を心に念じ、かつ口に唱えて曰く、
我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋癡(かいゆうむしとんじんち)
従身語意之所生(じゅうしんごいそしょしょう)
一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)
(三唱 三拝)
次にリンを鳴らし、謹んで挙経すべし。
仏説十一面観音菩薩随願即得陀羅尼経
(ぶっせつじゅういちめんかんぜおんぼさつ
ずいがんそくとくだらにきょう)
かくの如く我聞く。
一時(いちじ)、仏 補陀落山(ふだらくさせん)にいまして、
衆(しゅ)のために法を説きたまう。
その時に、観世音菩薩にもうしてもうさく、
我に神呪あり、もし衆生ありて受者するものあらば、
一切の病患(びょうげん)憂苦(うく)を除却(じょうきゃく)し、一切の悪業煩悩を消除(しょうじょ)して
身口意(しんくい)の業(ごう)を除き、みな清浄(しょうじょう)ならしめ、
心中 百千万億等(とう)の事、成就せざることなからしめんと、
わがこの神呪は大神験(だいしんけん)あり。
一切の諸仏 讃嘆(さんたん)し護念(ごねん)したまう。
われ 過去無量劫(ごう)のさきにおいて、
この呪(しゅ)を受持し、十方(じっぽう)の仏を見たてまつり、無生法忍(むしょうほうにん)をしょうしき、
また慈悲 喜捨(きしゃ)平等の法門を得て、一切の有情(うじょう)をして無上道に安立(あんりう)せしめ、
諸々(もろもろ)の険難を救い、安穏を得せしめたりき。
もし毎日一百八遍 この呪を誦すれば、万病消滅して、寿命長遠(ちょうおうん)。
常に十方(じっぽう)諸仏のために護念せられ、財宝衣食の乏しき所 なからしめん。
衆人(しゅにん)の恭敬(きょうけい)愛念を獲得し、また更に一切の災横(さいおう)、
鬼蛇(きだ)、刀杖(とうじょう)、毒薬、呪詛、怨賊(おんぞく)、水火(すいか)のために害せられず。
怖畏(ふい)を遠離(おんり)して、安穏を獲得せしめん。
命終(めいじゅう)の時にのぞんで、十方(じっぽう)の仏を見たてまつり。
極楽に往生し、悪趣(あくしゅ)に堕せずと。
その時に、仏善哉(ぜんざい)大士を讃し、諸々(もろもろ)の有情(うじょう)の為に
この呪をのべんと欲す。
我もまた受持せん。
汝、速やかにこれを説けと。
時に観世音菩薩、即ち呪を説いてのたまわく、
オン・マカキャロニキャヤ・ソワカ (七遍 乃至 二十一遍)
この呪を説きおわって、仏にもうしてもうさく。
もし男女(なんにょ)あって、この呪を一遍誦すれば、十悪五逆一切の罪障、
みなことごとく消滅し、諸々(もろもろ)の病苦を除き、諸々(もろもろ)の怖畏(ふい)を離れ、
生死(しょうじ)の海を超え、涅槃の岸に到らん、
もしまた人あり、十万億 那由多(なゆた)の諸仏の名号(みょうごう)を称念せんに、
暫時(ざんじ)も、至心(しいしん)に わがこの名号(みょうごう)を称念せんにはしかず。
福を得(う)ること 彼に勝れり。
宿福薄き者は、この呪 及び わが名を聞かず。
いかにいわんや すなわち受持(じゅじ)得受(とくじゅ)することを得んや。
もし よく至心(しいしん)に 呪を誦し わが現身(けんしん)を念ぜば、飛行(ひぎょう)自在を獲得し、
神通(じんつう)変化(へんげ)、わが如くにして異なることなけん。
また次に人あり、貧窮(ひんきゅう)下賎(げせん)にして多くの病苦を受け
愚痴(ぐち)暗鈍(あんどん)にして善悪(ぜんなく)をわきまえざる者あらんに、
もしよくこの呪を誦持(じゅじ)し、わが名を称念せば。
一切の求むる所 必定(ひつじょう)成就し、富貴自在、無病安楽、智弁才を得、
世(せ)出世の事、意にかなわずと言うことなし。
ないし無上菩提を證得(しょうとく)するなり。
もし女人(にょにん)ありて、女身(にょしん)を捨てんことを願い、この呪を誦持せば
女(にょ)を転じて 男(なん)となさん。
所生(しょしょう)のところは常に仏前にあって蓮華に化生(けしょう)し、
もし人間にあっては輪王(りんのう)となることを得、
つねに法輪を転じ、涅槃を究竟(くきょう)す。
その時に 観世音菩薩この呪を説きおわって、一切の大衆(だいしゅ)歓喜(かんぎ)讃歎(さんたん)し、
仏をめぐること三匝(さんそう)、礼(らい)をなして去る。(了)
伏して願わくは、南無大慈大悲観世音菩薩 哀愍(あいみん)攝受(せつじゅ)したまえ。
観音経秘鍵(かんのんきょうひけん)
世尊妙意観世音。
せーそんみょーいかんぜおん。
金銀座寶の蓮華は、歴劫不思議の波を立て心得の深きを顕す。
こんごんざほうのれんげは、りゃくこうふしぎのなみをたて、しんとくのふかきをあらわす。
弘誓深如海の船は、此に来りて傾かず、
ぐんぜいしんにょかいのふねは、ここにきたりてかたむかず、
還著於本人の剣を以って、呪詛諸毒薬の病を滅す。
げんじゃくおーほんにんのけんをもって、じゅそしょどくやくのやまいをめっす。
念彼観音の力を合わせ、諸欲害身の敵を滅ぼす。
ねんぴーかんのんのちからをあわせ、しょよくがいしんのてきをほろぼす。
発大清浄願の滝水は、煩悩妄想の垢を雪ぐ。
ほつだいしょうじょーがんのたきみずは、ぼんのうもうそうのあかをそそぐ。
我意汝略説の草木は、聞名及見身の種を成し、
がーいにょーりゃくせつのそうもくは、もんみょうぎゅうけんしんのたねをなし、
心念不空の風吹けば、能滅諸有苦の雲晴れ、
しんねんふーくうのかぜふけば、のうめつしょうくのくもはれ、
念念勿生の月明らかに照らす。
ねんねんもつしょうのつきあきらかにてらす。
推落大火の雨降れば、火坑の火も消滅す。
すいらくだいかのあめふれば、かきょうのひもしょうめつす。
即従座起の金を以って、和光垂迹の利物を顕わす。
そくじゅーざーきのこがねをもって、わこうすいじゃくのりもつをあらわす。
雲雷鼓掣電降雹樹大雨は、皆な是れ観世音の仏力なり。
うんらいくーせいでんごうばくじゅーだいうーは、みなこれかんぜおんぶつりきなり。
唱え奉る福聚海無量、閻浮檀金の家の内は、皆な是れ法性の春。
となえたてまつるふくじゅかいむりょう、えんぶだんごんのいえのうちは、みなこれほっしょうのはる。
以偈問曰の華開く、我今重問彼の秋の露は、
いーげーもんわつのはなひらく、がこんじゅうもんぴーのあきのつゆは、
世尊妙相具の草木宿する事疑い無し。
せそんみょうそうぐーのそうもくしゅくすることうたがいなし。
生死の病種種因縁の薬を給う。
しょうじのやまいしじゅいんねんのくすりをたまう。
慈眼視衆生、福聚海無量。是故応頂礼。念彼観音力。
じげんししゅじょうふくじゅかいむりょう。ぜーこーおうちょうらい。ねんぴーかんのんりき。
諸願成就。皆令満足、急急如律令。
しょがんじょうじゅ。かいりょうまんぞくきゅうきゅうにょりつりょう。
南無大慈大悲観世音菩薩、
なむだいじだいひかんぜおんぼさつ
種種重罪 五逆消滅 自他平等 即身成仏。
しゅじゅじゅうざい ごぎゃくしょうめつ じたびょうどう そくしんじょうぶつ。
「南無(なむ)
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)。」(3遍誦す)
「オン・マカキャロニキャヤ・ソワカ。」(108遍誦す)
(回向)
「願以所頌功徳(がんにしょしょうくどく)
回向冤親債主(えこうえんしんさいしゅ)
願我生活一切富足(がんがせいかついっさいふそく)
身心健康(しんしんけんこう)
(更に別の願望を加えてもよい)。」
オンハンドマラギャニマラン ギャマラギャボダマン ロキャノウタマンダメイ サラバシュダシッチシャ