2019年09月06日

系統論理442 法の解釈は人間によって変わる。科学的事実は証拠で決まる。

前項の続きです。しかし植物ホルモン、アブシジン酸の働く季節でも
あります。同時に松のトラブルが開始する時期でもあります。従って
上段は、偽装裁判の実態について経験を述べ、下段は広く園芸を語る
ことにいたします。


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日本国民なら誰でも職業選択の自由はある。(憲法第22条)だが、風俗営業が職業と
言えるかどうか、こんなしおらしいことを言っても、末は見えている。
清美の母親である私の姉初ひと相談の結果、死因贈与の公正証書だ。不必要と知りな
がらも、本人たちの自覚を促す公正証書でもある。無償で貸すのと、贈与は全く異な
る概念だ。
(亡父周蔵の不動産を全て長兄周一が相続した。小作人の田畑など、たかがしれてい
る。だが その一部は、紡績工場で働いていた初ひの援助で買った畑も含まれる。し
かし 長男病の周一が、初ひの要求に応ずるわけはない。ねばっても無駄だった。)

ただし民法第599条には、無償で土地を貸す(使用貸借の)場合、借主の死亡によっ
貸借関係は終了するとある。
しかし認知症によって、土地の使用ができなくなった場合はどうなるか。事情変更の
原則(民法の大原則と記憶している)が適用できてもおかしくはない筈だが、偽装裁
判の芝居には、その回答は得られなかった。

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落書きにしてもひどすぎる話だ。蓄財の一端は私たち夫婦が担ってきた。偽造文書の
拠でもある。偽装には偽装を繋げていくしかない。別の文書では「東京地裁は本人
訴訟を認めないから、別添の弁護士表を参考に」とある。

どちらに転んでも、このような文書で脅迫される理由はない。
木下泉弁護士は、清美の為に働いてみせかける為に、このような芝居をしてみせる。
このトリック、法律の常識を知らなければ、完全に騙される。清美だけか警察官まで
認知症の初ひの蓄財が見事に誤魔化されたのに気がつかない。

初は4百万円から、次から次へと値下げして、今や90万円。私は一切無視した。
実際には母親として、清美の為に預貯金は残してあったのだ。その額たるや約前
数字の30倍に当たる。地方銀行二つとも、私の取引先だった。また初ひ本人も別の
金融機関で、格上の療養生活が可能な蓄財ぶりであった。園芸店暇の時は、近くの
ほうとう屋でアルバイトもする働き者であった。

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私が後見人になれない事情は、このあたりにありそうだ。私なら生前贈与を間違い
なく認めるだろうから。裁判所を舞台に、大芝居を演ずる理由が解ってきた。文書
偽造のからくりも。(認知症サポート、諏訪地方には、真面目な施設もある。全国
には、巨額な補償金を前払いのあげく、倒産という例も少なくないと聴く。何故居
住地の施設を拒んだか、理由がわからない。)

名誉毀損?このような人々に、どんな名誉があるのか、ぜひ教えていただきたい。
裁判所の事務方まで黙らせる費用は、誰が負担しているのだ。紛れもなく、コツコ
ツ貯め込んだ認知症老人だろう。

東京地裁が犯罪の温床になっている。これは信じ難いことだが、諏訪地裁でも、東
京高裁でも、偽装裁判を目論む輩に、舞台を無料貸し出しされたのは事実であった。
経験のない私たちは、再三の舞台の雰囲気に幻惑され、負けたのである。その深い
催眠暗示を解き放つのに、実に3~4・5年を要したのであった。

その謎をとく言葉こそ、「偽装」であり、マスコミや風説でもなく、「もしかしたら
自分は騙されている、同様の事件はないのか」とIT検索の結果だった。再び言わせて
もらえば、偽装裁判のYouTube女性に感謝・感謝のほかない。

ところが不思議なことに、偽装裁判のページから、たよりとする正義の使者の姿が消
されてしまったのだ。
偽装裁判は日本の国内問題で、韓国とは関係ない。意図的に消そうという卑劣さが疑
われるが「日本の偽装裁判」と検索すれば、彼女の説明を聞く事が出来る。1/9/27
追記 また韓国の人々が、日本の社会問題である偽装裁判のページを潰すメリット
ないはずである。そうであるなら不都合なのは、日本の一部の法曹界における人々だ
けと考えるべきだろう。内部告発は、無名でも言論の自由(憲法第21条)を奪う行為
が許されて良いはずがない。
ここまでくると、日本の司法試験は、教養と関係はなかったのかと言いたくなる。

写真は証拠品の一部分にすぎない。偽装裁判の画像検索では、イカサマが露呈される
と、あわてふためく手紙の山、内容は誤字で埋まる。私は菊地虎男であって、菊池で
も虎雄でも無い。取り乱しても手遅れだ。

「弁護士になりたければ、頭がもっと緻密でなければダメだよキミ」と言われた60
年前の、ホロ苦き記憶が蘇る。科学はそれ以上に、もっと緻密だった。

翻って法曹界の堕落ぶりは異常だ。人材を増やして(供給)も、仕事量(需要)が減
れば、良心も危うくなるのだろうか。赤信号 みんなで渡れば 怖く無いと。

前述したように、警察も身近に法律の専門家(司法試験合格者)が配置されていたら
私が不動産侵奪罪で疑われることはなかったと思われる。
専門家の導入は、外部の弁護士の言い分を鵜呑みにすることがなくなり、資格取得者
の雇用にもつながる。民主主義国家では、警察も法律の枠内で活躍しているはずだ。
需要と供給のアンバランスは、法曹界の混乱と歪みをもたらしのではなかろうか。

***************************************

狭い実験菜園ながら、園芸は私たち夫婦を癒してくれた

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長芋・山芋これだけ作っても、まだ足りないのです。来年は年中食べる量を目指し
ます。市販の長芋は、窒素の効きすぎで水分が多くなり、粘り気が少ないのです。
しかしそれでも食べる価値はあります。いかなるサプリメントもこれにはかなわな
い。連れ合いの胃弱回復の特効薬になっているのです。本人の話によると、トロ
芋汁は便秘薬にもなっていると言うのです。

来年は一畝(ひとうね)増やすことにしました。各品種のムカゴが、畑じゅうに発
芽し、雑草のごとくに種ができています。自家用は品種を問いませんから、タネ代
はゼロです。


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(後述しますが、ナスの土壌病害は、種々雑多な微生物が豊富な土壌では発生し
ません。従って仮に化学肥料だけの土壌では、病害抵抗力のある台木を繋いだナ
ス苗でも助かりません。)

偶然だが、nature 科学 系譜の知 と言う本を借りていました。そこに植物
ホルモン アブシジン酸のお話があります。難解のようですが、商売柄、初歩的
識は持ち合わせていました。

ここで更に、偶然が重なるのですが、山高味噌様から「垣根の木イチイが高木
なりすぎた。今切っても良いか」と電話相談。まさに親子三代にわたって樹木相
談は、答える方もここちよいものです。

夜温も下がりアブシジン酸が働きますと、植物は吸水率を下げ冬支度に入ります。
樹木の場合も胴切りするチャンスなのです。切り口にキヨナールのような癒合剤
も密着します。逆に春に向かいますと、ジベレリンやオーキシンが活発に働いて、
切り口の水分も多くなり、腐敗菌の餌食になりやすいのです。
ベテラン庭師の話でも、私の経験でも癒合剤が効いた樹木の切り口は、時間的に
程度差はありますが、傷口は完全に表皮で覆われます。

同書でアブシジン酸ABAがタンパク質受容体・・・と言われても、微かに理解に
近づいたような気分がするのです。
一方樹木の幹・中心部は、細胞が死んでいるなんていう人がいますが、細胞が死
んだら空洞になるのではないでしょうか?
マツノザイセンチュウ説に警戒していますと、矛盾に目が止まります。私は二価
鉄イオン水は、樹木の形成層内部を移動できていると見ています。

これまで、マツノザイセンチュウ説に疑問を持たない科学書や論文を見てきまし
たが、殺菌・殺虫農薬が松樹木内に浸透せず、イオン化された液体だけが通過す
る状態に着目していただきたいのです。
一例をあげますと、松にたかる毛虫やカイガラムシ、アカサビ・クロサビ病菌に
対応する農薬を樹幹注入しても、なんら変化がありません。ということは、通常
の農薬は浸透し移動することはない。
100~400倍の顕微鏡で確認できる線虫が、生きた樹体内を入り込むなど全く無
理難題だということがわかります。

マツノザイセンチュウを、特異な線虫に区別することは無理なのです。このハー
ドルを飛び越えられなければ、切らずに済む松を生かせず、根拠なき農薬による
環境破壊に加担してしまうことになります。

松枯れも、画像検索では、明らかに除草剤で説明できるものばかりです。これは*
実験で証明できますが、力強いパートナーの出現を望んでいます。諏訪湖も流入
河川の在り方を正常に導くことが出来れば、グローバルな環境問題の一助(いち
じょ)になれるのかもしれません。 *系統論理437後半の図を参照

文献 nature 科学 系譜の知 竹内薫監修 
読書中ですが、線虫の話はありますが、さすがにマツノザイセンチュウ説を
認するような内容にはなっていません。

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かつての上川の支流の光景です。2015年を最後に、再び復活はありません。
水環境問題では、抽象的意見が多く語られますが、なぜこうなったんだと言う
掘り下げた意見は少ないのです。これを無視して湖の酸欠を解決することなど
全く不可能です。

同書は人間の健康問題について、根本から原因を探る記述で占められています。
顕微鏡で見えない現象にも、見えるまで果敢に挑んでいるのです。

それに比べると、肉眼で見て考える単純作業を、ナノバブルの様なトリックに
すり替え、無駄な投資を許しているのです。幼稚園児の砂遊びに巨費を投じて
批判もないのは、不思議なことだとは思いませんか。

リニア中央新幹線による工事で、大量に出る土のやり場がない?
私だったら、コンクリート水路の欠点を認め、自然回復事業に振り向ける材料
にするでしょう。
何も一箇所に積み上げる必要はないのです。研究者の皆さんに、もっと視野を
げて、合理的な結論を導き出していただきたいものです。
土とは岩石も含む広い概念です。無機質で生物の棲めないコンクリート製水路
は、豪雨時にも負の影響、つまり 水の流速に対し、ブレーキが効かないとい
う深刻な欠点が見られるようになりました。同時に水質劣化の最大原因でもあ
ります。処女地から掘り出せる土は、宝としなければならないはずです。

残念なことに、諏訪湖に限らず今日の水質劣化は、農地区画整理事業によって
すべて直線的コンクリート製水路に変わった。結果 地球温暖化に寄与するメ*
タン増加をまねいているのです。二酸化炭素の問題は、直ちに整理できなくと
も、この問題は森林のあり方と共に目に見えています。
具体的な議論が無ければ、ストップ温暖化も掛け声だけで前進は望めません。
たぶんコンクリート化のような問題は、日本だけの問題では無いでしょう。

直ちにやるべき模範を示すべきチャンスが、その大臣のお耳に届くかどうかは
としても、これが大事な具体策である事は間違いありません。
アメリカは大陸ですが、日本は島国です。温暖化の影響を受けやすいのはどち
らか、答えは歴然としています。

*酸欠とメタン増加は密接な関係にあります。メタン生成菌は、水中酸素不足
の環境が天国であり、逆に酸素は猛毒の関係にあります。

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ナスもキャベツも白菜も順調です。ピーマンだけは、病気ではないのに萎縮してい
ます。これは購入したタネに問題がありそうです。医学書を覗き見しますと、人間
も体内ばかりか、外面の大部分は微生物と共存とあります。

万一ここで 私が誤って、化学肥料を足したら、根焼けして全滅するでしょう。
化学肥料が憎しで申すわけではありません。狭い家庭菜園だから、この様な実験が
できるのですが、広い農地で同じことが言えるのか。実際農地の富栄養化は、厳し
い状態にあるのではないでしょうか。今年も籾殻をいただいてきます。籾殻堆肥の
素晴らしさを示してきました。

アレロパシーを検索して見てください。一例を挙げますと、トマト根腐れ線虫予防
に、マリーゴールド混植は本当でしょうか?たぶん部分的真理は突いているのかも
しれませんが、100%の成功率とはならないでしょう。

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我が家の生ゴミも、この菜園から出る有機物も(木片を除き)全て堆肥の材料にな
ります。アブラムシ媒介によるモザイクウィルスのトマト、1本も例外ではありま
せん。仮にプラスモジオフォーラ菌によるネコブ病のキャベツの根があっても。
このゴミの山、中心では米ヌカ混じりの生ゴミによって、既に発酵は始まっていま
す。

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今回は籾殻を諏訪市中洲 農機具店(有)岩波工機様から頂戴してきました。上図
の残骸を覆った状態です。

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白い粒は尿素です。発酵に関わる微生物は窒素を餌にするから、化学肥料もこんな
使い方もあるのです。複合肥料(窒素・リン酸・カリ)では、窒素は空中に放出さ
れますが、リン酸は残るためリン酸過剰になる危険があり、さじ加減に配慮が必要
です。これによって得られた結果は、土壌病害や連作障害など認め難くなるのです。

減肥料・減農薬の決め手は、種々雑多な細菌数の多寡によって決まるという先人の
教えは確かです。その為には、的確な発酵を知る事が大切です。毎日生ゴミを追加
する場合、山の両サイドいずれかに穴をあけ、湯気が出る状態であれば合格です。
その湯気がモミガラに伝わりますから、雨水まかせで適度な湿り具合になります。
あわてて 上に乗せた尿素を散らすような散水は正しくはありません。乾いたモミ
ガラは水分の含み方に時間がかかりますが、いったん水蒸気にあたると適度な水の
含み具合になります。

この後トマトの茎も切り刻み、米ヌカを振りかけながら上に乗せ、モミガラで覆い
残りの有機物もサンドウィッチ状にしてゆくのです。かくすれば、病原菌も集団で
活躍できない良質な堆肥の仕上がりです。
土壌中には前作の肥料が残されているのです。それを有効な物にするのは、微生物
の活躍にまかせなければならない。ここで肥料をたせば、根張りを妨げるのですが
失敗者の多くは肥料不足と勘違いします。

本当に肥料不足なら、ことは簡単です。こんにちでは即効性の化成肥料や液肥は簡
単に手に入りますから手遅れにはなりません。

究極の土壌改良は、バーク系堆肥ではなく、モミガラやソバガラ・ソバゴミやモロ
コシ(コーンコブ)等々、草本性(ただし落ち葉も加わる)の堆肥の多投入にある
と考えられます。土壌消毒は論外と言いたいところですが、その効果が完全に消さ
れた後でなければ意味をなさず、疑問です。これは商人現役時代には、心に秘め
いても言えなかった事実です。



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posted by suwa-engei at 12:33| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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