(6)偽装裁判
兎角世間は先生という言葉にもろい。地球温暖化を食い止めるには、河川の水質向上
は必須条件だ。ところが「それはアンタが口出すべきでは無い」とか「偉い先生達が
回復基調と言っているじゃないか」とさげすまれる。とうとう答えが出ぬままの状態
が続く。肩書き重視は、真実が隠され検証なき科学へ進む。花火大会だけは、無事に
終わったが、問題が減るわけでは無い。
裁判官を含めた弁護士資格集団も先生と呼ばれる。因みに東葛総合法律事務所を検索
すれば、蒲田孝代弁護士を筆頭に正義の味方を振りかざして現れる。第一審が偽装裁
判と知らずに、相談しても「基本は第一審ですよ」ときた。この暗示に違和感を持っ
ても、再び「家屋引き渡しの訴訟」として料金を払わせられた。蒲田孝代弁護士は最
初から偽装裁判を認識していたのである。「いま地裁ですよ」と言う。控訴したのに
なぜ地裁なんだ。偽装裁判のバトンタッチはこうして第2幕に入った。
偽装裁判のオーソリティー女性の説明は確かなものである。比べてみれば、明らかに
私は騙されていたのだ。認知症の姉初ひに駐車場の一角を無償で貸していた。これを
使用貸借という。しかし入院後5年も過ぎれば(娘清美に土地を貸すは論外)目的は
十分果たしたのだから土地を返してもらいたい。たったそれだけの話だ。
冒頭の環境問題では「早く魚のいる川に戻したい」という心理・下段は「早くケリを
つけたい」という心理に巧みにつけ込まれたのである。
「ヒシを取り除けば諏訪湖は元通りになる」「弁護士に金を支払えば元の平穏は取り
戻せる」両方とも実に単純な動機で罠にはまったのだ。
「あなた方は初ひ(娘清美)の為でもなく、私の為でも無い話を繰り返す。関与した
弁護士全部を相手に私は戦うぞ!」担当の原康樹弁護士に通告した。この若い弁護士
は、いつの間にか、後見人林信行弁護士の広報係になっていた。ハイエナが分け前を
もらった気持ちを依頼人に隠せ無い、若い弁護士では子供のようだ。
しかし若い弁護士に詐害行為の甘い汁を飲ませたら、社会的には末恐ろしいことにな
る。読者諸氏のなかで、私に反論や疑問あれば、最短の言葉で理由を文書でいただき
たい。
これは民事の事件に過ぎ無い。しかし裁判官・書記官・弁護士会(説明は受けたが斎
藤泰史弁護士を擁護するだけ、その女性は名も言わず、何者か未だ不明だ。ただし私
も女性の顔を忘れるほど記憶力は衰えていない)の本質がこれでは、刑事事件で裁*
かれる事案では他人ごとであっても、本当に大丈夫なのかと言う疑問不安は消え去ら
ない。
*老人(私)が弁護士(斎藤泰史)に着手金を払い、二ヶ月も音沙汰がない。諏訪地
裁で本人訴訟は出来ないのか聞いても色よい返事はない。
弁護士会を案内したのも当時の諏訪地裁の職員だ。偽装裁判は組織ぐるみでなければ
できないという(1)の女性の説明は理にかなっている。当該裁判所の一人でも異論
を述べたら成立しないだろう。つまり赤信号は皆んなで渡る必要があったのだと考え
られる。