再び除草剤を吸収した松。系統論理253で説明したが、一旦根切りをしソフト
シリカによって除草剤を分解させても4年も経過すれば、再び別地点の除草剤
を吸収してしまう。
松の根が人間の想像よりはるかに遠くまで伸びている証である。言うまでも無
く前回と同じ処置によって事なきを得たが、山林でも同じことが言える。
つまり同一の場所で集団的に発生する松枯れは、除草剤で無くとも、明らかに
土壌環境のトラブルであり、マツノザイセンチュウによるものではない。
北アメリカのアメリカマツノキクイムシも2種の真菌類が共犯者と説明するが
(エド・ヨン系統論理382)土壌環境の調査記録がなければ、日本のマツノマ
ダラカミキリ・マツノザイセンチュウ説と等しく疑問は拭えない。
被害が松本平や東北信に多く、諏訪盆地に発生がないのは、富栄養化を人為的
に作り上げたこと、それに除草剤に着眼しなかったことが主な理由である。あ
る種の材料不法投棄はみどり湖周辺で悪臭事件もあった。
松が土壌環境変化に弱い例を示せば、山頂や岩場は健全で中腹や下方に枯れ木
が多くなる実例が多いことでもわかる。
本日の朝日新聞にフランスはセーヌ川汚染問題の記載あり。IT検索では農業系
窒素が増加傾向にあるという。(西尾道徳)先進国の実情は、いずれも同じと
見てよいだろう。下水道完備だけでは解決にならない、農業系はもっと手強い
のではなく、行政への説得力の問題ではなかろうか。
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偽装裁判(4)
偽装裁判は伝染してしまう。正規の裁判に戻らないで時間の浪費、手数料の二
重取りもあった。なぜこんなに時間をかけるのか。金融機関の記録は10年で消
えてしまう。高齢者も消える確率は多い。すると、適当に引き伸ばしていれば
犯罪の証拠も消えてしまうのだ。
この図は私が姉初ひの住まいに入り込んだ証拠として採用された。初ひも元気
な頃は私の家に自由に出入りしていた。偽装裁判は後見人の監督権を強調して
みせる。後見人とは名ばかりで、明らかな犯罪者である。これに対し兄弟間に
部屋を利用したくらいで刑法上の犯罪などありえない。
日本の弁護士も地に落ちたのは理由がありそうだ。