八十二銀行(長野市)と長野銀行(松本市)が合併に向けて20日に最終合意し、準備が今後本格化する。現在はそれぞれ異なる基幹システムの統合や、支店の統廃合を含む組織の合理化など、詰めなければならない課題は多い。両行はこの日、合併後の銀行名を一新する方針も表明。経営体力を強化し、地域経済の成長を下支えしていくための姿をどう描いていくか・
■システム共通化 費用や安全性確保は
■支店の統廃合 まだ協議に着手せず
■「対等の精神」 行名は一新へ
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