S地区、ここに数年前から困ったじーさまがいる。
あるあるケースではあるのだが
野良猫を出入り自由にしてどんどん繁殖。
うちの中で産まれ、育つと野放しにする。

でも住民女子のOHさんを中心に2年ほど前から
手術を進め だいぶ減ってはきている。
が・・・
今年春、また子猫が産まれてることが発覚。
私の方で、子猫は全部引き取るから
さっさと母猫の手術を進めましょうと
提案するも
そのじーさまいわく
「やなこった 全部うちで飼うから誰にも渡さん」だそうで 
じーさまの気分を害すと手術活動自体も拒否しそうな
タイプなので、OHさんもすごく悩んでいたのだけど・・・

その後、夏に、また産まれてるのがわかり
「これ以上は飼うのは無理だから母猫手術と子猫は保護しましょう」と
再度、OHさん経由で提案。
じーさま 断固拒否。 全部飼うと。

秋になり 猫の受難がはじまった。
春生まれ猫が、けっきょく外に出てくるようになり
OHさん達が手術のための捕獲をしたところ
歩きかたがおかしい。 
病院で調べたら
①骨折していたことがわかり治療。
②そのあと交通事故死した猫が見つかり・・・💧
次に、
OHさんが ある日 
ご近所のかたがゴミ袋を持って
路地で何かしているのに遭遇し
気になり、声をかけたら
「子猫が死んでるんです」と言ったそう。
横たわる子猫をつかみあげると
なんとまだ小さく息をしている。
あわてて獣医師へ連れて行った。

③ぎりぎりで命を救えた(仮名)ラック
luck1.jpg

④片目がぐしゅぐしゅになってる生後半年を捕獲
 そのまま保護 仮名なつめ
natumeb.jpg

⑤手術捕獲したら人馴れしているのでそのまま保護
 仮名 かなめ
kanameb.jpg

じーさまが飼うと言った猫達である。
けっきょく生まれた子猫の半分は衰弱死したらしく、
ネグレクトしているのと変わらない。
こういった飼育者にしっかりと指導出来る
法的な要素が日本になく、動物は犠牲になり続け
ひじょうに悩ましい。

とにかく行政と連携を強め
地域住民OHさん、MDさん達と
このじーさま宅猫の手術を終わらせたいです。
・・・まだまだ子猫の受難続くだろうな