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表面防汚処理されたオレフィン系樹脂積層シ−ト
JP2001277446A
Japan
- Other languages
English - Inventor
Koji Katsushige 浩二 勝茂 Yasue Yamada 耕栄 山田 -
Current Assignee
- Kanbo Pras Corp
Description
translated from
ント、トラック幌、一般シ−ト、養生シ−ト等に利用で
きる防汚性のすぐれたオレフィン系樹脂積層シ−トを提
供するものである。
より有害な物質やガスを発生し、環境問題の改善が求め
られる状況下にあるが、現状では依然として塩化ビニル
系樹脂積層基材にフッ素系表面処理を施したシ−トが一
般的に使われており、次世代のポリオレフィン系樹脂積
層シ−トの表面防汚処理のための接着処理を含む防汚処
理方法は、現状では最適処方が見出せていない状況であ
る。一般的なコロナ処理により表面改質されたオレフィ
ン系積層シ−トの上に表面防汚処理をする方法も検討さ
れているが、完全な防汚処理処方の決め手はなく検討を
必要 としている。
オレフィン系樹脂への過渡期に当たる現在、ポリオレフ
ィン系積層体の表面処理も耐久性が良好で防汚性能の優
れた製品を市場に提供すべき時期に来ている。そこで問
題となるのが、ポリオレフィン系基材表面層とフッ素処
理またはアクリル処理表面層間のプライマ−層をどのよ
うな構成で積層して耐久性の良好な防汚性の高いフッ素
処理及びアクリル処理の施された防汚処理オレフィン系
積層シ−トを提供することである。
解決するため、オレフィン系シ−トの表面に直接フッ素
処理または、アクリル処理の積層は接着が困難なため、
プライマ−層として適切な処方を検討し、その上に目的
の防汚処理層を積層することとし、次のような処方を見
出すに至った。処方としては、変性エチレン酢酸ビニル
樹脂または、変性ポリプロピレン樹脂をプライマ−接着
処理剤としてアンカ−処理に使用することでフッ素処理
または、アクリル処理の表面防汚層の基材オレフィン樹
脂層との接着力を高めて耐久性のある防汚処理オレフィ
ン系積層シ−トを提供する。
フィン系樹脂積層シ−トの基材は、ポリエステル、ポリ
アミド、アクリル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ア
ラミド等の合成繊維、ガラス繊維、および天然または再
生繊維素繊維等から選ばれる繊維で構成された生地が使
用される。
ン、ポリエチレン、あるいはエチレン・酢酸ビニル共重
合体のようなオレフィン系共重合体などの熱可塑性樹脂
が選択でき、カレンダ−加工機により上記基材の両面に
カレンダ−成形圧 着積層される。カレンダ−加工機の
ほか、Tダイ法なども利用できる。
チレン・酢酸ビニル系樹脂、たとえばハニ−化成社製の
製品番号P957、または、変性ポリプロピレン系樹
脂、たとえばハニ−化成社製の製品番号P958など
が、グラビヤコ−タ−により厚さ3〜100μm、好ま
しくは5〜40μm積層される。
防汚性トップ(表面)層としては、従来塩化ビニル系積
層シ−トの防汚加工に使われてきたアクリル系やフッ素
系の防汚処理剤が利用でき、トップ層の厚さは3〜10
0μm、望ましくは5〜40μmが好適であり、コンマ
コ−タ−により形成される。市販されている防汚処理剤
の例としては、三菱レ−ヨン(株)のアクリル系樹脂ア
クリペットMDやハニ−化成(株)のアルキルメタアク
リレ−ト・フッ化アルキルアクリレ−ト共重合樹脂品番
A071などがある。
は、熱融着加工が可能であり、種々の製品、用途に向け
ての縫製加工も容易である。これにより従来の塩化ビニ
ル製品と同等の防汚性能と加工性を有する非塩化ビニル
製品の提供が可能となった。
は、各試料を60℃で、カ−ボンブラック2部、畑土8
0部、鉱物油10部からなる防汚性判定用コンパウンド
中に入れ充分攪拌後、各試料を取り出して表面の汚染状
態をミノルタCR−200色差計により、それぞれの試
験前の状態を標準として色差を測定した。汚染状態は、
試料をコンパウンドから「取り出したまま」、「乾(い
た布で)拭き取り後」、「水洗い後」の3段階で評価し
た。
図1は本発明に係る表面防汚処理されたオレフィン系樹
脂積層シ−トの断面説明図である。1はポリエステル等
の合成繊維、ガラス繊維、および天然または再生繊維素
繊維等から選ばれた繊維で構成された生地、2はフッ素
処理層、3はプライマ−処理層、4はオレフィン系シ−
ト層である。
2 の平織にした生地の両面に、フィルム厚さ0.25m
mに成形された下記配合のオレフィン系樹脂フィルムを
カレンダ−積層して基材シ−トを作成し、その両表面に
プライマ−層として、ハニ−化成(株)製変性エチレン
・酢酸ビニル樹脂P957(30%溶液)を5μmの厚
さに積層した。さらに片面最外層に防汚性トップ層とし
て、ハニ−化成(株)製のアルキルメタアクリレ−ト・
フッ化アルキルアクリレ−ト共重合樹脂A071(30
%溶液)をコンマ−コ−タ−によって30μm積層した
シ−トを作成した。 オレフィン系樹脂配合 エ−イ−エスジャパン(株)製ポリプロピレン樹脂 サンソプレ−ン グレ−ド211−64 80部 三井石化ポリケミカル(株)製エチレン・酢酸ビニル樹脂 エバフレックスP1905 20部
マ−層からなる積層シ−トの片面に、実施例1と同一種
類の防汚性トップ層を、10μmの厚さで積層したシ−
トを作成した。
して、ハニ−化成(株)製変性ポリオレフィン系樹脂P
958(30%溶液)を、5μmの厚さに積層した。さ
らに片面最外層に防汚性トップ層として、三菱レ−ヨン
(株)製アクリル系樹脂アクリペットMD(20%溶
液)をコンマコ−タ−で30μm積層したシ−トを作成
した。
イマ−処理、防汚性トップ処理とも行なわない、表面が
オレフィン系樹脂そのままのシ−トを比較例1とする。
着性改良のための一般的処理であるコロナ放電処理を行
ない、その表面に防汚性トップ層として、ハニ−化成
(株)製のアルキルメタアクリレ−ト・フッ化アルキル
アクリレ−ト共重合樹脂A071(30%溶液)をコン
マコ−タ−によって30μm積層したシ−トを作成し
た。
形された下記配合のポリ塩化ビニルフィルムを両面カレ
ンダ−積層して基材シ−トとし、その片面表面に比較例
1と同じハニ−化成(株)製のアルキルメタアクリレ−
ト・フッ化アルキルアクリレ−ト共重合樹脂A071
(30%溶液)を、コンマコ−タ−によって30μm積
層したシ−トを作成した。
ウンド中に入れ、充分攪拌後、各試料を取り出して表面
の汚染状態をミノルタCR−200色差計でそれぞれの
試験前状態を標準として色差測定を実施した結果を表1
に示す。
みでプライマ−層を処理していないため防汚処理層の接
着力が悪く防汚性判定用コンパウンド中の攪拌によって
処理層が剥離している。
に向上する事がわかる。且つ一般的プライマー処理であ
るコロナ処理だけではフッ素処理層の脱落が起き良好な
防汚性能を維持できない。
リードが起き防汚性能の低下が起きるが、実施例のもの
は可塑剤を含まない為従来PVC製品以上の高い防汚性
を維持できる。
に向上する事がわかる。オレフィン系樹脂シートでの防
汚性の高い防汚処理方法の開発を行なって各種オレフィ
ン系シートに利用可能である。また、熱融着加工も可能
であり、縫製面でも作業性の良好で従来の塩化ビニル製
品と遜色のないシ−トである。
面図である。
Claims (2)
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translated from
- 【請求項1】 繊維性基布の両面にオレフィン系樹脂が
積層されてなるシ−トの片面または両面に、変性エチレ
ン・酢酸ビニル系または変性ポリプロピレン系樹脂のプ
ライマ−層を介在して、アクリル系化合物またはフッ素
系化合物の防汚性トップ層が積層されてなることを特徴
とする表面防汚処理されたオレフィン系樹脂積層シ−
ト。 - 【請求項2】 防汚性トップ層を形成するフッ素系化合
物が、ポリフッ化ビニリデン、またはフッ化ビニリデ
ン、4フッ化エチレン、および6フッ化プロピレンから
なる共重合体である請求項1記載の表面防汚処理された
オレフィン系樹脂積層シ−ト。