え、味が落ちた…?
2022年、韓国のイチゴ農家は気候変動に悩まされた。ハウス内の温度が暑いときには40度近くまで上がり、炭疽菌などの病気が蔓延したからだ。炭疽菌とはカビによって引き起こされる病気で、イチゴ栽培における重要病害である。
この病気にかかったイチゴの苗は全て廃棄処分され、悲鳴を上げた農家が何件も発生した。そのため、韓国では昨今の気候変動に対応した新たな品種の開発が急がれているが、まだ見通しが立っていない。
日本で「韓国に苗を盗まれたと」問題視されている韓国産シャインマスカットは、2022年に入ってから「味が落ちた」「実が固くなった」と悪評が立つようになった。
今回ご紹介したブロッコリーやみかん、米などの農作物にも韓国の農業従事者は様々なリスクに対応できるよう今後対策を講じる必要性がある。日本の品種が高品質だと海外から評価される背景には、農業従事者による長年の努力がある。
日本はそう簡単に負けていられない。
さらに連載記事『韓国が「先進国だって…?」と、国際社会から“総スカン”…! まさか「日本から盗んだ仏像」を返さない騒動の“ひどすぎる中身”…!』では、もうひとつの“ヤバすぎる盗難騒動”についてレポートしよう。