2023.01.18

日本から「韓国がパクった」“シャインマスカット騒動”のウラで、いま韓国で起きている「もう一つのヤバすぎる現実」…!

羽田 真代 プロフィール

「みかん」の場合

マニートゥデイの記事「スマートファーム企業『LINT』が国産品種みかんで世界プレミアム果物市場に挑戦(2022.12.22) 」には、LINT社の取り組みが次のように紹介されていた。

「スマートファームシステムを開発・普及させて体系的な品質管理に成功したLINTが国産品種みかんに保有技術を優先適用した理由は、済州を代表するみかんの97%が日本品種であるためだ」

 

済州島で栽培されている日本品種のみかんは、日本が国内および海外での植物新品種登録出願を怠っていたことから、韓国からロイヤリティを受け取れないでいる。

シャインマスカットと同じだ。

そのため、韓国側はこのまま日本品種を栽培し続けても問題はないというが、「世界的に新品種に対する種子知識財産権が強化される傾向であるだけに、安定した果物生産および輸出のためには韓国品種の開発および競争力強化が急がれる」と判断、国際品種の開発に急いでいるというわけだ。

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