“脱・日本品種”を加速せよ、と
韓国による農産物の“脱・日本品種”は続々と進んでいる。
ニューシスの「忠州(チュンジュ)米、日本品種の代わりに国産品種が増えるか(2022年11月29日) 」という記事には、2023年から忠州市は公共備蓄米穀の買い入れ品種を、韓国品種の「チャームドリーム」と「アルチャンミ」に変更することを明らかにしたとある。
忠州市のある忠清北道(チュンチョンブㇰド)内で栽培されてきた外来品種のほとんどが日本品種で、品種名は「秋晴」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」などであった。2020年基準の道内の「秋晴」栽培面積は7689ヘクタールで、全体の24%に達していたほどである。
韓国の農村振興庁は、2024年までに全国の外来品種栽培面積を1万ヘクタールまで減らすという目標も合わせて発表している。
同庁は「チャームドリームやアルチャンミなどの方が稲が強く、米の味が良い」という認識だそうだ。