結果の見方としては,この8角形の面積が大きければ大きいほど,色々なコーピングを身につけている,
つまり,心理学的な「ストレスに立ち向かう力」が強いことになります。
そして,さまざまなストレスの特徴にあわせて,8つのコーピングを使い分けることが重要です。
したがって,今感じているストレスに対して,いつもやっているコーピングが役に立てば(ストレス症状を抑えていたら)
それを続ければよいのですが,
役に立っていなかったら,むしろ普段使っていないコーピング(相対的に8角形のへこんでいるところ)を意識的にやってみることもよいでしょう。
ストレスに対しては,身体をリラックスさせることが最もよいと言われています。
その「次」に何をするのかを考える時に,是非,結果を参考にしてみて下さい。
なお,この判定は,あくまでも簡易的な方法ですので,より詳しいことを知りたい方は文献をご参照下さい。
【文献】
神村栄一他(1995).対処方略の3次元モデルの検討と新しい尺度(TAC-24)の作成 教育相談研究,33,41-47.