阪神・淡路大震災から28年となる17日、巨大地震を想定した高速道路での訓練が行われました。

警察官などおよそ70人が参加した訓練は、南海トラフ地震に備えて実施されました。

阪神・淡路大震災では建物の倒壊などで道路が混雑し、消防などの緊急車両の到着が大幅に遅れたことから、現在は災害時に緊急車両の専用とする道路があらかじめ指定されています。

17日は阪神高速が専用道路となった場合を想定し、放置された車を移動させたり地震で生じた段差を解消したりして、緊急車両を通行させる訓練が行われました。

【大阪府警交通規制課・城迫智弘警部】
「(災害時には)現場警察官の指示に従っていただくとともに、不要不急のマイカー利用の自粛をお願いしたいと思います」