HISTORY 2022.09.11
脚本の三谷幸喜さんが「これが原作のつもりで書いている」と話されている『吾妻鏡』。この史書には、治承4年(1180)の「以仁王の乱」をはじまりとする鎌倉幕府の歴史が記されています。第35回で描かれた主なエピソードをご紹介します。
京から帰った北条政範の召し使いが、去る4日に平賀朝雅の酒宴があり、その際に朝雅と畠山重保との口論があったと伝えました。同席者がなだめたため、その日は何事もなく散会したそうです。
源実朝の御台所(千世)が鎌倉に到着しました。
牧の方(りく)が平賀朝雅の讒言ざんげんを受けて立腹。畠山重忠・重保父子を誅殺しようと、内々に謀議が行われました。
畠山重忠・重保父子を誅殺しようとする父・北条時政に対し、義時と時房は「重忠は治承4年(1180)以来、忠節を尽くしてきた。数々の勲功をないがしろにし、軽率に誅殺すれば後悔することになるでしょう」と諌いさめました。
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