行方不明者の捜索において、富山ならではの課題も。

富山県警生活安全課 米納努次席:「市街地であれば仮に行方不明になったとしても多くの目がありますのですぐ発見していただける可能性があるんですけど、これが郡部になると人の目が行き届かないところなので用水に落ちたり田畑に倒れておられたりという危険性がありますのでより早い対応が必要になってくる。郡部に行けば行くほど発見が困難になる。行方不明者の捜索活動によっては警察だけではなくて関係自治体とか地域住民のみなさんの協力。これが必要不可欠です。行方不明者情報につきましてはもしも同じ地域におられる場合は行方不明者の特徴を確認していただきまして可能な範囲でかまいませんので発見活動にご協力いただきたい」

安全情報ネットはこれまで行方不明者数人の発見につながったといいますが、登録者は現在、1万9013人にとどまっています。


富山県警生活安全課 米納努次席:「(安全情報ネットは)今後は高齢者の方だけではなくて若い方に積極的に協力を呼びかけることでその若者自身だけではなくそのご両親や祖父母への情報伝達、そういった効果も期待している。県警ホームページにも登録情報が記載されてますが手続きは非常に簡単であります。ぜひ安全情報ネットに登録していただきまして特殊詐欺など犯罪からご自身やご家族を守るために役立てていただきたい」

多くの人の目で高齢者を救いたい…。

県警は安全情報ネットへの登録を呼びかけています。