人生100年時代。
長く働き続けるために、有望な国家資格を取りたいと考える方も多いのではないでしょうか。
管理業務主任者は設置義務があることから、根強い需要を誇る国家資格の1つです。
しかし、チャレンジしたい気持ちと不安が混じっているかもしれません。
そこで、管理業務主任者試験合格者の平均年齢や、どの年代でも合格できるのかなどについて解説します。
是非参考にして頂ければと思います。
管理業務主任者試験合格者の平均年齢は?
管理業務主任者試験の合格者の平均年齢は40代前半となっています。
なんといっても、注目すべきは合格者の最低年齢と最高年齢。
若い方では17歳で合格している方がいる一方、なんと80代の方も合格しています。
平均年齢 | 最低年齢 | 最高年齢 | |
---|---|---|---|
2021年 | 42.8 | 17 | 82 |
2020年 | 43.1 | 18 | 78 |
2019年 | 42.3 | 18 | 81 |
2018年 | 44.4 | 18 | 81 |
2017年 | 41.8 | 18 | 86 |
2016年 | 42.6 | 18 | 79 |
管理業務主任者試験は年齢や性別等による受験制限がありません。
老若男女問わず受験でき、誰もが合格を目指せる資格なのです。
管理業務主任者と同じ不動産系の国家資格では宅建士が有名です。
宅建士試験の合格者平均年齢は30代なので、管理業務主任者試験の合格者平均年齢よりも少し若いといえます。
とは言え、管理業務主任者と同じく、宅建士も10代前半から80代まで幅広い層が合格しています。
資格に本気でチャレンジしたいと思った年齢が合格できる年齢です
年齢の壁を気にする必要は全くないと言えるでしょう。
なお、男性と女性の合格率に大きな開きはありません。
例えば、令和2年度の男性合格率は24.3%、女性の合格率は22.4%です。
「男性だから」「女性だから」などと気にする必要もありません。
※関連コラム:マンション管理士試験・管理業務主任者試験の概要
管理業務主任者試験は定年後でも合格できる
年齢を重ねてから管理業務主任者試験に挑戦するとなると、「勉強なんて何十年も遠ざかってきたから大丈夫だろうか」と漠然とした不安を抱く方もいるでしょう。
しかし、若いか年齢を重ねているかは、管理業務主任者試験の合否に大きな影響はありません。
管理業務主任者試験の合格に照準を合わせた学習を心がければ、定年後でも10代でも合格できるのです。
反対に、付け焼刃の学習で試験に臨んだり、試験対策を逸脱した学習法にこだわったりすると合格できません。
どの年代であろうと、「勉強する習慣を作る」「はじめに無理をし過ぎしない」などの学習のコツを守りましょう。
具体的には、毎日テキストや問題集を開くことから始めてみるのがおすすめです。
久しぶりに学校に行く気分で、「1時間目はテキスト学習」「2時間目は演習」など、オリジナルの時間割を作ると、楽しく長続きします。
学生に戻った気分で使い勝手の良い文房具を用意しておくと、学習を習慣づけるのに役立ちます。
ただし、「毎日7時間勉強する!」など、気合を入れすぎると続きません。
始めはほどほどに。
30分学習したら軽く休憩するなど、少しずつ学習時間を伸ばし、勉強を習慣づけていきましょう。
また、いきなり全て理解し、覚えるのは簡単ではありません。
初学者ならなおさらです。
管理業務主任者試験においては、「テキストを読み、過去問を解く」を繰り返すことが求められます。
いきなり全てを暗記する必要はなく、繰り返し繰り返し復習することが大切なのです。
※関連コラム:管理業務主任者試験は独学で合格できる?必要な勉強時間やおすすめ勉強法も解説!
まとめ
管理業務主任者試験の合格者の年齢や、定年後の学習法について解説しました。
管理業務主任者試験は受験制限もなく、年齢に関係なく合格を目指せる試験です。
管理業務主任者に興味を持ったら是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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