三俣蓮華岳 其の四(最終) (三俣峠~三俣蓮華岳~下山) | さんしーど のblog

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NEWSは増担です。
更新頻度は、ワイン1レシピ7 登山2 NEWS1の割合では無いでしょうか?
ぼちぼち更新してます。

テーマ:
記事の続きになります。
この記事で最終になります。


三俣峠まで到着。
ここから、三俣山荘と三俣蓮華岳への分岐になります。

山頂まで、ここから結構な急登です。




15分程急な坂を登ると
目的地の三俣蓮華岳の山頂です!





三角点にタッチ




ここからは、晴れていれば360°の北アルプスの大展望が展開します。

あぁ鷲羽岳です。
そのさきに、ワリモ岳、そしてその間から覗けるのは裏銀座の野口五郎岳、
ワリモ岳の左は祖父岳
奥には水晶岳が見えます




鷲羽岳
三年越しの五度目でやっと観れました。
この角度でどうしても観たかった。






麓には
三俣山荘とテント場があります。






長くお休みが取れて
天候が何日も良いときなんて
なかなかありませんが、そんなときに滞在してみたいですね。




望遠レンズで

鷲羽岳





双六小屋方面と巻き道
そして奥には穂高連峰と槍ヶ岳




槍ヶ岳の北鎌尾根~北穂高、穂高岳まで
ずっと見えます。





黒部五郎岳~薬師岳まで





左から
薬師岳、祖父岳、水晶岳





望遠レンズで

水晶岳





水晶岳は
別名黒岳とも言われてます。
北アルプスのどこの登山口からも
最も遠い山と言われてます。

ここから望めば
北アルプスの殆どの山を視界に納めるここが出来ます。






赤牛岳です。
水晶岳の隣にあるのに、
その構成される岩石は全く違ったものになります。





雄大な大きさを見せるのは
薬師岳です。




穂高連峰と槍ヶ岳





槍ヶ岳





黒部五郎岳





このカールが有名ですね。
また
黒部五郎小屋のご飯は
美味しいので有名です。




薬師岳の手前にある高原は
雲の平です。




雲の平山荘
沢山の自由な時間があるなら、ここで過ごすのも良いですが、ここまでいったら高天ヶ原で温泉浸かりたいとか、色々と欲もでてきちゃいます。





そうこうしてるうちに

声がハイマツから聴こえてきて
あら?

オコジョさんです。








今度は二本の木の間に







そして右側の木の上に
人間を怖がることなく、ちょろちょろと
走り回ってました。

それをみると、ほんとに人が来ないところなんだなって感じました。






イワツメクサ




さぁ、十分に堪能したら
双六小屋のテントを片付けて
下山しなければ!

しかし、ここまで来てるので、
来た巻き道をもどるのが一番早いのですが、勿体無いので中間道をいきます。


双六岳迄の稜線





この稜線歩きも素晴らしいです。
奥には笠ヶ岳が見えます




中間道に入り
コバイケイソウが一輪だけ咲いてました。





双六小屋の水源です。
この雪解け水が飲み水になります。





戻ってきました。

双六小屋で、山菜うどんと
飲み物はネクター(笑)

ビールとカレーにしたかったですが、
後から、カレーはくるので(笑)
山に登ってる人は
くる意味が分かりますよね(笑)






テントを撤収して
重い荷物でまた下山します。



稜線では、もうガスがでてきてしまってました。


弓折乗越まできて





左下には鏡平山荘が見えます。





鏡平山荘まで降りてくると
もう完全にガスの中です。


一応かき氷とネクターで
水分と糖分の摂取です。
かき氷は身体が一気に冷えました。



裏の鏡ケ池では
やはり、槍ヶ岳は雲の中です。
稜線だけ少し見えました。





その後、きっつい小池新道を降りてる途中でにわか雨でカッパを着たり脱いだりと、時間を取られながら下山。


ワサビ小屋では
念願のトマトとバナナをいただいて(笑)

地獄の林道歩きをしながら
駐車場に戻りました。

途中で何回も糞重いザックを捨ててやろうかと
思ったのはここだけの秘密です(笑)


駐車場から直ぐ下の
日帰り温泉で身体を綺麗にしてから、
道の駅で仮眠を取り

一般道で
松本~佐久~富岡~本庄~熊谷~栗橋~自宅と帰ってきました。

松本~佐久間の道の駅でまた仮眠をとりましたけど、朝には帰れました(笑)




この山行で、感じたのは
双六岳から先の自然は今まで経験した山の自然と全く違う世界でした。
人間を寄せ付けないとはこのことかと。
いや、最低限以外は人間が入って荒らしてはいけない自然なんだと思いましたね。


もう少し奥にいけばもっとそんな感じになるのでしょうか?

裏銀座や雲の平を
縦走されたかたの感想も聞きたいですね。