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来たれ50代!「同世代」とともに党を成長させたい 日本維新の会代表 馬場伸幸衆議院議員(PR)

2022/12/26

選挙ドットコム編集部

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大阪府の地域政党から始まった「日本維新の会」を立ち上げ、8月に3代目党代表に就任した馬場伸幸衆議院議員。日本大改革を掲げる第三極の政党トップとして、また、約30年にわたる議員生活を経て、これからを担う若手人材の育成の重要性に改めて目覚めたと言います。そのため、「同世代」の50~60代の政治参画を呼び掛けている馬場氏に政治の道に入った転機や、統一選に向けて求める人材像を伺いました。

ファミレスシェフから議員に転身 最初の目的は「社会勉強」 

選挙ドットコム編集部(以下、編集部):

政治の道に入ったのはいつですか。

馬場伸幸氏(以下、馬場氏):

社会人としての出だしは父親と同じ料理人です。高校卒業後に大手ファミレスチェーンの運営会社に入社し、店舗での皿洗いや掃除をこなしていく中で仕事の厳しさや顧客サービスの大切さを学びました。手に職をつけるためと働き始めましたが、3年ほど立つともっと社会勉強がしたいと考えるようになり、両親の営む和食店の常連さんからご縁をつないでもらい、21歳の時に元外務大臣の中山太郎先生の議員秘書になったのがきっかけです。

1993年の堺市議会議員補選に中山先生から背中を押してもらい立候補して当選。当時は自民党に所属し、6期19年市議会議員を務めました。

編集部:

日本維新の会の設立に参画する転機となったのは。

馬場氏:

元々所属していた自民党は、組織や団体、企業にバックアップしてもらっているがゆえにしがらみがあると感じていました。

市民のための政治を実現するには抜本的に変えなくてはと悩んでいた時、松井一郎さんが地域政党「大阪維新の会」を立ち上げて府内で支持を広げていました。維新の政策理念に深く共感し、松井さんとは信頼関係もあったことから維新に加わりました。そして、2012年衆議院議員選挙で政党が国政進出すると同時に、私も国会議員に転身しました。

編集部:

国政進出以降は、党要職を歴任して2代の党代表を支えてきました。

馬場氏:

初代代表の橋下徹は「ミスターデストロイヤー」。理屈なしにすべて破壊し、その後に改革の種をまいてきた。橋下を最も近くで支えた2代目の松井一郎は、野球で例えるなら、4番エース。全体を引っ張るリーダーシップを発揮していた。

この2人を引き合いにすれば、私の役回りは8番キャッチャーです。4番エースのような華々しさや知名度はないけれど、常に全体を見渡しながら、新たな改革を進めて維新を成長させていくことが与えられたミッションだと考えています。

議員生活30年 若手育成の大切さに目覚める

編集部:

8月に党代表に就任しましたが、党運営で大切にしていることを教えてください。

馬場氏:

私の党代表としての仕事の柱となっているのが人材育成です。

今年で57歳になり、議員としてはまだ「若手」に入るのかもしれませんが、これからの日本のことを考えれば次の時代を担う20~40代の人材育成こそ重要です。これは、維新のためというよりも、日本のために必要なこととも言えますが。

編集部:

若者の政治離れが懸念されていますが、どうアプローチしていきますか。

馬場氏:

そもそも、若者に政治への興味関心を持ってもらえないのは政治家の責任です。

今は自民党の一強多弱で政治が面白くない、特に若い人が見た時にワクワクドキドキしないのは大問題です。こうした中で、維新の断行してきた改革は興味や関心を引きやすい素材となっていると自負しています。大阪都構想の賛否を問う住民投票は2回とも投票率が60%を超え、一般的な地方選挙の水準を上回りました。この勢いで前例や常識にとらわれない政策を提案して、新しい気風を党の中に入れていきたいです。

編集部:

若手育成で大切だと考えることは何ですか。

馬場氏:

私自身が市議会議員時代に先輩議員からの「これからは若手の時代や。頑張ってもらわんと」といった言葉を真に受けて、実際に頑張ると冷や水を浴びせられたことが何度もありました。こうした経験から、若手育成には「任せる」ことが大事だと考えています。現在の党役員は若手を中心に構成しており、党運営や政策の決定権などの大事な権限と財源を渡していて、積極的に働いてくれるメンバーが増えてきました。また、人間的な信頼関係を作りやすいように、地方議員からの提案を党本部が受け入れるといった風通しの良い党運営も心がけています。

若手活躍のカギは50~60代の人材獲得

編集部:

若手の役員登用は理想的ですが、他党ではベテラン議員が務めるケースが多いです。政党の質を保つためにどのような仕組みを考えていますか。

馬場氏:

政策や党の運営方針は基本的には、役員が提案したことをベースに、最終的なチェックと責任を負うのは党代表としており、強力な布陣ができ上がりつつありますただ、若手のアイデアを日本の改革へ導くものに磨き上げるためには、人生経験が豊富な50~60代の人材の視点が不可欠だと考えています。来春の統一地方選では全国で600人の地方議員の誕生を目指しており、大阪以外の地方議員を倍増させたいと考えていますので、私と同世代の50~60代の皆さんにもぜひ挑戦していただきたいです。各年齢層を厚くして、政党の成長につなげることを目指します。

編集部:

党が求める人材像を教えてください。

馬場氏:

政治を自分の人生で何か成し遂げるための道具だと捉えられる人、日本全体を覆っている閉塞感を政治の力で打開するためのアイデアが浮かぶ人にはぜひ手を挙げてもらいたいです。

個人的には、次世代を担う若者の育成に貢献したいと熱意を持っている「同世代」の50~60代の方を特別お待ちしています。私たちが若い頃の高度経済成長期は将来に希望を抱きやすい時代でした。しかし、現代は物質的欲求がかなり満たされている反面、精神的欲求は満たされにくく、若者が夢や希望を持ちにくい状況です。こうした状況を政治の力で打開するため、同世代から党の人材育成に力を貸してほしいです。

「ベンチャー政党」の維新だからこそ、新人議員が即戦力として政治や社会にコミットできる点は、候補者にとって他党にはない醍醐味になると思います。また一方で、現在、地方議員は400人ですが、内訳は大阪府に250人、大阪府以外に150人。いかに地方組織が脆弱かはっきりとわかる数字です。統一地方選では維新スピリッツを全国に広げていきたいです。

編集部:

最後に、立候補を検討している人にメッセージをお願いします。

馬場氏:

日本維新の会は今年でちょうど10年目を迎えました。いわゆる「第三極」の国政政党として歴代最長記録を更新しようとしています。国政議席は衆参合わせて61の政党となりました。まだまだ少ないですが、議員の質がレベルアップしており、国政での実績も積み上がってきました。

近いうちに国会にて、人口減少社会の進行や経済情勢の不安定化を踏まえた新たな日本の国家像を示すための法案を、超党派で提出する予定です。現政権には物価高騰や脱炭素化など多くの問題が一挙に国民に押し寄せている中で、大局観に欠けていますから。わが党は前例や慣習に縛られることなく一致団結して改革に取り組んでおり、「何をしだすかわからん」と永田町では恐れられる存在になってきました。

維新が改革保守政党として成長するためには、皆さんの力が必要です。ぜひ、挑戦をお待ちしています。

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『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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