ー 久蔵千恵/リアルサウンド音楽 編集長 ー
入社後に感じたのは、任せられる裁量の大きさ
エンターテインメントに親しむ環境で育ち、将来は音楽関係の仕事に就きたいと考えていました。大学時代にメディアについて学ぶなかで、インターネットと音楽の関わりに興味を持ち、インターンから着うた配信会社に入社。実際に働くうえで音楽業界の現場についての理解を深めたいという思いが強くなり、翌年コンサートプロモーターの会社へ。約5年間新規事業のチームで働きました。その後、インターネット企業での編集職を経て、2015年、右肩上がりの成長を始めていたblueprintに入社。これまでのキャリアを生かしながら新しいことに挑戦できるリアルサウンドの仕事に行き着きました。
音楽媒体での仕事は未経験だった私ですが、入社してまず感じたのは早くからさまざまな仕事を任せてもらえるということでした。言われたことをやるのではなく、自ら考え、行動に移す。リアルサウンドの編集者はその裁量が大きくやりがいを感じました。同時にスピーディに物事が進行するため、走りながら新しいことを次々学んでいくような大変さはありましたが、一つひとつの経験が年月を重ねる上で自信につながっていきました。
編集長として“仕組みづくり”にやりがい
入社当初は少人数だったこともあり、個人が独立して動くのが基本でしたが、年々スタッフが増えていくなかで、チームを成長させていくことに今は新たなやりがいを感じています。個人で発揮していた力を集約して、よりよい企画を実現していく。リアルサウンドではテーマを絞って深く掘り下げる「特集」にも力を入れており、ディスカッションもより深いものになってきています。リアルサウンドが音楽シーンを盛り上げる一翼を担い、業界に貢献できるメディアだと胸を張れるよう、日々尽力しているところです。
編集部のスタッフには、興味・関心の幅を限定してほしくないという思いがあります。私自身、リアルサウンドに携わるようになってから、これまで以上に多種多様な音楽に出会い、新たな価値観が生まれたように思います。俯瞰の視点を持ちつつ、あらゆる物事を自分ごととして楽しめるかどうかが、とても大切な要素です。読者に対しても、記事を通して新たな気づきを得ていただけるような発見のあるメディアでありたいと考えています。
音楽のみならずエンタメ好きな方大歓迎
blueprintのオフィスは渋谷・道玄坂にあります。徒歩圏内にはライブハウスがいくつもあり、音楽の仕事をする上では移動も便利です。社員は穏やかでユニークな一面を持っている人が多く、日頃のコミュニケーションのなかから生まれる企画も少なくありません。音楽のみならず、エンターテインメントが好きという方であれば、楽しく働ける環境にあると思います。