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この手の昨今流行りのパフォーマンス、いかにも「海外意識高い系」の暴走に見えるのだが、どうも実態にさらに薄暗いものが潜んでいるとも言われているのな。 それは「スクールカースト下位者の逆襲」・・・
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AFPBB News
@afpbbcom
今度はミイラ展で温暖化抗議 コカ・コーラを批判 スペイン
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返信先: さん
スクールカースト・・・日本ではよく言われているこれだが、海外、特に欧米圏では社会問題となっている。 学生時代のヒエラルキーが、時に悪質かつ陰湿な、人生の大きな障害となっているという。
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欧米社会におけるスクールカースト最上位は、「美女かマッチョ」、要は「アメフト部とチアガール部」そのトップの取り巻きからその取り巻きの取り巻きに下がっていき、彼らとなんとか「お付き合い」できるのが、ボンボンの家の子。
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要は、「ドラえもん」で言えば、しずかと出来杉が頂点で、スネ夫はなんとか数段下で相手してもらえるという具合。 ジャイアンとなると、階層外の人間。 のび太はというと、上記の三人を勝ち組とするなら、負け組に類され、「同じ人間」扱いもいされない。
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この学生時代のヒエラルキー、等の海外では「カーストではない派閥にすぎない」とも言われるが、学校の派閥が、そのままその後の人生の構図を決める。 極端な例だが「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、学生時代の関係がそのまま続き、間抜け扱いされているマーティーの父などがいい例だろう。
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ただこの、負け組層でも、グラデーションは異なる。 負け組(ルーザー)と呼ばれる者たちの中には、ナード・・・いわゆるオタクや、サブカルマニアなども含まれる。奇人変人と類される者たちだ。
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彼らは確かに、学校内の基準では下に見られるが、自分独自の世界を見つけ、校外のコミュニティを見つける。 その上で新たな自分の才能を発揮できる機会を得る。 海外において「ナード(オタク)をバカにしてはいけない」という言説が生まれるのは、そういった背景があるからだ。
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独自のコミュニティと独自の同志を見つける彼らは、既存のヒエラルキーに囚われないからこそ、新たな発想や発明を生み出し、時に上位に逆転する者さえ現れる。 それこそ昨今大暴れのこの人物などその良例だろう。
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それこそ「ドラえもん」で言うならば、ジャイアンでもスネ夫でも、それどころか出来杉でもできないことを、のび太が果たすように・・・彼は世間的には負け組だが、ドラえもんという友がいるからだ。 学校の”外”に自分の世界を、持っている。
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で、今回挙げられる「彼ら」は、のび太ではない、ましてやしずかや出来杉ではない。ジャイアンですら無い。 上位には位置しないが、下位の最下層でもない。 勝者にもなれないが、ナードにもなれない。 ボンボンでもなく、不良になるほどでもない・・・そう、「やすおとはるお」ポジの者たち。
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容姿が優れているわけでも、マッチョなわけでもない。 学力に優れているわけでも、カリスマ的な人間性を持っているわけでもない。金持ちの家の生まれでもなく、腕っぷしが強いわけでもなく、オタクになるほどなにかに熱中しているわけでもない・・・そんな者たち。
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海外のこの手の問題を語る際、出てくるのが「プロム」である。学校主催のダンスパーティー。 このパーティーで、宴の中心に立つか、少なくとも恋人連れでなければ、壁の花としてぬるくなった酒を舐める人生が、卒業後も決してしまう。
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僕らのクラスのリーダーを中心に、取り巻きとその取り巻きで、弾かれた外郭にいる者たち。 オタクや不良は最初からそんなところに行かない。 彼らには無理してそんなところに入らなくても、学校外の世界で楽しくやれる。
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「学校内にしか居場所はないが、低い」そんな「下の上」な者たち。「オタクや不良よりはマシ」という消去法でしか自分を価値付けることができない者たちが、時に抑圧の果てに暴走するというのは、意外と多い。
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実際、米国などで多発している「校内銃乱射事件」などは、これらのスクールカーストが原因となっている。 その事件の中に一つでは犯人はこう叫んだという、 「ジョックどもは全員立て!」 ジョックとは、カースト最上位の男子生徒を示す言葉である。
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まともな方法で階級社会を覆すことができない。 能力や個性や才覚や、学校外のコネクションも得られない、それが学生時代に「決してしまう」者たちが、一発逆転で、「簡単な暴力」に手を伸ばす・・・この問題の根が深いからこそ、多発している。 ちなみに2021年だけで、698件である。
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しかし、当たり前だが、こんな凶行に走るのは一部の一部である。とはいえ、抑圧下にいるのは違いない。 彼らはなんとかして、別の方法で、自分たちの階層を覆す手段を模索する。 その彼らの前に現れた、「わかりやすい方法」が、昨今の過激な社会運動ではないか、と。
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本来なら自分たちの「上」にいる、美女やマッチョ、金持ちや優等生たちに、凡庸な自分が、 「お前たちは間違っている!」といえる。 彼らが根拠とし、自分が従属していた、階級階層の構造そのものを否定できるのだから、これほどすばらしいものはない。
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名画でも文化遺産でもいい。 自分たちの「上位」とされている者たちが大切にしている権威を汚すことで、彼らよりも「上」になったと感激する。 また同時に、ヒエラルキーというものは、下に行くほど多い。
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そういった階層の者たちはどうしても多くなる。 分母が多ければ、「そういう選択」をする数も増える。 彼らはそこで、「その他大勢」ではなく、「目覚めた同志」という仲間と連帯感、「あいつらより俺たちの方が優れている」という選民の快楽まで得る。
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ここまで述べて、浮かんだ言葉は「カルトじゃねぇか」だと思う。実際、構図としてはカルト宗教のそれと変わらない。というか、本来は彼らは、昔ならば宗教が救っていた者たちなのだ。
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宗教において多くある。 「虐げられているあなた達こそ正しいのです。神様は見てらっしゃいます。いずれ必ず裁きは訪れ、あなた達は救われ、愚か者共は罰されるでしょう」 どこの宗教でも大なり小なりあるものです。
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昔ならそれで耐えられたんです。 今はだめでも、死後に救いがあると、信じることで、救われた。 だがその宗教が力を失ったことで、寄辺をなくなった者たちがすがったのが、「美しいイデオロギー」なのかもしれません。
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だから彼らには批判は通じませんし、非難は却って油を注ぎます。 聖書物語でいちばん人気なのは「ノアの箱舟」です。 「正しいノアが、バカにされながら作った方舟が、ノアたち”だけ”を救う」物語です。
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本当に世界を変えるために必要な、天才的な発明もできない、新技術に投資する金もない、政治家になって人を動かす才覚も人気もない、一芸を磨き発言力を上げる根性もない。 そんな者たちが手に取れたのはトマトスープの缶詰程度。それでお手軽に聖者になったつもりなのでしょう。
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毎年何万ドルという大金を寄付し、彼らの活動を支援しているこの女性、祖父は石油王と呼ばれた人物なのですが、歴史上まれに見る「ケチ」だったことで有名です。例えば「広大な屋敷の中に公衆電話を作った」などがあります。どういうことかというと・・・
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屋敷で働く使用人や客人が、私用で電話を使えば、使用料を自分が払わなければならない。 だから、「自分の電話代は自分で払え」と、わざわざ公衆電話を自宅内に作らせたのです。 世界有数の金持ちが、です。
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この石油王のエピソードで有名なのは、「自分の孫が誘拐された」にもかかわらず、なんと「身代金を値切った」というものです。 件の女性はその孫ではありませんが、自分の兄弟にされた、祖父の悪辣な行為は、彼女に与えた影響は小さなものではないでしょう。
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そんな石油王の祖父が、金を惜しまなかったのが、美術品です。彼が作った美術館は、世界有数の収蔵量を誇ると言われています。 孫の命すら値切った男が、金に糸目を欠けなかったのは、芸術という権威だったわけです。
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そんな男の孫娘が大金を寄付している集団がやっているのが、芸術作品へのトマトスープです・・・なんでしょう、皮肉な、そして滑稽な、だが笑えない構図を感じてしまうのは、私だけでしょうか?
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