市内「最古」のコンビニが閉店 人の流れも変わり…小諸市

28日に閉店した小諸市初のコンビニ

 小諸市荒町の旧北国街道沿いにあるセブン―イレブン小諸店が28日、閉店した。市内初のコンビニで、45年近く市民らに親しまれてきた。高校1年生からアルバイトで同店で働き始め、2006年に経営を継いだ斉藤賢二さん(47)は「この店の全部が思い出。悔しいし寂しいが、お客さんに感謝したい」と語った。

 店と同じ建物に入る不動産業「丸五商店」が1978(昭和53)年に出店。周囲に八十二銀行小諸支店や学習塾、市役所などがある街なかで、丸五商店社長の小山久子さん(85)によると、開店当初はレジから飲料用冷蔵庫まで客でつながるほど混雑した。売り上げは県内セブン―イレブンで上位だったという。

 だが、駐車場が小さく、坂道だったり、少しずつ人の流れが変わったりして売り上げが減少。斉藤さんは店を畳み…

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